ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

3年目のルリマツリが咲き続ける! 今年は初冬まで咲きました!


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毎年、初夏から秋までの期間、涼しげな青い花を咲かせてくれるルリマツリ(プルンバーゴ)。

3年目の今年も無事に冬を越し、さらに大株となって初夏から初冬まで庭の一角を彩ってくれた。

挿し木も容易で、枝を庭の土に挿して水やりしておく程度で簡単に増やすことができる。

ほとんど手間もかからず、毎年たくさんの花を咲かせてくれる、ガーデニング初心者向けの多年草宿根草(低木)である。

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3年目のルリマツリが満開!

 

 

ルリマツリ(プルンバーゴ)の特徴と育て方

神秘的な青い花を初夏~秋の長い期間たくさん咲かせる。

本来は低木類なのだが、わが家では冬には地上部が枯れ、バッサリ切り戻しておくと春にはまた新しい芽が出てくるので、宿根草というイメージ。

かなり通行人の目を惹くらしく、何度も「綺麗ですね」と言われる。

花言葉「いつも明るい」「ひそかな情熱」など。

 

花期

7月~10月。宿根草多年草(低木)としてはかなり花期が長い。

大きさ

枝が長く伸び、1m以上になる。

伸びてくると自立しにくく倒れてくるので、わが家ではアサガオなどに用いる行灯支柱(3連のリングがついているもの)を使用している。

水やり

地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。

肥料

植え付け時にマグァンプ。あとは開花期には次々と花を咲かせるので、ときどき液肥をやると花が続く。

耐寒性・耐暑性

冬には地上部がなくなる宿根草(低木)で、特に問題なく冬を越した。

地域によっては常緑低木になるらしい。

真夏にも花がたくさん咲き、耐暑性は問題なし。

ふやし方

挿し木が簡単。切った枝をそのまま土に挿して、しばらくの間乾燥しないように水やりをしているだけで簡単に根付く。

 

1〜2年目のダイジェスト

1年目(2019)

6月上旬、苗を購入して植え付け。

初めからある程度大きめに育っている株を植えた。

ルリマツリ(1年目) 植え付け 6月2日

ルリマツリ(1年目) 植え付け 6月2日

 

1年目の夏は、少し大きくなった程度で花を咲かせた。

ルリマツリ(1年目) 7月21日

ルリマツリ(1年目) 7月21日

 

9月くらいまで花が続き、11月にはそこそこ株が大きくなった。

ルリマツリ(1年目) 11月10日

ルリマツリ(1年目) 11月10日

 

冬になると地上部が枯れたのでカット。

ルリマツリ(1年目) 2月24日

ルリマツリ(1年目) 2月24日



2年目(2020)

その後、春になると株元から新たな葉が芽吹き、再び大きくなって、8月にはこのような姿になった。

ルリマツリ(2年目) 8月18日

ルリマツリ(2年目) 8月18日

一年でだいぶ大きくなるのだなあ……。

 

そして前年と同様、冬になると地上部が枯れたのでカットして、春の芽吹きを待つ。

ルリマツリ(2年目) 1月27日

ルリマツリ(2年目) 1月27日

 

( ↓ 1年目~2年目の詳細はこちら! 挿し木のしかたや、つぼみと花がらの区別などについても書いています)

 

3年目の記録

3年目(2021)4月上旬

3月末~4月上旬くらいになると、株元から新しい芽が出てくる。

ルリマツリ(3年目) 4月4日

ルリマツリ(3年目) 4月4日

自分は前年の葉や枝をカットするとき、何となくバラの剪定のときのように、株元の枝を20 cmくらい残してしまうのだが……。

実際には残した枝から発芽することはなく、株元の地面から新しく芽が出てくる。

 

6月中旬

6月になるとだいぶ大きく、青々とした葉を茂らせるようになる。

ルリマツリ(3年目) 6月13日

ルリマツリ(3年目) 6月13日

 

6月下旬

枝先につぼみを発見!

「今年もいよいよこの時期が来たか……」と感無量。

ルリマツリ(3年目) 6月30日

ルリマツリ(3年目) 6月30日

 

7月上旬

最初のつぼみが開花してくる。

今年もこの神秘的な青紫色の花に出会えた!

ルリマツリ(3年目) 7月10日

ルリマツリ(3年目) 7月10日

 

7月下旬

だいぶ咲き進んできて株全体も大きくなってきた。

ルリマツリ(3年目) 7月31日

ルリマツリ(3年目) 7月31日

 

(写真ではよく分からないが)1株のように見えるが、左側の方は挿し木で増やした別の株から咲いている。

 

8月下旬

ときどき花がら摘みをする程度で次から次へと開花が続く。

フェンスからもはみ出してたくさん咲いている。

ルリマツリ(3年目) 8月21日

ルリマツリ(3年目) 8月21日

 

通行人の方からも「満開だねえ」「見頃だねえ」などのお言葉をたくさんもらえる。

かなり人目を惹くようだ。

 

9月中旬

一つ一つの花は少し小さめになったような気もするが、それでもそれを花数でカバーするような感じでたくさん咲いている。

ルリマツリ(3年目) 9月15日

ルリマツリ(3年目) 9月15日

 

この後、徐々に花数が減っていき、10月に入ると花が終わって葉だけを茂らせるようになった。

 

11月中旬

10月に一旦花がなくなり、「今年の花はこれで終わりか…」と思っていたが、なぜか11月に入って再び開花してきた!

……なんで?(笑)

ルリマツリ(3年目) 11月14日

ルリマツリ(3年目) 11月14日

 

12月上旬

12月に入ってもまだそこそこ咲き続ける。

ルリマツリ(3年目) 12月5日

ルリマツリ(3年目) 12月5日

「ひととおり花期が終わったら、ブログに記事をまとめよう……」とか思っていたのに、一向に咲き終わる気配がなく、理由が不明で焦る(笑)。

まあ嬉しい悲鳴というところだが。

 

12月下旬

本格的に寒くなり、霜が降りるようになってきた頃、ようやく花が終わって葉も枯れてきた。

(下の写真は大晦日だが、それでも右の方に少し咲いている……!)

ルリマツリ(3年目) 12月31日

ルリマツリ(3年目) 12月31日

年を越して全体的に枯れたら地上部を切り戻して、春の芽吹きを待つことにする。

 

1〜3年目の成長比較

1〜3年目の同時期(7月)で株の大きさを比較。

 

1年目の7月

ルリマツリ(1年目) 7月21日

ルリマツリ(1年目) 7月21日

 

2年目の7月

ルリマツリ(2年目) 7月31日

ルリマツリ(2年目) 7月31日

 

3年目の7月

ルリマツリ(3年目) 7月22日

ルリマツリ(3年目) 7月22日

 

明らかに株全体が大きく成長している。

年を越して前年の枝が残り続けるならば分かるのだが、毎年地上部をカットして「リセット」している感じなのに、夏に成長した姿が大きくなっていくのは不思議である。

地上からでは見えない根っこの部分が、年を追うごとに大きく成長しているのだろう。

 

おわりに

今年もたくさんの花を見せてくれた3年目のルリマツリ

わが家では敷地の北東に植えているので、それほど一日中の日当たりがあるわけではないが、それでもこれだけたくさん咲いてくれてありがたい限りである。

来シーズンも、初夏~秋にこの花と出会えるのを楽しみにしている。

 

 

( ↓ 1〜2年目の詳細な成長記録はこちら!)

( ↓ 「青い花」のまとめはこちら!)