植え付けから5年目を迎えたキキョウ・センチメンタルブルー。
1年目はそこそこ咲き、2~3年目はいまいち、そして昨シーズンの4年目に株が急に本格化し、たくさんの花を咲かせてくれた。
5年目の今シーズンも、昨シーズンに引き続き、元気に成長して株いっぱいの可憐な花を見せてくれた!
丈夫で育てやすく、手間もほとんどかからない、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
キキョウ「センチメンタルブルー」の特徴と育て方
キキョウは東アジア原産の宿根草で、日本をはじめ、中国や朝鮮半島などで自生している。
原種は1mほどになったりするが、主に出回っているのは園芸品種で、縦横20 cmほどにまとまる矮性種が育てやすい。植えている「センチメンタルブルー」は、矮性種で大輪の花を咲かせる品種。
花言葉は「永遠の愛」「気品」「誠実」など。花色によっても花言葉が違い、例えば白花は「清楚」とか。
花期
5月~9月くらい。
だが、わが家では1年目は8月に咲いたものの、それ以外は5~6月くらいが開花時期という感じ。
大きさ
高性種は1mほどになるが、主に出回っている園芸品種は草丈20 cmほどにまとまる矮性種がメイン。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは開花期には他の花のついでに思い出したようにときどき液肥をやった程度。
日当たり
日向~半日陰の場所が望ましい。
日当たりを好むが、日当たりが良すぎると夏場に乾燥しすぎて弱ったりするので、半日ほど日が当たる場所がいいかも。わが家では家の東側(午前中によく日が当たる場所)に植えています。
耐寒性・耐暑性
耐寒性・耐暑性、ともに高く、特に何も対策はしていない。宿根草なので、冬には地上部がなくなり、また春になると芽吹く。
1~4年目のダイジェスト
1年目は8月に開花直前のような苗を植え付け、そのまま咲いた。
2~3年目は一応咲いたものの、細々と開花する感じだったが、4年目は急に株が充実してたくさんの花を見せてくれた。
( ↓ キキョウの過去記事一覧はこちら!)
5年目(今年)の開花記録
11月下旬
昨年の晩秋、地上部がすっかり枯れたのでカットした状態。
他の宿根草もそうだが、こんな枯れたような状態から春に芽吹くのが不思議である。
4月上旬
寒い冬を越し、暖かくなってくると急に芽が出てくる!
4月中旬
芽吹きを確認してからほんの1週間しかたっていないのにもうこんなに葉が展開されている。
5月上旬
すっかり大きくなり、もはや小さめの「茂み」という感じになる。
5月下旬
そしていよいよ、つぼみが現れる!
6月上旬
つぼみが風船のように膨らんできて、開花寸前!
そしてとうとう咲いた!
一つだけではなく、あちこちで一斉に開花している。
6月中旬
どんどん咲き進んできて、すっかり満開!
日に照らされる姿が美しい!
6月下旬
いったん花が終わりを迎えた感じなので、花がら摘みを兼ねて少し切り戻す。
例年だと、この後8月くらいにもう一度咲いてくれるので楽しみである。
おわりに
株が充実した4年目に続き、今シーズンの5年目もたくさんの花を咲かせてくれたキキョウ・センチメンタルブルー。
初夏の開花をたっぷり楽しんだので、この後また夏から秋にかけて咲く姿を楽しみにしている。
( ↓ キキョウの過去記事一覧はこちら!)
( ↓ 「青い花」のまとめはこちら!)