2年目を迎えたメイアンのオレンジのバラ「ビブレバカンス!」。
今年も無事に春の開花を見せてくれた!
目を奪われるようなビタミンカラーで、眺めているだけで元気をもらえる。
無農薬だとやや黒星病が出るものの、基本的にはわりと育てやすいバラだと思う。
コンパクトで鮮やかなオレンジ色のバラを育ててみたい人にはおすすめである。
ビブレバカンス! の特徴と育て方
フランスの歴史あるバラのブランド、メイアンのフロリバンダ系のバラ。
正式名称は「ビブ レ バカンス!(Vive les Vacances !)」で、「バカンス(休暇)、バンザイ!」という意味(「!」までが品種名)。
まさにバカンスをエンジョイするような、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる。
花つき・花もちはわりとよい。一度開花するとしばらく咲き続け、パサッと散る。
うどん粉病にはとても強いが、薬剤散布をしないと黒星病は多少出る。
(昨年は気になったときにときどき消毒スプレーをした程度。)
まだ2年目だが、それほど巨大化せずコンパクトに、それでいて花数も多く華やかに育てられる品種。
多少の黒星病を除けば、全体的には育てやすい方のバラだと思われる。
過去記事のまとめ
冬の大苗の植え付け~1年目の開花および剪定・寒肥の様子はこちらからどうぞ!
1年目のビブレバカンス!(バラ) 夏の花~秋の花(&冬剪定・寒肥!)
冬剪定から春の開花までの記録
1月下旬
冬剪定を終えた後の姿。
いつものことながら、ほとんど枯れたように見える枝だけの姿を見ると、ここから本当に春に芽吹くのか不安になる(笑)。
3月上旬
そんな不安はいつも杞憂に終わり、少し暖かくなってくると律儀に芽吹く!
3月下旬
3月も後半になると、すっかりこんな姿に。
足元に植えているベロニカ・オックスフォードブルーが一足早く咲き始めていて美しい!
4月中旬
いよいよ今年のつぼみを発見!
4月下旬~5月上旬
つぼみにオレンジ色の筋が入り、開花が始まる!
開花までの様子を4枚連続で。
そしてついに開花!
日に照らされるビタミンカラーが美しすぎる!
5月中旬
ほかの場所でも次々に咲き始める!
5月下旬
すっかり満開!
さすがフロリバンダ! という感じで、房咲きで咲いてくれる。
6月中旬
6月に入っても咲き続ける!
初めに咲いた株の上面のあたりは花が少なくなってきたが、続いてフェンス際のあたりで並んで咲いた!
通りすがりの人からよく見える位置なので、ちょうどウェルカムローズという感じ。
その後、さすがに春の1番花は終わりを迎える(まだちょっと咲いてるが)。
花後のお礼肥を与え、2番花を待つことにする。
花の形の変化
咲き始めたときの花の形は上(5月上旬)に載せたような姿だが、そのまま咲き進むと少しずつ変わっていく。
咲き初めはいかにも「バラ」という姿で、そこから優しげな姿になり、徐々に中央の「しべ」が見えるようになってくる。
どの時期もそれぞれ趣があって美しい!
おわりに
2年目を迎えたフロリバンダのバラ、「ビブレバカンス!」。
今年も無事に冬を越し、春の元気な開花を見せてくれた。
昨年はここから黒星病が増えてやや調子を落としたが、2年目で少しは株が充実していると思うので、また春や秋に咲いてくれることを期待している。
( ↓ ビブレバカンスの過去記事はこちらから!)
1年目のビブレバカンス!(バラ) 夏の花~秋の花(&冬剪定・寒肥!)