ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

1年目のビブレバカンス!(バラ) 夏の花~秋の花(&冬剪定・寒肥!)


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1年前の冬に大苗で購入して地植えしたメイアンのバラ、ビブレバカンス!

春にはさっそく株いっぱいの花を咲かせた!

その後やや黒星病で調子を落としたりもしたものの、初夏~秋もそれなりに咲き続けて、鮮やかなビタミンカラーで庭を賑わしてくれた。

初夏の2番花~秋の花、そして冬の剪定・寒肥についてまとめてみる。

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1年目のビブレバカンス! 夏・秋の花と剪定・寒肥!

 

 

ビブレバカンス! の特徴と育て方

フランスの歴史あるバラのブランド、メイアンフロリバンダ系のバラ。

正式名称は「ビブ レ バカンス!(Vive les Vacances !)」で、「バカンス(休暇)、バンザイ!」という意味(「!」までが品種名)。

まさにバカンスをエンジョイするような、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる。

花つき・花もちはわりとよい。一度開花するとしばらく咲き続け、パサッと散る。

うどん粉病にはとても強いが、薬剤散布をしないと黒星病は多少出る。

(昨年は気になったときにときどき消毒スプレーをした程度。)

まだ一年目だが、それほど巨大化せずコンパクトに、それでいて花数も多く華やかに育てられる品種。

多少の黒星病を除けば、全体的には育てやすい方のバラだと思われる。

 

( ↓ 春の開花、およびフロリバンダ等のバラの系統についてはこちらから!)

 

春の満開後の開花記録

5月下旬

春の開花を終え、花がら摘みをほぼ終えた後の姿。

1年目のビブレバカンス! 5月30日

1年目のビブレバカンス! 5月30日

 

まだ残っている花やこれから咲きそうなつぼみもあるが、ほかのバラとともにここで春のお礼肥(花後の肥料)をやることにする。

寒肥と異なり、株周りの土の表面を中耕(少し耕す)し、規定量の肥料をまくだけ。

1年目のビブレバカンス! 5月30日 花後のお礼肥

1年目のビブレバカンス! 5月30日 花後のお礼肥

 

6月中旬

咲き残っていた花も終わり、それらの花がら摘みを行うと、いったん寂しい状態になる。

1年目のビブレバカンス! 6月15日

1年目のビブレバカンス! 6月15日

 

6月下旬

花がら摘みをしたところから新たな葉が展開し、また新しくつぼみが咲きそうになってくる。

1年目のビブレバカンス! 6月30日

1年目のビブレバカンス! 6月30日

 

7月上旬

2番花の開花!

1年目のビブレバカンス! 7月5日

1年目のビブレバカンス! 7月5日

 

数日後には、また複数の花で株が包まれる。

春ほどの花数ではないが、また同時にたくさん咲いてくれて嬉しい。

1年目のビブレバカンス! 7月10日

1年目のビブレバカンス! 7月10日

 

8月下旬

暑い最中ではあるが、夏に負けずに元気に咲き続けてくれている!

1年目のビブレバカンス! 8月28日

1年目のビブレバカンス! 8月28日

画像真ん中あたりの少し白っぽくなっている花は、もうじき散る花。

これを放置するとパサッと散るので、その前に花がら摘みをした方が楽。

 

9月下旬

9月に入るとこれまでの疲れ?が出てきたのか、黒星病が少し広がり、葉が少なくなってきてしまった。

まだ1年目なので、あまり咲かせすぎても体力がなくなるのだろうか?

バラの消毒スプレーを吹きかけて様子を見る。

1年目のビブレバカンス! 9月29日

1年目のビブレバカンス! 9月29日

 

フロリバンダ系なので、元気に育っていれば夏剪定を行うところだが、今シーズンはとりあえずそのまま育てる。

 

11月上旬

少し葉も増えて回復してきて、新たな花も咲いてくれた。

隣に植えたジニア・プロフュージョンとのコラボも素敵である。

1年目のビブレバカンス! 11月3日

1年目のビブレバカンス! 11月3日

 

12月下旬

すっかり葉もなくなってきた。

寒さによる落葉と、黒星病による落葉の両方という感じかな?

