ガーデニングを始めてから最初に買ったバラ、オリビア・ローズ・オースチン。
4年目を迎えた今年も、その抜群の耐病性と花付きの良さで春の庭を賑わしてくれた。
今年の初めには長く伸びていた枝を誘引したが、そちらにもしっかりと咲いてくれて、まさに「眼福」としか言いようがない光景が広がった。
丈夫で育てやすく、かわいらしいピンクの花をたくさん咲かせてくれる、ガーデニング初心者にもおすすめのバラである。
オリビア・ローズ・オースチンの特徴と育て方
過去記事にも書いたので簡単に。
・イングリッシュローズ・デビッドオースチンのバラ。デビッドオースチンの孫娘の名前が付いた自信作らしい。
・最大の特徴は耐病性の高さ。地植えでほぼ無農薬でも、黒星病にもうどん粉病にもかかっていない。環境によって、あるいは見えにくいところで多少かかっているのかもしれないが、元気に生育するのでほとんど気にならない。
・花は中心のピンクから、周辺に向かって薄くなっていくグラデーション。大輪、というほど大きくはないが、見ごたえのある花姿。
・香りはそれほど強くないが、フルーツのような爽やかな香り。
・イングリッシュローズとしては花もちがいい方で、気温にもよるが4~6日くらい。イングリッシュローズらしくパサッと散るので、早めに切り戻した方が掃除も楽だし、次の花も上がってきやすい。
・春~夏にかけてよく咲くが、株が充実するまでは秋の花は少なめとのこと。3年目は11月下旬まで、ぽつぽつと結構咲いてくれた!
過去記事のまとめ
1年目の植え付け~3年目の冬までの成長・開花・剪定等の様子はこちらからどうぞ!
開花直前のオリビアローズオースチン! 剪定後〜4月中旬の様子
株いっぱいに満開! 2年目のオリビアローズオースチンがついに本領発揮!
オリビアローズオースチン、初夏の2番花! 春後のお礼肥から再開花まで
3年目のオリビアローズオースチン、夏の花~秋の花(&冬剪定・寒肥!)
冬剪定から春の開花までの記録
1月下旬
3年目の終わり、冬剪定を終えた後の姿。
左側の枝は昨年誘引した枝で、右側に伸びている枝もこの後フェンスに誘引した。
いつもながら剪定後の姿だけ見ると、枯れてしまっているようで心配になる(笑)。
3月
そのままほとんど姿が変わらずに1ヶ月ほどが過ぎたが、3月上旬になってようやく芽吹きを確認!
3月後半にもなると、すっかりあちこちからも芽吹いてこの状態に。
4月
4月中旬、つぼみを初確認!(左写真)
その頃、株全体は右写真のようにすっかり緑に覆われている。
4月下旬にはつぼみにピンク色の筋が入り、いよいよ開花が始まる!
角度を変えて、同じつぼみの開花を4枚連続で。
5月
そしてとうとう、5月上旬に開花!
やや天候不順が続いた影響か、昨年よりも1週間ほど開花が遅かったかな?
ちなみに上の4枚の写真の最後と同じ日だが、上の写真は朝、こちらは昼の写真。
いったん開き始めると、数時間でかなり開く。
一つの花の開花に注目しているうちに、ほかの場所でもどんどん咲いていく!
日当たりがいいからか、フェンス際の方が早く咲き始めている様子。
誘引した枝にもたくさん咲き、フェンスがバラでいっぱいになる。
低めに咲いた花が、ホスタ(ギボウシ)・トゥルーブルーとコラボ。
青みがかった葉と、ピンクの花のコントラストが美しい!
5月中旬ごろ、株の真ん中あたりにも花が増えてきて、満開を迎える。
庭に出ていると「幸せ……」という言葉しか浮かんでこない。
5月下旬ごろ、それまで満開で咲いていた分の花を一気に花がら摘み。
もう少し楽しんでいてもいいのだが、結構バッサリと散るので、後から掃除するのも大変なので早めに摘むことにする。
時間差でこれから咲きそうなつぼみや、ちょうどこのくらいに咲き始めた花もあるが、ひとまず春の満開は一段落という感じかな。
たっぷり花を楽しませてもらったので、この後はお礼肥を与えて、初夏の2番花に供えてもらうことにする。
おわりに
今年の春もたくさんの花を見せてくれた、4年目のオリビアローズオースチン。
耐病性が高く、ほとんど無農薬でこれだけ順調に育ってくれてありがたい限りである。
ファーストローズとしてこの品種を選んだ過去の自分を褒め称えてあげたい(笑)。
また初夏に2番花を見せてくれるのを楽しみにしている。
( ↓ オリビアローズオースチン、植え付けからの過去記事はこちら!)
開花直前のオリビアローズオースチン! 剪定後〜4月中旬の様子
株いっぱいに満開! 2年目のオリビアローズオースチンがついに本領発揮!
オリビアローズオースチン、初夏の2番花! 春後のお礼肥から再開花まで
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