ズボラな週末ガーデニング

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バラ(ビブレバカンス!)大苗の植え付け(地植え・冬)


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先日、京成バラ園のガーデンセンターに赴き、オレンジ色フロリバンダのバラ「ビブレバカンス!(メイアン)」の大苗を購入!

庭には既に2つのバラ(リビア・ローズ・オースチンローズ・ポンパドゥール)を植えているが、それらは鉢苗(開花苗)の購入だったので、大苗の植え付けは初めてである。

このバラを選んだ経緯、そして自分なりの大苗の植え付け手順を記録しておこうと思う。

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バラ「ビブレバカンス!」大苗の植え付け

 

 

ビブレバカンスを選んだ経緯

序文にも書いた通り、庭には既に2種類のバラを植えている。

それぞれ、

 ・ オリビア・ローズ・オースチン
   (イングリッシュローズ、シュラブ(半つる性)、薄いピンク色)

 ・ ローズ・ポンパドゥール
   (デルバール、シュラブ、濃いめのピンク色)


である。

 

3本目のバラはオレンジ色にしたいと1年以上考えていたが、候補として考えていたのは

 ・ レディ・オブ・シャーロット
   (イングリッシュローズ、シュラブ)

 ・ レディ・エマ・ハミルトン
   (イングリッシュローズ、シュラブ)

 アプリコットキャンディ
   (メイアン、ハイブリッドティー


であった。

このうち、レディ・オブ・シャーロットは比較的つるが長く伸びて、小さめのつるバラとしても使えそうなことが魅力であったが、いろいろと調べた結果、秋の花がどうも少なそうなことがネックとなった。

レディ・エマ・ハミルトンは花の色などは大変好みで、丈夫で育てやすそうであったが、花もちが悪そうなこと、およびレディオブシャーロットと同様、シュラブのバラなので、3本目はハイブリッドティーフロリバンダから選びたいと思い、候補から外した。

アプリコットキャンディは耐病性が非常に高いことが魅力であったが、花色がオレンジというかアプリコット(杏色)であり(品種名が「アプリコットキャンティなのだから当たり前だが(笑))、もう少し濃いオレンジ色の花が見たいと思い、こちらも候補から外した。

 

そんな中、秋に京成バラ園のガーデンセンターで、この「ビブレバカンス!」が売られているのを見つけ、3ヶ月ほど悩んだ末、購入に至ったのである(笑)。

「ビブレバカンス!」(「!」までが品種名)はメイアンのフロリバンダ系のバラで、耐病性はアプリコットキャンディにはやや劣りそうなものの(バラの家の評価ではType2)なかなか育てやすそうで、花色も鮮やかなオレンジ色、秋にもよく咲きそうなフロリバンダ、花持ちも良さそうということで購入にむけた決意が固まりつつあった(…が、まだ迷っていた)。

そして1月に京成バラ園を訪れたときに大苗が売っているのを見つけ、これはもう運命だと諦め(笑)、購入を決意したのである。

 

( ↓ ちなみに、こんなバラです。まだ自分のは咲いてないので(笑))

 

ただ、今までの2つのバラは春および夏に開花苗(鉢苗)を購入して植えたので、大苗での購入は初めてである。

初の大苗の植え付け、ほどほどに手を抜きながら(笑)、慎重に植えつけようと試みてみる。

 

バラ(ビブレバカンス!)大苗の植え付け方

植え付け前の準備

まず、植えるにあたってバラ苗以外に、

 ・ マイローズ バラの培養土(10 L) 2袋

 ・ マイローズ バラの肥料

 ・ 花ごころ バラ専用マルチングチップ

を購入している。

土は、元々の土がそこそこいい土ならばそのまま使ってもいいのだろうが、わが家の土はやや粘土質なのと、面倒なのですべて培養土を投入している(笑)。植え付け時には堆肥を入れる、という記述もあちこちで見かけたが、この培養土には堆肥も入っていそうなので、特に追加で堆肥は入れていない。

あと、使用した上記の肥料は根に触れても大丈夫なものらしいので、与える量が大雑把で良さそうなところが自分向きである(笑)。

( ↓ 上記商品のリンクです)

 

大苗の植え付け手順(簡単なまとめ)

