※ この記事はかなり長めです。お時間のある時にご覧いただければと思います。
異変を感じたのは4月10日だったか。
記事をアップしていない日なのにアクセスが100を超えたのである。
これまでは記事をアップした日には100を超えることがあったが、それ以外の日は50(~良くて70)くらいだった。
記事のアップ日以外のアクセスは、アップされた日には忙しくてブログをチェックしなかった方が、後日読んでくれているのだろうな…とか考えていた。
そこから、状況がどんどん変わっていくとは夢にも思わず…。
- 異変は続く…
- 個別記事 アップ日のアクセス状況
- アクセス元の解析
- Twitterからの流入も増えてきた!
- Google検索からの人気記事紹介
- 「資産記事」と「消耗記事」
- ブログのコンセプトと需要の関係
- ホームページは、すべてのページが入り口!
- 「特化ブログ」と「雑記ブログ」
- おわりに
異変は続く…
だが、2日後の4/12も、アップしていない日なのにまた100を超える。
この日は日曜日だったということと、コロナによる外出自粛の影響で、家で暇を持て余してしている人が多かったのだろうか? と、このときは考えた。
アクセス元の急変(Google検索の急増)
アクセス数だけでなく、今まで気にしていなかったアクセス元の傾向で、Google検索からの割合がぐっと増えていた。
それまでずっと40%くらいを占めていて圧倒的だった「はてなブログからのアクセス」が減り、代わりに10%強くらいだった「Google検索からの割合」が20%以上に増えている。
「はてなブログからのアクセス」は、要するに主に読者登録等をしてくれている方々が、新着のお知らせ等からアクセスしてくれているということだ。だから記事をアップした日には「購読中のブログ」からのアクセスが多くなり、アップしていない日には減る。
これはもしかすると「ブログは初めの3ヶ月、頑張って続けろ!」と言われている通り、Googleからの評価が3ヶ月(この時点では2ヶ月半くらいだが)経ったことにより高まってきて、検索順位が上がったりしているのではないだろうか?
はてなスター数とアクセス数の関係
そういえば、以前はアクセス数が増えたときには、ほとんど必ずはてなスターも一緒に増えていた(「〇〇さんが☆をつけました」の通知が来ていた)が、最近はアクセス数が増えているのにスターはつかない、ということが多くなった。
読者登録して下さっている方(主にはてなブログで書いている方)がアクセスした場合、たいていの場合は「読んだよ」の印のような形でスターを残していくことが多いと思う。
しかし一般の検索やブラウザのブックマークなどから来た人(はてなにログインしていない人)は、はてなスターを残さないだろうから、それらの読者の方が増えているということではないだろうか?
※ はてなにログインしている人が「一応読んだものの、あまりにひどい記事なのでスターを残すことすらしたくなかった」という可能性もわずかにあるが…。それは考えたくないのでスルーすることにする(笑)。
Googleアナリティクスを見ても、direct/none や Google/organic が多くなっている。
Googleサーチコンソールも、4月9日以前は一日の検索クリック数が0~5くらい(表示回数は30回くらい)だったのが、4月11日にはいきなりクリック数12、表示回数は135回に急増していた(現在でも増え続けている)。
4月13日、一気に逆転!
下の画像は、4月13日の朝7時、夕方17時、夜21時のアクセス解析である。
一日のうちにみるみるGoogleの割合が上がり、トップに立っている。
※ Googleがトップになった、と言っても、3位のYahoo!検索と合わせれば、実はとっくに検索からのアクセスが1位だったのだが…(笑)。
その後、Yahoo!検索も2位になる。
2位のYahoo!検索と3位のはてなブログの順位はしばらく一進一退。
記事をアップした日には、(当たり前だが)はてなブログからのアクセスが増えて順位が上がるが、その後また下がってYahoo!検索が2位になるという感じ。
全体的に検索からのアクセスが増えてきた要因としては、
・Googleの検索順位が上がった?
・コロナによる自粛の影響で、ネットのいろいろなページを検索して見る人が増えた。
といったところか?
