先日記事にしたオリビア・ローズ・オースチンに続き、ローズ・ポンパドゥールもついに開花!
昨年は8月に購入したので、春の1番花どころか、2番花も見られていない。
枝が長めに伸びるため、フェンスでの誘引にも挑戦してみたので、小型のつるバラとしての力を存分に発揮してほしいと思う。
四季咲き性が高く、耐病性も比較的高いのでガーデニング・バラ栽培初心者向き。
ローズ・ポンパドゥールの特徴と育て方
過去記事に詳しく書いたので簡単に。
・フランス・デルバールのバラ。
・最大の特徴は、強い香りと花もちの両立。花もちは気温にもよるが7日くらい。ブドウのような強い香りが辺りに漂う。
・耐病性が比較的高く、昨年はほぼ無農薬。一時アブラムシが多めに発生したときに少しスプレーをかけた程度。黒星病はそこそこ出るので、地植えなら多少薬剤散布した方がいいかも。
※ あと、株元にコガネムシの幼虫を発見したときに、念のためオルトランDXをパラパラまいてみたことがあった。
・半つるバラ(シュラブ)に分類されるが、かなり長めに枝が伸びるので、小型のつるバラとしても使える。その反面、強剪定にも耐えるので、鉢栽培も可能。
・四季咲き性がとても高い。昨年は正月にも咲いていた。
・個人的にはほとんど欠点が見つからない。強いて言えば、「ポンパドゥール」とキーボードで打つときに少々めんどくさい、というくらいか(笑)。
芽吹き〜開花までの記録
剪定後、芽吹いて葉に包まれるまでの様子の詳細は過去記事参照。
2月上旬
剪定および寒肥・誘引を済ませた状態。
オリビアと違い、冬になっても葉を落とさず、いかにも「休眠」という感じにならないので、葉をむしって1週間くらいしてから剪定した。
この時点では葉のない枝が何だかフェンスに固定されているな、という感じだが……
2月下旬
オリビアから少し遅れて、芽吹き!
芽吹きはしたものの、まだまだ寂しい感じ。
その後順調に枝を伸ばしていき……
4月中旬
ついに蕾を確認!
そして葉の数もどんどん増やしていき……
4月下旬
すっかりこの姿!
剪定後の様子からは想像できない姿である。
<ここから蕾の様子を定点観測!>
※最初だけ別の蕾です(この状態を撮り損ねました(笑))。
4月下旬、蕾が膨らみ、ピンク色の筋が現れる!
オリビアのときも同じことを書いたが、これを発見したときの胸の高鳴りといったら…(笑)。バラを育てている方ならわかりますよね?
4月24日、がくが開き始める!
※ここからは同一の蕾です。写真右側の花びらに少し傷がついているので目印になると思います。
5月2日、がくが完全に開く!
このバラは、蕾のうちはやや赤黒い感じ。
5月5日、蕾が開き始める!
開き始めると、赤黒かった蕾が徐々に明るい色に変わってくる。これも楽しみの一つである。
5月6日、さらに開いてくる!
今にも開花しそうだが、このバラはここからが少し長い。
花びらがたくさんあるから、開花に時間がかかるのだろうか?
雨粒を受ける姿も美しい。
5月8日、開花の始まりか!?
g陽に照らされると、ほとんど「蛍光ピンク」のような色を発する。
なんでこんな色になるのだろうか?
5月9日、さらにもう少し開く!
もうこのくらいの時点では、とてもいい香りが周囲に広がっている。
5月11日、ついに開花! …と言っていいのかな?
オリビアのときも書いたが、どこからを「開花」としていいのかよくわからない。
ちなみにこのバラは、咲く時期によってだいぶ花の形が変わる。
春は内側がクシャクシャっとした感じ(バラ用語では何というのでしょう?)だが、秋や冬はこんな感じである。
1つのバラで、いくつもの姿が楽しめてお得な気分である。
一輪に注目している間に…
一つの花の開花を必死に追っている間に、気が付けば他の場所にも多数の蕾が!
いくら何でも、花数が多すぎではないでしょうか(笑)?
これらが一気に咲いたら、一体どうなってしまうのだろうか?
おわりに
ひとまず蕾から開花までの記録を記事にした。
蕾の形が少し変わるたびにテンション高すぎだろう、という声もあると思うが、まあバラの美しさゆえ、ということで許していただきたい(笑)。
この期間は、毎朝蕾を見ては、感動しながらシャッターを切る、という幸せな日々であった。
この後どのように咲き進んで花の形が変わっていくのかの記録、また株全体に花が咲いた姿は、後日また記事にしようと思う。
(オリビアといいポンパドゥールといい、同じバラでいったい何回記事を書くのか…(笑))
( ↓ バラを誘引する意味などについて書いた記事はこちら)
( ↓ ついに2年目の満開を迎えました!)