毎年1月、恒例行事となっているバラの冬剪定及び寒肥作業。
今年も寒さの中、春の満開を夢見てせっせと作業を行う!
さらに、少し長めに伸びた枝の誘引も行ってみる。
剪定&寒肥作業に加えて、昨年の夏から冬にかけての開花等の様子も少し紹介しようと思う。
わが家の3種のバラ
わが家で育てているバラは、オリビア・ローズ・オースチン(シュラブ)、ビブレ・バカンス!(フロリバンダ)、ティップントップ(ハイブリッドティー)の3種。
オリビア・ローズ・オースチン
薄いピンクから濃いピンクへグラデーションになる花を咲かせる中輪種。
春の満開は本当に株いっぱいになる。
夏~秋にかけては、それほど多くはないが、ポツポツと咲く感じ。
ビブレ・バカンス!
鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる中輪種。
株の特性か、それともわが家の環境ゆえか、ほとんど大きくならず、何年たっても縦横50 cmくらいにコンパクトにまとまっている。
ティップントップ
クリーム色がかった黄色の花を咲かせる大輪種。
冬にだいぶ小さく剪定しても、元気よく縦に伸びて、冬にはたいてい2mくらいになっている。
昨年の夏~冬の様子
オリビア・ローズ・オースチン
今シーズンは春に満開になった後、夏~冬には本当にぽつぽつと咲いた程度であった。秋にも結構咲いた年もあり、シーズンによる差が大きい。
それよりも残念な出来事として、道路側に誘引した枝がなぜか突然枯れてしまった!
他の枝は無事だったので、部分的にカミキリムシ等にやられたか、または何か別の原因で枯れてしまったのだろう……。
(一応確認したが、カミキリムシらしき木くずは見られなかったのだが)
残念ながら復活しそうもなかったので、その枝は丸ごとカットした。
その後、念のためカミキリムシ対策として、株元にネットを巻いておいた。
ビブレ・バカンス!
6月くらいまでは元気に咲いたが、その後はぽつぽつと咲いた程度。
黒星病がやや出やすいので、わりとまめにスプレーをしたが、秋~冬までには結構葉が落ちてしまった。
ティップントップ
一番元気に咲き続けてくれた。
春の満開の後、夏・秋・冬と咲き続け、最後の花は1月にも咲いてくれた!
冬剪定&寒肥!
冬剪定
前置きが長くなったが、いよいよ冬剪定の開始!
まずは剪定の約1週間前、残っていた葉っぱを全部むしっておく!
こうすることで、株が休眠に入るらしい。
(ちなみに、株元の緑色のネットは、カミキリムシ対策のために巻いているもの)
そして1週間後、剪定!
オリビアローズオースチン、ビブレバカンスは中輪種なので、割り箸くらいの太さよりも細い枝、および込み合っている枝をカット。
あとは誘引した枝を、枝分かれした1、2節くらいのところでカット。
ティップントップは大輪種なので、鉛筆くらいの太さよりも細い枝、および込み合っている枝をカット。
残す枝も、結構大きくなる品種なので、低めに剪定する(誘引する枝を除く)。
寒肥&誘引
剪定を終えたら、春の満開を夢見て寒肥を施す!
わが家では、株周りの3ヶ所を掘って肥料を埋める方式を採用している。
昨年と違う場所を掘るように気を付ける。
埋め戻して、寒肥終了!
最後に、長めに伸びた枝を誘引しておく。
例によって、ローズフックを使って手軽に誘引する。
( ↓ 簡単に誘引ができる、ローズフックはこちら!)
おわりに
バラを育て始めてから、もはや恒例行事となった冬剪定&寒肥作業。
寒さに凍えながら、それでも頑張るのは、春の満開を迎える楽しみのためである。
毎年悩みながらの剪定だが、どのような結果になるのか、答え合わせは数か月後である。
( ↓ バラの過去記事一覧はこちら!)