おそらく両者の合わせ技ではないだろうかと思われる。
個別記事 アップ日のアクセス状況
5月3日、オリビア・ローズ・オースチンの開花の記事で過去最高、300超えの313。
やはりバラの記事は強い!
コロナによる外出自粛の影響で、連休初日でも自宅にいる人が増えたことも一因か。
5月5日、自粛中のGWで時間があったこともあり、アジュガの記事を1日で2本アップした。その結果、さらに最高の384。
2本の記事の合わせ技なので、単独で313のオリビアの日と単純には比較できないが、過去最高を更新して嬉しい気持ち。
オリビアの記事同様、やはり自粛中で連休の中日でも時間を持て余している人が多かったことも影響が大きいと思われる。
ちょうど日をまたいだ0時台を合わせるとおよそ400なので、アジュガの記事1本あたり200というところか。
ブログを始めたばかりの頃、書き溜めしていた記事をまとめてアップしていたときを除き、初の一日2本投稿だった。
これによって、(質を落とさずに)更新頻度を上げればアクセスは増えそうだ、ということは分かったが、まあ無理ですね(笑)。
毎日更新も無理(笑)!
頑張りすぎると続かないので、これまで通り2〜3日に1回程度の更新を目指していこうと思う。
(突発的に短めの記事をアップしたりすることはあるだろうが…。)
上のようには書いたものの…
これまでは「はてなブログからのアクセス」が大半だったので「ある記事に対するその日のアクセス状況」という分析に意味があった。
なぜなら、はてなブログからのアクセスの場合、「購読中のブログ」や、ガーデニングカテゴリのページの新着表示などでブログの更新を認識して、タイトルや序文などを見てクリックするかどうかを決めると思われるからである。
しかし、検索やブラウザのブックマークからのアクセスが多くを占めるようになってきた現在(※この記事のアップ直前では検索からが60%弱)では「アップした記事と、その日のアクセス数」という分析にはあまり意味がなくなってきているようにも思う。
ブックマークから直接飛んでくる場合には、「記事が更新されているか」を確認してからブログを訪れることはあまりないと考えられるからである。
また検索によるアクセスの場合は、当然検索で出てきた記事に直接飛ぶのだから、アクセス数が増えていても、必ずしも最新記事を読んでいるとは限らないだろう。
実際、記事をアップした日よりもアップしていない日の方が多いという状況もしばしば見られ、今後は記事をアップした日にアクセスが多くても、「その日の記事の評判が良かったかどうか」の指標にはなりづらいということになる。
アップ日とアクセス数の関係
下の画像は、アップ日とアクセス数の関係を示したものである。
4月9日以前は、アップした日(赤矢印)と、していない日の違いが実にわかりやすい。
赤線より右が、異変を感じた4月10日以降。
明らかにグラフの傾向が変わっていて、アップしていない日にも100を超えるようになっている。
この傾向はさらに続き、5月上旬の現在では、アップした日かどうかにかかわらず、およそ200アクセスくらいになっている。
とはいえ現在でも、記事のアップ日にはほとんどの場合、アップしていない日よりもアクセス数が確実に多くはなるのはもちろんである。
※ 「購読中のブログ」などからのアクセスと思われます。いつもお読み頂いて、ありがとうございます!
アクセス元の解析
ある日のアクセス解析にはGoogle検索からの流入が33%、Yahoo!検索からは17%、はてなブログ等からは16%、などと載っている。
これを全部足したら何%になるだろう? と考えてやってみた。
33+17+16+9+…… = 83%?
全部足しても100%にならない! なぜ?
