オリビアローズオースチンに続き、ローズ・ポンパドゥールの方も1年目の冬剪定と寒肥にチャレンジ!
剪定に続き、こちらは枝が長く伸びるので小型のつるバラにするつもり。長く伸びたシュートで、見よう見まねでフェンスへの誘引にも挑戦してみる。
まずは葉をむしり、休眠させる
オリビア・ローズ・オースチンとの違い
バラは2種類しか育てていないが、かなり性質が違うようなので休眠前の様子をまとめてみる。
ローズ・ポンパドゥール
・1月でも葉が青々とかなり茂っている
・正月でも花が咲いている
・枝も元気そうな緑色である(赤くならない種類なのかな?)
上記のような違いがあったので、このままだとダメージを与えてしまうかと思い剪定を躊躇する。
とはいえ、もう1月末~2月になると、このまま春を迎えるわけにもいくまいと思い、思い切ってバサッと葉をむしることにする。
オリビアのときは少し残った葉を軽く落とす程度だったが、こちらは「こんなに葉を無理やりむしってしまって大丈夫かな?」と心配になる。
ローズ・ポンパドゥールの剪定
① すべての枝先を10㎝〜15㎝ほど切り戻す。切る位置は芽の上5mm〜1㎝くらい。
② 周りと比べて妙に伸びている枝はバランスよく切り戻す。2本長く伸びているベーサルシュートは、小型のつるバラとしてフェンスに誘引する予定なので、枝先のカットのみ。
③ このバラは大輪種なので、鉛筆くらいの太さよりも細い枝は切る。デルバールのバラ(特に本種)は、強めに剪定した方が春の花が充実するらしいので、思い切って短めに切る(購入時についていたラベルの裏面にも、1/3を目安に剪定してくださいと書いてある)。
④ 枯れた、または枯れそうな感じの枝は切る。
オリビアと比べてだいぶ切った。初めての剪定シーズンなのでこんなに切ってしまって大丈夫かドキドキである。
理想のイメージは、長く伸びたシュートがつるバラのように花を咲かせ、株元には小さめのシュラブのようにこんもりと花が咲くことだが、そう理想通りにいくか…?(笑)
オリビアのときと比べると、今回は明らかに見てわかるほど剪定している。
ローズ・ポンパドゥールの誘引
長く伸びた2本のシュート(と、ついでに近くの長めに伸びた枝)をフェンスに誘引してみる。
折れないように注意しながらゆっくり引っ張り、フェンスに固定する。
誘引はローズフックが便利!
本格的な誘引は麻ひもで結びつけたりするらしいが…
・不器用・ズボラである
・麻ひもでの誘引時には、
引っ張っている途中で手を離してしまう
⇒「バイーン!」と枝が戻ってくる
⇒手や顔に当たる
⇒ずたずたに(バラでなく自分が)ダメージを受ける
というコンボが決まる恐怖がある
といった理由から、ひとまずローズフックで固定するだけにとどめる。
ローズフックはバラの栽培ブログを巡っていて紹介されていたもので、仮留めだけに使う人もいるようだが商品の案内文を見る限り誘引のメインとして使っても良さそうなので採用する。
麻ひもで結び付けたりするときは両手が必要だが、これなら片手で枝を持ちつつ、もう片方の手でフェンスに固定ができるので上記の恐怖がだいぶやわらぐ。
寒肥を与える
オリビアと同様、
①株元の中耕 ⇒ ②3か所の穴(深さ30㎝くらい)を掘って肥料投入 ⇒ ③埋め戻す
という流れで行った。
穴はなるべく均等に掘った方がいいのだろうが、ちょっとアンバランスになってしまった。
来年また寒肥を与えるときには別の場所を掘った方がいいようなので、場所を忘れないように気を付けよう。
これで冬のお世話は終了。
理想のイメージ通りに咲いてくれるか、または想像を上回ったり下回ったりするか、答え合わせは春である。
ドキドキしながら暖かくなるのを待つことにする。
( ↓ 記事内で使ったローズフックはこちら)
【Bells More】ローズフック90ミリ ≪RF-90≫16本入り ※土セットと同梱可※ 《ベルツモアジャパン》
( ↓ 誘引の意味などについて書いている記事はこちら)
( ↓ 誘引後、春に葉で包まれる様子はこちら)