グランドカバーを1種類に絞らずエリアを分けて何種類か植えているので、当然その境界線上では戦いが起こる。
複数のグランドカバーを植えると、陣地の取り合い・境界線はどうなるか、という観察結果を報告してみる。
左から順にリシマキア・オーレア、クローバー、ダイカンドラの順に植えているので、リシマキアvsクローバー、クローバーvsダイカンドラ、の戦いになる。クローバーは両側から攻められて大変である(笑)。
ちなみにタイム・ロンギカウリスは飛び石の内側にやや隔離されている感じなので、飛び石の隙間部分で地味に争っている程度。
それでも秋のクローバーの侵食力はすごい。
どれも繁殖力が強いと評判の植物たちなので、初めはどれか一つが結局他を駆逐してしまったりするかと思ったが、やってみると境界では多少混ざり合う程度で、今のところお互いの領域を尊重しながら繁栄している感じになっている。
冬場に地上部がなくなってしまうグランドカバーだと、陣地を取られてしまうのかもしれない。
他のグランドカバー候補
ちなみにグランドカバーの有力候補としてクラピアも考えていた。ただ、調べた限りではクラピアは
・繁殖力が相当強い(制御できないかもしれない)
・根が深く、一度植えると撤去がやや難しそう
・冬は休眠して地上部がなくなる
とのことだったので見送った経緯がある。
他にはヒメイワダレソウ、高麗芝(TM9なども良さそう)なども考えたが…。
ズボラ、そして移り気によるメンテナンスの楽さや撤去のしやすさなどを考えて見送り。
冬に一旦地上部がなくなる(その代わり、地上部がなくなった状態から、春に一気に元気よく芽吹く様子が楽しめる)ことを許容できるならば、庭の広い範囲をカバーしようと思ったらクラピアをある程度多めに(6株とか10株とか)植えてみると、早く芝生代わりになるかもしれない。
複数グランドカバーのすすめ
今年は暖冬だからかもしれないが、何とかどれもグランドカバーとしての役割を果たしてくれている。
リシマキア・オーレア → クローバー・ティントヴェール → ダイカンドラ・エメラルドフォールズで、黄緑→青っぽい緑→緑と色が移り変わるのが気に入っている。
冬にリシマキアが紅葉すると、赤→青っぽい緑→緑になる。
これらのグランドカバーのはたらきで、雑草はときどき隙間にピョコンと伸びてきたのを引っこ抜く程度である。
ズボラに庭の緑を維持したいなら、グランドカバー植物は必須であろう。
飽きっぽいので、グランドカバーを複数植えてみて今のところ良かったというところだろうか?
グランドカバーに迷っている人は、とりあえず数種類試してみるのもいいかもしれない。
グランドカバーは、芝と違って人によっては雑草に見えたりもするだろうが、数種類の植物がエリアを分けて植えられていると、意図的にやっているように見えてくれるし…。
( ↓ グランドカバーのまとめ記事です!芝生などとの比較についても。)
( ↓ 植えているグランドカバーの個別記事です! それぞれの詳細な成長記録はこちらをどうぞ!)