ズボラな週末ガーデニング

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ギョリュウバイ、ミノムシを退治して復活の開花!


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植え付けから6年目を迎えたギョリュウバイ。

すっかり大きく成長して、毎年の秋から初夏にかけて、たくさんの花で庭を賑わしてくれている。

ところが、今年は春に咲いた後、夏を越して秋になっても開花が始まる気配がない。

よく観察してみると、無数のミノムシが枝に住み着いていた……!

どうもミノムシが枝に住み着くと、植物は栄養を取られて弱ってしまうことがあるらしい。

仕方がないので、手作業でせっせと駆除していったところ、ようやく冬になって花を見ることができた。

その経過を備忘録も兼ねてまとめておく。

※ ミノムシの巣(外側)を見るのも嫌なほど虫が苦手な人は、このあたりでブラウザバックすることをお勧めします(笑)(中身の虫の画像はありませんが)。

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ギョリュウバイのミノムシ退治!

 

 

ギョリュウバイ・過去記事のまとめ

ギョリュウバイの特徴や育て方、そして植え付けから1~3年目の成長と開花の記録はこちらのリンクから!

小さな苗を植えて、ぐんぐんと成長する様子がわかります。

 

3~4年目の秋の開花の様子

3年目や4年目は、夏を越して秋、少し涼しくなってくると、早くて9月、遅くても10月には、画像のように開花が始まっていた。

ギョリュウバイ(3~4年目) 秋の開花の始まり

ギョリュウバイ(3~4年目) 秋の開花の始まり

 

5年目(今シーズン)の秋の様子

ところが、今年は10月中旬に入っても開花する様子がない。

ギョリュウバイ(5年目) 10月10日

ギョリュウバイ(5年目) 10月10日

 

不思議に思って枝を見てみると……?

ギョリュウバイに住み着いたミノムシ
ギョリュウバイに住み着いたミノムシ
ギョリュウバイに住み着いたミノムシ

このようなミノムシが株全体にびっしりと住み着いていたのである……!

(画像ではそれほどたくさんいないような感じにも見えるが、実際に株を眺めると、小さいものも含めて本当に無数にいた)

 

ミノムシ自体を見つけたのはこれが最初ではなく、以前にも見かけていた。

だが、そのときはそんなに数も多くなく、植物を弱らせることも知らなかったので、子どもの頃を思い出しつつ「懐かしいな〜」なんて暢気に眺めていた。

 

しかし今年になり、よく観察すると、あの枝にもこの枝にもあちこちに大繁殖しているではないか!(笑)

調べた結果、植物を弱らせてしまうこともわかり、これが今年の開花が遅い原因ではないか? と判断し、駆除することにする。

 

駆除開始!

ミノムシは小さいうちは薬剤も効くようだが、ある程度大きくなるとあまり効かないらしいので、軍手をして手作業で駆除することに……。

枝をじっくり眺めては、見つけ次第むしり取っていく。

はっきりいって相当な手間だったが、数時間の格闘の末、おそらくほとんどすべてを駆除することができた。

こちらが駆除して集めたミノムシである。

手作業で駆除したミノムシ

手作業で駆除したミノムシ

写真だとたいして大量でもないように見えるかもしれないが、見えにくい小さいものも含めると本当にたくさん住み着いていた。

 

子どもの頃なら、中の本体の虫を毛糸などの上に出して、毛糸のミノムシを作らせたりとかするところだが……。

「すべて取った!」と思って安心していると、ちょっと眺めているうちにまた見つけてしまったりして、無限ループって怖くね? という感じだった(笑)。

 

駆除後の様子

その後11月に入っても変化はなかったが、例年よりだいぶ遅く、12月後半〜1月前半にかけて、ようやく開花が始まってくれた。

2月になると、花数も結構増えてきた!

ギョリュウバイ(6年目) 2月12日

ギョリュウバイ(6年目) 2月12日

ミノムシ駆除のお陰か、それとも単に気候などの影響で開花が遅かっただけなのかはよくわからないが……(笑)。

 

おわりに

植え付けから6年目を迎えたギョリュウバイ。

ポツポツと見かけたミノムシをほのぼのと眺めていたら、すっかり大繁殖してしまった。

ミノムシに罪はないが、せっかく大きく育ったギョリュウバイが枯れてしまっても困るので、今後も見つけ次第駆除していこうと思う。

 

 

( ↓ ギョリュウバイの特徴や育て方、植え付けからの成長や開花の記録はこちら!)