青い花が凛と咲く姿に惹かれて購入したキキョウ「センチメンタルブルー」。
1年目はそこそこ咲いたものの、2、3年目は少ししか花が見られなかった。
そして今シーズンの4年目、なぜか突然、株いっぱいの花が咲いてくれた。
ようやく株が充実したのだろうか?
2~4年目の開花の様子をまとめてみる。
基本的にはほとんど手間もかからず、植えっぱなしで毎年咲いてくれる、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
キキョウ「センチメンタルブルー」の特徴と育て方
キキョウは東アジア原産の宿根草で、日本をはじめ、中国や朝鮮半島などで自生している。
原種は1mほどになったりするが、主に出回っているのは園芸品種で、縦横20 cmほどにまとまる矮性種が育てやすい。植えている「センチメンタルブルー」は、矮性種で大輪の花を咲かせる品種。
花言葉は「永遠の愛」「気品」「誠実」など。花色によっても花言葉が違い、例えば白花は「清楚」とか。
花期
5月~9月くらい。
だが、わが家では1年目は8月に咲いたものの、それ以外は5~6月くらいが開花時期という感じ。
大きさ
高性種は1mほどになるが、主に出回っている園芸品種は草丈20 cmほどにまとまる矮性種がメイン。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは開花期には他の花のついでに思い出したようにときどき液肥をやった程度。
日当たり
日向~半日陰の場所が望ましい。
日当たりを好むが、日当たりが良すぎると夏場に乾燥しすぎて弱ったりするので、半日ほど日が当たる場所がいいかも。わが家では家の東側(午前中によく日が当たる場所)に植えています。
耐寒性・耐暑性
ともに高く、特に何も対策はしていない。宿根草なので、冬には地上部がなくなり、また春になると芽吹く。
1年目のダイジェスト
8月上旬に苗を購入して植え付け。
水はけがよくなるように、赤玉土などを利用して植え、そのまま主に8月中に咲いた。
(植え付けのやり方、1年目の様子の詳細はこちら!)
2~3年目の様子
冬になると地上部が枯れてなくなり、春になると芽吹いて6月ごろに咲く、の繰り返し。
ただ、株はヒョロヒョロしていて、あまりたくさんは咲かなかった(せいぜい4~5輪程度)。
4年目(今年)の開花記録
3月下旬
再び春になって芽吹き。
ちなみに小石で丸く囲ってあるのは、冬になると地上部がなくなるため、植えている場所がわからなくならないようにする目印である。
4月中旬
すっかり葉が展開されてきた。
5月上旬
だいぶ株が大きくなってきた。
このあたりで、「なんか昨年・一昨年とは様子が違うな……」と思い始める。
こんなにしっかりとした様子ではなかったはずである……。
5月中旬
今年、最初のつぼみを発見!
5月下旬
つぼみは徐々に膨らみながら青く色付いていって……。
とうとう開花!
6月上旬
2~3年目と異なり、なんだかどんどん咲く。
6月中旬
すっかり満開!
この2年の間に株に何があったのか、まったくわからないが、あまり期待していなかったので嬉しい誤算である。
6月下旬
そのまま次々と咲き続け、6月下旬には花がなくなった。
葉にたくさんの日を受けて、また元気に咲いてくれることを願う。
8月上旬
今シーズンの花は終わりかと思っていたが、真夏にもわりと咲いてくれた!
おわりに
植えてから2・3年目、開花がいまいちだったキキョウ「センチメンタルブルー」。
4年目の今シーズンは、なぜか突然株が充実し、たくさんの花を見せてくれた。
これだからガーデニングは面白い……。
正直言ってそろそろ撤去しようかと考えていたところだったのだが、たまにこういうことがあるからガーデニングは面白いものである。
来シーズン以降も元気に咲き続けてくれることを期待している。
( ↓ キキョウの記事一覧はこちら!)
( ↓ 「青い花」のまとめはこちら!)