1%以下で表示されないと思われるものがちょこちょこ足されたとしても、少なすぎる…。
不思議に思ってGoogleアナリティクスを見ると、direct/none が25%になっている。
directということは、ブラウザ等にブックマークして、直接飛んできてくれているということだろう。
noneというのは調べてみたところ、アクセス元不明の場合などがここに含まれそうだ。
それを足すと100%を超えてしまうが、はてなのアクセス解析には数値で出ているアクセス元のいくらかが「アクセス元不明」と分類されている可能性もありそうなので、ダブルでカウントされているのかもしれない。
また、はてなブログのアクセス解析は簡易的なものらしく、誤差もあるだろう。
※ あと、はてなブログの「アクセス数」は、「ブログに訪れた回数」そのものではなく、例えばある記事を見て、関連記事等から他の記事も読んだ場合はそちらもカウントされるらしいので、実際にブログを訪れた人数よりは多めになるようだ。
とはいえ、アナリティクスを見ている限りでは、ほとんどの人が1ページだけの閲覧のようなので、大きくずれることはなさそうだが。
初めてこのブログを知ってアクセスした人が、ついでに他の記事も読んでみることがときどきある程度で、おそらくほとんどの人は知りたい情報を得たらブログを離脱する、またはブラウザにブックマークしている方は、他の興味ある記事は既に読み終わっていて、新着記事だけチェックする、という感じなのだろう。
Twitterからの流入も増えてきた!
3月末から、Twitterも始めてみた。
そちらでは主に、
・ブログの記事にするほどではない小さめの話題
・いずれはブログにまとめることになるかもしれない日々の記録と、その日のリアルタイムな感想
・ブログの更新通知
を書き込んでいる。
そちらはそちらで、アメブロや楽天ブログなどの他のブログサービスでガーデニングブログを書かれている方や、ブログは書いていないがガーデニングに興味がある方などとの交流がいくらかできてきている。
アクセス割合も10%くらいになっており、Twitterからの流入がかなり上がってきているのがわかる。
Google検索からの人気記事紹介
1位 グランドカバー⑦〜番外編 グランドカバー同士の争い
複数のグランドカバーを植えたとき、境界線上でどのような戦いが起こるか、どれかが他を駆逐してしまうのか、それとも混ざらずにそれぞれの領域を守れるのか、などについて書いた記事。
複数のグランドカバーを同時に植えたときの記事は、確かに検索しても他にあまり見つからなかったので、興味を引くことができたか?
「グランドカバー 争い」で検索すると、上位に表示される。
2位 グランドカバー②〜リシマキア・ヌンムラリア・オーレア成長記録
タイトル通り、グランドカバーのリシマキア・ヌンムラリア・オーレアが爆発的に繁殖して、黄緑色のじゅうたんのように面で覆うまでを書いたもの。
どのくらいのスピードで面で覆ってくれるのかを知りたくて、自分も植える前に相当いろいろなブログをあさったことが思い出される。
この記事もグランドカバーについて考えている方の指針の一つになれれば嬉しく思う。
「リシマキア 成長」などのワードで検索すると上位に表示される。
3位 ブログトップ
ブログトップが検索に出ているということは、「ブラウザのブックマークなどに入れてはいないが、ときどきブログタイトルで検索して読む」方がいるということか?
または、「ガーデニング 週末」などのワードで検索して出てきた結果をクリックしてくれているのかもしれない。
4位 庭整備⑤~庭に砂利道をつくる!
