宿根草ガーデンの中段に……という思いで購入したサルビアミラージュ「ローズバイカラー」。
1年目はそれほど思惑通りには咲かなかったが、2年目を迎えた今シーズンはどうにかある程度花をつけて、秋にはかなり咲いてくれた!
それほど手間もかからず、かわいらしい花をたくさん咲かせる、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
サルビアミラージュ「ローズバイカラー」の特徴と育て方
「サルビア」という名前に惹かれて購入したが、調べてみるとどうやら、むしろ「チェリーセージ」に近い仲間らしい。
チェリーセージもサルビアの一種ではあるが、サルビアネモローサなどのような穂状の花ではなく、小ぶりな花がたくさん咲くタイプである。
宿根草としてはかなり花期が長く、春から晩秋まで咲いてくれる。
花言葉は「知恵」「尊敬」など。
花期
4月~11月くらい。
宿根草としてはかなり花期が長い。
大きさ
縦横50 cmくらい。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすを巻いたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高い。冬には地上部がなくなり、また春になると芽吹く。
耐暑性は高い。特に何もしなくても夏を越した。
植え付け、成長記録
2021年(1年目)3月下旬
苗を購入して植え付け。
初めから少し花が咲いていた。
2021年(1年目)4月下旬
いくらか花が増えてきた!
2021年(1年目)5月~6月
そのまま、5月~6月も同じような感じで咲き続けた。
2021年(1年目)7月~8月
7月に入ると花が少なくなり始め、8月もちらほらとしか咲かなかった。
2021年(1年目)11月上旬
9月~10月もあまり咲かず、11月にわずかに咲いた程度で終わってしまった。
春から秋まで長く咲いてくれることを期待したので、やや残念に思う。
2021年(1年目)12月下旬
だいぶ寒くなり、地上部が枯れてきた。
2022年(2年目)1月上旬
すっかり地上部が枯れたので、バッサリとカットした。
2022年(2年目)3月中旬
そのまま枯れてしまったかな……? と心配していたが、3月になって暖かくなると、地際から葉を出しているのを発見!
2022年(2年目)4月中旬
4月にもなると、もうすっかりこんな感じに。
4月下旬に入りそうな時期には、とうとうつぼみらしきものが見え始めてきた!
2022年(2年目)4月下旬
そしてとうとう、2年目の開花!
宿根草だから当たり前とはいえ、無事に冬を越して開花までこぎつけるとホッとする。
2022年(2年目)5月上旬
どんどん花数が増えてくる!
2022年(2年目)6月~7月
5月いっぱいくらいは咲き続けたが、6月に入って花が少なくなってきた。
「今年も、去年と同じくこれでほとんど終わりなのかな……?」と思っていたら……。
2022年(2年目)9月上旬
9月に入り、少し涼しくなってくるとまた花が増え始めた!
今年は去年と違うかもしれない、と期待!
2022年(2年目)10月上旬
それほどたくさん咲いているわけではないが、昨シーズンよりは秋に咲いている感じ。
2022年(2年目)11月中旬
さすがに10月くらいの様子で終わりかな、と思っていたが、11月になってさらに花数が増えてきた!
昨シーズンと比べて、株が充実してきたのかな?
目には見えない、地下の根っこの張り方が違うのかもしれない。
2022年(2年目)12月上旬
12月に入っても、まだ花が続いている。
この後、12月中旬にかけてさすがに寒くなってほとんど花はつかなくなった。
また年明けくらいに、枯れた地上部を切り戻して、春の芽吹きを待つことにする。
おわりに
宿根草ガーデン中段の彩りとして期待したサルビアミラージュ「ローズバイカラー」。
1年目は期待通りには咲かなかったが、2年目には株が充実したのか、春から晩秋までの長い間、庭を賑わしてくれた。
1年目に思い通りにならなくても、2年目以降に期待以上の姿を見せてくれたりするのも、宿根草の楽しいところである。
また冬を越して、春に咲く姿を見るのが楽しみである。
( ↓ 宿根草ガーデン全体の様子はこちら!)