※注 いくつかの本やサイトを参考にしつつ、面倒なところは省いたりしていて、かなり自己流ですが……今のところこの程度でも上手くいってます(笑)。

実施した植え付け手順を簡潔にまとめると以下の通り。

① バラを植える穴を掘る。大きさは、縦・横・深さ 30~40 cmくらい。
② バラの培養土を少し入れ、肥料を一握り入れる。
③ 穴の底をスコップでザクザクと耕すように混ぜ合わせる。
接ぎ木部分のテープは外す。
⑤ 鉢から苗を取り出す。木の部分を持って引っこ抜くのではなく、鉢を横に倒して、トントンと叩いてやると抜けやすい。
⑥ 春の鉢苗(開花苗)とは違い、大苗は根が回ってしっかり根鉢ができていることは少ないらしい。根鉢のできている鉢苗ならばそのままの土で植えたりもするが、このような大苗の場合は軽くゆすって土を落とす。
⑦ 植え穴の中央に、小さな山をつくる。
接ぎ口が地面の上に出るように、高さを調節しつつ、根を広げて小山の上に置く。
⑨ 少しずつ、軽く手で土を抑えながら、周りと同じ高さまで土を入れていく。土を入れながら、少しずつ肥料も混ぜ込んでいく。
⑩ 苗の周りに、余った土で水鉢(堤防のような形)をつくる。
⑪ 水鉢の中に、たっぷりと水をやる。植え付け時はバケツ一杯分くらい、たっぷりとやるといいらしい。
⑫ 水が引いたら水鉢を崩し、乾燥防止等のためマルチングをして完了。植え付けから2週間くらいは、地植えでも水やりをした方がいいらしい。

 

大苗の植え付け手順(画像付き)

以下、画像付きで順に見ていく。

① バラを植える穴を掘る。大きさは、縦・横・深さ 30~40 cmくらい。

植え付け予定地
植え穴を掘ったところ
(左)植え付け予定地 (右)植え穴を掘ったところ


② バラの培養土を少し入れ、肥料を一握り入れる。

ばらの培養土
ばらの肥料
(左)ばらの培養土 (右)ばらの肥料


③ 穴の底をスコップでザクザクと耕すように混ぜ合わせる。
接ぎ木部分のテープは外す。

スコップで耕す
接ぎ口のテープ
(左)スコップで耕す (右)接ぎ口のテープ


⑤ 鉢から苗を取り出す。木の部分を持って引っこ抜くのではなく、鉢を横に倒して、トントンと叩いてやると抜けやすい。
⑥ 根についている土を軽くゆすって落とす。

鉢を横にして苗を出しているところ
抜いた苗の様子
(左)鉢を横にして苗を出しているところ (右)抜いた苗の様子


⑦ 植え穴の中央に、小さな山をつくる。
接ぎ口が地面の上に出るように、高さを調節しつつ、根を広げて小山の上に置く。

植え穴の中に小山をつくる
根を広げて苗を置く
(左)植え穴の中に小山をつくる (右)根を広げて苗を置く

 

⑨ 少しずつ、軽く手で土を抑えながら、周りと同じ高さまで土を入れていく。土を入れながら、少しずつ肥料も混ぜ込んでいく。
⑩ 苗の周りに、余った土で水鉢(堤防のような形)をつくる。

土を入れ終わった状態
水鉢をつくった状態
(左)土を入れ終わった状態 (右)水鉢をつくった状態

 

⑪ 水鉢の中に、たっぷりと水をやる。植え付け時はバケツ一杯分くらい、たっぷりとやるといいらしい。
⑫ 水が引いたら水鉢を崩し、マルチングをする。植え付けから2週間くらいは、地植えでも水やりをした方がいいらしい。

たっぷりと水やり
マルチング終了時
(左)たっぷりと水やり (右)マルチング終了時


これで植え付け完了!

 

おわりに

念願のオレンジのバラ、「ビブレバカンス!」をついに購入できた!

初めての大苗の植え付けなので、うまくいったかどうか不安もあるが、既に赤い芽も少し見えてきており、春に鮮やかな花を見せてくれることを期待している!

 

 

( ↓ 1年目、とうとう開花しました!)

 

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