これはわりと予想通り。
Googleの方針として、「何かに困ったり迷ったりしている人が検索して、それを解決できる記事」を評価する傾向にあるらしい。
この記事はまさに、「庭に砂利道をつくってみたいんだけど…」という人に、そのやり方を提供できる内容だろう(素人の雑な作業なので、本当に参考になっているかは不明だが(笑))。
「庭 砂利道 つくる」で検索すると上位に表示される。
5位 青紫色の花が無数に! ベロニカ・オックスフォードブルー
これは他の記事とは違い、どうやったら検索で上位表示されるのかわからなかった。オックスフォードブルーは人気の植物なのでそもそも検索する人数自体が多く、結果として下位表示でもクリックされる機会が多かったのかもしれない。
以下、6位以降はクローバー成長記録、サルビアネモローサ・カラドンナ、イベリス・ブライダルブーケ、タイム・ロンギカウリス成長記録……と続く。
特筆すべきは、掲載されていた19項目中、何とグランドカバー関連が8記事ランクインしている。地味な記事ばかりである(笑)。
ただ、確かに他のブログ等を見ていても、これだけたくさんの種類のグランドカバーを「実際に育ててみた結果」について書かれているものはほとんどないかもしれない。
グランドカバーをどれか一つに決められず、結局何種類も買ってしまった優柔不断な性格が功を奏したか?(笑)
記事を書く上で、ニッチを突くことの重要性を示しているとも言えそうだ。
過去記事のリライトの必要性
アクセスを安定させていくには、過去に書いた記事を書きっぱなしではなく、適切にリライトすることも大事だといろいろなところで見かける。
実際、上記のアクセス数上位の記事はほとんどが初期に書いたものである(公開してから期間が長いので、その分読まれている数が多いということもあるだろうが)。
改めてそれらの記事を読んでみると、例えば見出しや改行、段落分けもなくダラダラと書かれていたり、強調したいところが太字になっていなかったりと、かなり読みにくい(最近は調子に乗って太字が多すぎる感じもするが…(笑))。
新しい記事も書きたいのでなかなか手が回らないところでもあるが、検索で飛んできてくれた読者の方をがっかりさせないためにも、少しずつ過去記事のリライトも進めていきたい。まずは見出しや強調の太字をつける程度でも…。
「資産記事」と「消耗記事」
ブログの記事を書くときは、「資産記事」と「消耗記事」を意識して書いている。
「資産記事」 … 記事作成から時間が経っても、検索から飛んできたような人に有用な情報が提供できる記事。
「消耗記事」 … 「その年のその時」に価値があるような記事。政治的なニュースや、芸能関係の速報なども含まれるか。
このブログで言えば、「資産記事」は個別の植物の成長記録。
例えば「ベロニカ・オックスフォードブルーってどんな植物なんだろう? 初心者でも育てられるかな?」とか思った人がGoogleで検索して、育て方や実際に育てたらどのくらい広がるのかな? などの情報が得られるような記事である。
ある特定の植物の栽培記録は、大幅な気候変動でもない限り、何年経っても検索需要に耐えられると思われる。
「消耗記事」は、主なテーマが植物なのでそれほどは書いていないが、「昨日の大雪で植物たちも寒そうです」とか「庭を見回っていたら、今年もいろいろな植物の芽が出ているのを見つけましたよ!」とか「先日公園を散歩していたらいろいろな花に出会いました!」のような記事は、その時を過ぎたら価値が下がってくると思われる。
とはいえ、雪が降った後の植物の姿の話は耐寒性の高さなどを推測することができるし、どの植物がどのくらいの時期に芽が出てきたのか、というのも一応は記録として意味があるだろうが。
このあたりは、園芸・植物という、基本的に「毎年同じような出来事を繰り返す」テーマなので救われている部分が大きい。例えば芸能人のゴシップ記事などのような完全な「消耗記事」になるものが少ないように思う。
「資産記事」と「消耗記事」、どちらがよくてどちらが悪い、というものではなく、書く人やブログの性格によってどちらを重視していくか、ということだと思う。
ブログのコンセプトと需要の関係
このブログは「初心者向けのガーデニング情報」「1年目の自分に向けたプレゼント」というコンセプトで書いている。
平たく言えば、1年目の自分が「こんなブログがあってよかった!」と思えるようなブログを目指している。
園芸という文化が廃れない限り、常に毎年初心者は流入してくるので、それらの方々の羅針盤の一つになれればと思う。
(たかが2年目の園芸初心者が偉そうですが…(笑))
読者のボリュームとしても、ガーデニングの「初心者」>「中級者」>「上級者」であろう。
どんな分野でも(例えばスキーとかカメラとか)、初心者は毎年新しく流入してくるから一定のアクセスは期待できる。
長年続けた趣味でも、別に上級者を目指さずに毎年簡単な植物(パンジーとか)を植え続けて楽しんでもいいので、この層に留まり続ける人もいる。
中級者以降になると、そもそも初心者の段階でやめてしまう人もいるだろうから、人数はぐっと減るだろう。
多少は中級者の方の需要にも耐えるような記事を書いていこうとも思うが、このブログでは飽き足らない、と思った方は、どんどん卒業(というのも変ですが)していって頂いてもいいと思う。
また、中級者でも、メインの難しい植物だけでなくその周りを飾る「育てやすい植物」の需要はあるだろう。
その意味では、「初心者向けの植物」という需要は消えないということになる。
このブログのひそかな目標として、「ガーデニング 初心者」で検索したときにブログのトップページが(一番上とまでは言わないまでも)比較的上位に表示されるということが挙げられる。
(今はまだ、40ページくらいさかのぼっても影も形もありませんが…(笑))
ちなみに「ガーデニング ズボラ」や「ガーデニング 週末」で検索すると、1ページ目に表示される。
が、こんなワードで検索する人いるのだろうか…(笑)?
