ほぼ自分用の備忘録という感じの記事だが(笑)、2023年度のバラの冬剪定と寒肥についてまとめてみる。
オリビアローズオースチン(シュラブ)は5年目、ビブレバカンス(フロリバンダ)は3年目、ティップントップ(ハイブリッドティー)は2年目、とバラの系統や年数が異なっているので、それぞれ参考にしてくれる人がいたら嬉しい。
ここでは、冬剪定・寒肥に加えて、昨年秋から冬に咲いた花もまとめて紹介する。
わが家の3種のバラの紹介
現在、わが家で育てているバラは以下の3種。
それぞれを簡単に紹介。
オリビア・ローズ・オースチン
中心の「濃いめのピンク」から周辺の「薄いピンク」へのグラデーションになる花を咲かせる中輪のイングリッシュローズ(シュラブローズ)。
最大の特徴は耐病性の高さ。
わが家では1年を通じて、ほぼ無農薬だが全く黒星病やうどん粉病にならず、元気に育っている。
(春の開花前、つぼみを虫に食われるのが嫌なので、少しスプレーする程度)
( ↓ 春の開花の様子はこちら!)
誘引した枝にも満開! 4年目のオリビアローズオースチン、春の開花!
ビブレバカンス!
鮮やかなオレンジ色の花を房咲きで咲かせる、メイアンのフロリバンダ系統のバラ。
無農薬だとやや黒星病が出るので、ときどきスプレーをする程度。
( ↓ 春の開花の様子はこちら!)
目を見張る鮮やかなオレンジ! 2年目のビブレバカンス、春の開花!
ティップントップ
クリームイエローの花を咲かせる、コルデスのハイブリッドティー系統のバラ。
長く伸びた枝の先に、上向きに大輪の花を咲かせる。
ハイブリッドティーだが、房咲きになることも多い。
耐病性は非常に高く、オリビアローズオースチンと同じく、一年を通じてほぼ無農薬で元気に育っている。
( ↓ 春の開花の様子はこちら!)
クリームイエローのグラデーション! 1年目のティップントップ、春の開花!
夏~冬の開花の様子
オリビア・ローズ・オースチン
春の開花の後、初夏にたくさん咲いたが、秋はポツポツと咲くだけだった。
ビブレバカンス!
同様に、初夏〜夏くらいまでは咲いたが、その後はやや黒星病で弱った影響か、あまり咲かなかった。
(画像は7月。6月くらいにはもう少し咲いていたが、写真を撮り忘れた(笑))
ティップントップ
春の開花の後、それほど一斉に咲くことはなかったが、ポツポツと12月まで咲き続けてくれた!
冬剪定・寒肥!
冬剪定
剪定の1週間ほど前に、葉をすべてむしっておく。
こうすることで休眠に入り、剪定に適した状態になるらしい。
(オリビアローズオースチン、ティップントップは1月でもかなり葉が残っていたのでだいぶむしったが、ビブレバカンスは1月には既にほとんどの葉が落ちていたので少しむしった程度だった)
オリビアローズオースチンは中輪種なので、割り箸くらいの太さよりも細い枝や、枯れた枝、内向きに混み合った枝などを切っていく。
誘引した長い枝は、枝分かれして1、2節のところでカットしておく。
ビブレバカンスも中輪種なので、同様に剪定する。
ティップントップは大輪種なので、鉛筆くらいの太さよりも細い枝や、混み合った枝などをカット。
わりと枝が長く伸びる品種なので、冬剪定では短めにカットしておく。
あと昨年に長く伸びた枝があったので、何となくローズフックでフェンスに誘引しておいた。
この枝にも咲いてくれるといいが。
寒肥
春の満開を夢見て、寒肥を施す。
株の周りをぐるりと掘って与える方がいいのだろうが、面倒なので3箇所に穴を掘って肥料を入れる方式を採用している。
昨年とは違う位置を掘るように気をつけながら穴を掘る。
穴に肥料を入れ、埋め戻して完了!
ちなみに肥料は、記事冒頭のアイキャッチ画像、ハイポネックス「バラのまくだけ肥料」というのを買ってみた。
寒肥のときもまくだけでいいのかわからなかったので、何となく今まで通りに穴を掘って入れたが、もしかすると寒肥でもまくだけでいいのかもしれない。
おわりに
毎年の恒例行事となったバラの冬剪定。
寒い中で行うのはしんどい面もあるが、いかにも「自分はバラを育てている!」と実感できる作業でもある(笑)。
今回の剪定・寒肥によって、どのように花を咲かせるか!?
答え合わせは春である。
( ↓ これまでの冬剪定・寒肥の様子はこちら!)
3年目のオリビアローズオースチン、夏の花~秋の花(&冬剪定・寒肥!)
1年目のビブレバカンス!(バラ) 夏の花~秋の花(&冬剪定・寒肥!)