やはりこのバラは、薬剤散布をしないと黒星病は多少出ますね。

1年目のビブレバカンス! 12月25日

1年目のビブレバカンス! 12月25日

 

剪定・寒肥!

剪定

年が明けた1月中旬、わずかに残った葉も、剪定のためにすべてむしる。

1年目のビブレバカンス! 1月16日 葉をむしる
1年目のビブレバカンス! 1月16日 葉をむしる
1年目のビブレバカンス! 1月16日 葉をむしる

 

葉をむしって1週間後、剪定開始!

まだ1年目の冬なので、多少枝を整える程度。

このバラは中輪種なので、割りばしくらいの太さよりも細い枝をカットしたり、枯れた枝や内側に出ている枝などを整理する。

剪定前後の株姿の比較は次の通り。

1年目のビブレバカンス! 1月23日 剪定前後
1年目のビブレバカンス! 1月23日 剪定前後
1年目のビブレバカンス! 1月23日 剪定前後

 

上の画像だと剪定後の株が小さくて見づらいので、少し近くからの様子を。

1年目のビブレバカンス! 1月23日 剪定後のアップ

1年目のビブレバカンス! 1月23日 剪定後のアップ

 

フロリバンダ系のバラは1年を通じて花が咲き続けるため、株自体が大きくなるスピードは遅めのようだ。

昨年の冬に植え付けた時と比べると、枝数はやや増えたもののあまり大きさは変わらない感じに戻った。

 

切った枝もこの程度なので、控えめの剪定である。

1年目のビブレバカンス! 1月23日 剪定で切った枝

1年目のビブレバカンス! 1月23日 剪定で切った枝

 

寒肥

次の春に沢山咲いてもらうために、寒肥を与える。

 

まずはバークチップをどけて、中耕(株周りを少し耕す)。

これによって雨水や肥料等が浸み込みやすくなる。

1年目のビブレバカンス! 1月23日 バークチップをどけて中耕
1年目のビブレバカンス! 1月23日 バークチップをどけて中耕
1年目のビブレバカンス! 1月23日 バークチップをどけて中耕

 

次に穴掘り。

自分は株周りに3ヶ所の穴を掘って肥料を入れるやり方を採用しているが、このバラは花壇の隅のやや狭いところに植えているので、他の花を避けながら穴を掘るのが大変である(笑)。

1年目のビブレバカンス! 1月23日 穴を掘った場所

1年目のビブレバカンス! 1月23日 穴を掘った場所

本当はもう少し株元から離れた位置を掘りたいのだが、周りに草花を植えているのでこの程度が限界か。

来年は別の場所を掘るので、掘った位置は覚えておく。

 

掘った穴に規定量の肥料を入れる。

1年目のビブレバカンス! 1月23日 寒肥を入れる

1年目のビブレバカンス! 1月23日 寒肥を入れる

 

埋め戻して、バークチップを敷いて完了!

1年目のビブレバカンス! 1月23日 埋め戻してバークチップを敷く
1年目のビブレバカンス! 1月23日 埋め戻してバークチップを敷く
1年目のビブレバカンス! 1月23日 埋め戻してバークチップを敷く

 

おわりに

冬に大苗で植え付けて1年後を迎えたバラ、ビブレバカンス!

秋に黒星病で少し調子を落としたものの、全体的には一年中、鮮やかなビタミンカラーで庭を賑わしてくれた。

2年目はもう少し株も充実して、体力もついてくるだろうか?

既にたくさんの芽が見えているので、来シーズン、一回り成長した姿で咲いてくれることを期待している。

 

 

( ↓ ビブレバカンスの植え付けと1年目の春の開花についてはこちら!)

バラ(ビブレバカンス!)大苗の植え付け(地植え・冬)

輝くようなオレンジのバラ! ビブレバカンスが初開花!