ホームページは、すべてのページが入り口!
上で書いたように、「ガーデニング 初心者」のワードで検索していても、トップページが影も形も現れてこないので、ちょっとがっかりしていた。
しかし、サイト・ブログ運営関係の記事をいくつか読んでいたら、複数のサイトで「ブログは、すべてのページが入り口である!」というような記述に出会った。
いくつかのサイトに書かれていたことをまとめると、
・本は、本屋に並べられているときは「表紙」「背表紙」くらいしか読者に訴えかける要素がなく、本を手に取ってもらえるかどうかを決めるのはタイトルや帯(あとはポップとか)くらい。
しかも初めの数ページを見て「必要な情報がないな」と思われてしまえばそこまでである。その本の例えば135ページ目にすごくいいコンテンツがあっても見てもらえないままである。
・ブログやサイトは、例えば「ベロニカオックスフォードブルー 育て方」とか「クローバー 株分けのやり方」などのワードで検索して飛んでくるので、本で言えばすべてのページが開かれて本屋に並んでいる状態である。
読者は本で言えば147ページにいきなりアクセスして、その後、興味があれば関連記事などから5ページ目に行ったり258ページ目に行ったりして読んでいく。初めから順番に読んでいくのではない。
というようなことが書かれていた。
正直言って、ブログのトップページが上位表示されることばかりを考えていた自分にとっては、目から鱗が落ちるようだった。
20代くらいまでは情報源として「本」がメインだった世代なので、ブログも「まずトップページからアクセスされて、詳細を求めてカテゴリ等(本で言えば目次にあたる)から、興味があるページを読んでいく」というように考えていたのである。
しかし、自分の行動で振り返ってみれば明らかである。
自分がブラウザにブックマークしているようなサイトは、初めは何かを調べていてそのページに行きつき「他の記事も結構興味があるな」「これから追加される記事も読んでみたいな」と思ってトップページをブックマークして、そこからは定期的に新着記事をチェックする、という流れになっている。
自分の行動を思い返せば当たり前のことなのに、固定観念というのは厄介なものである。
どこのページから入った読者の方も、「他の記事も読んでみたいな」と思ってもらえるよう、なるべくすべてのページを充実させていく必要があるだろう。
「特化ブログ」と「雑記ブログ」
ブログを書き始めてしばらくしてから、「特化ブログ」と「雑記ブログ」という分類を知った。
このブログのように、植物のことばかり書いているようなブログは「特化ブログ」であり、日々の日記とかおすすめ商品の紹介とか、特に分野を特定せずに何でも書かれているブログは「雑記ブログ」というらしい。
※完全に雑多な記事構成にするのではなく、その中間くらい(主に3~4個のテーマに絞って書かれている)のブログにする、という手もあるようだ。
ブログを始めた目的が、上述のように「初心者向けのガーデニング情報を提供したい」だったので、そもそもそれ以外の分野について書くことを考えてもいなかった。
結果として「特化ブログ」に分類されるブログだったということである。
特化ブログと雑記ブログには、それぞれメリット・デメリットがあるらしい。
私見も混ぜて書くと……
特化ブログ
メリット
・特定のテーマに絞って書かれているので、その分野に興味がある人の「固定ファン」が付きやすい。
・ブラウザ等のブックマーク(お気に入り)などにも入れてもらいやすいのではないか? もともとその分野に興味がある人が読むし、テーマによっては一度書いた記事の価値が何年も続く(上述の「資産記事」)。アクセス数なども安定しやすい。
・このブログで言えば、「確かリシマキアの成長記録がこのブログに書いてあったな」とか思い出してもらえれば、しばらく読んでいなかった人も再び久しぶりに訪れてくれたりもするだろう。
・自分が書く文章自体があまり気に入られなくても、多少役に立つ情報が多く含まれていれば、そこそこアクセスも増えるだろう。
デメリット
・テーマが絞られているので、ネタ切れを起こしやすい。
このブログも、今2〜3日に一回程度更新できているのは、昨年1年間ガーデニングを続けたことによるネタのストックがあるからである(ブログを書くために1年間ネタをストックしたわけではなく、あくまでも結果としてストックしたことになっただけであるが)。
雑記ブログ
メリット
・テーマが決まっていないので、何でも記事にできる。自分の周りの出来事、日々のニュースやおすすめ商品など、気になったことをどんどん記事にしていけば、ネタ切れは起こりにくい。
・「固定ファン」が付くかどうかは、その人や記事の魅力に大きく依存すると思われる。ブログとして成功すれば、特化ブログよりも圧倒的に幅広い層からの支持が得られる。「この人が書く記事なら、何でも読んでみたい」と思わせられれば読者自身も想像していなかったような新しい世界を知ることができるような、そんなブログにもできるかもしれない。
・このブログの場合、ある程度ガーデニングや花などに興味がある人しか読まないから、その人の潜在的な興味を掘り起こすようなことにはつながらないと思われる。雑記ブログだと、もともとは映画に興味があってそのブログを読んだが、他の記事を読んでいるうちに株や投資などにも興味が出てきた、のようなことも起こり得る。
デメリット
・時事的な記事などは上述の「消耗記事」になりやすい。
・ファンをつなぎ留めておく必要性から、ある程度頻繁に記事を更新する必要があるのではないか?
・また、上述の「メリット」が、そのまま裏返したデメリットにもなり得る。
その人の文章や着眼点に興味を持ってもらえなければ、全く読んでもらえない可能性もある。
・時事的な記事はスピードが命なので、急いで記事を作成する必要がある。
自分はできそうにないが、特化ブログも雑記ブログも、ともにメリット・デメリットがあるようなので、その中間くらいの「主に3~4個のテーマ中心に記事を書いていく」スタイルだと、両者のいいとこ取りができるのではないだろうか(例えば「子育て」と「家具」と「庭の整備」とか)。
おわりに
ブログを始めてまだ3ヶ月なのに、偉そうにブログ論のようなことまで書いてしまった。
ただ、開始3ヶ月で「自分なりには上出来かな、そこそこ軌道に乗ってきたかな」と思えるような状態になってきた人間が、ブログに対してどのような想い、考え方をこの時点で持っているのか、ということを記録しておくことは、後から始めた人の指針に多少はなり得るかと思い、この記事を書くことにした。
以上、長々と書いてきたが、アクセス急増の一因として、在宅でもできる趣味ということで、家庭菜園を含めたガーデニングブームが来ている、という可能性も考えられる。
もしそうだとすれば、今後ガーデニングの裾野が広がり、アクセスもさらに安定してくることも考えられるが……さすがにそれは希望的観測が過ぎるだろうか(笑)。
(最後にお礼)
とても長い文章をここまで読んで頂いてありがとうございました。
いつもはてなブックマーク、スター等をつけて頂いている皆様、ブログ村のバナーを押してくださっている皆様、そしてそれ以外も含めたすべての読者の皆様、ありがとうございます。すべて励みになっています。
つたない文章ですが、これからも記事を読んで頂ければ幸いです。
今後もよろしくお願いいたします。