スノードロップやクロッカスと同様、植えっぱなしで早春に咲いてくれる宿根草・球根植物を探していて、今度はヒヤシンスに目をつけてみた!
鮮やかな花色はもちろんだが、爽やかな香りも楽しめるのが嬉しい。
昨年の春に開花苗を植え付け、植えっぱなしで夏越しして2年目の開花を迎えることができた!
環境さえ合えばほとんど手間もかからない、ガーデニング初心者向けの宿根草・多年草(球根植物)である。
ヒヤシンスの特徴と育て方
伸びた茎のあちこちから開花し、縦に長い穂状の花を咲かせる球根植物。
爽やかな甘い香りも楽しめる。
翌年も確実に咲かせたければ、春~初夏に地上部が枯れてから堀り上げ、また秋にな手から植え付けるが、環境が合えば植えっぱなしでも芽吹いて開花する。
花言葉は色によって違い、例えば青いヒヤシンスは「変わらぬ愛」、赤いヒヤシンスは「嫉妬」など。
花期
2月~4月くらい。
花が終わったら、花茎の根元から切り、葉っぱは地上部が枯れるまで残す。
大きさ
縦30 cm、横20 cmくらい。
まだ2年目なので、今後さらに大きくなるかもしれないが。
水やり
地植えならほぼ不要。
鉢植えなら、生育期は土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
冬~早春の花なので耐寒性は高い。
耐暑性も高いようだが湿気には弱いそうなので、確実に翌年咲かせたければ夏は球根を掘り上げて、秋になってから植え付ける。
環境が合えば植えっぱなしでも翌年開花する。
植え付け、成長記録
昨年(2023)3月下旬
既に見事に開花している苗を購入して植え付け。
4月上旬
そのまましばらく開花を楽しみ、花が終わったら花茎の根元からカット。
葉っぱはそのまま残し、翌年の開花に向けて栄養を蓄えてもらう。
地上部は初夏ごろまでにはなくなる。
そして、そのまま植えっぱなしにしてみる。
12月下旬
存在すら忘れかけていた年末、庭を眺めていたら芽吹いているのを発見!
今年(2024)2月中旬
年を越して2月、葉の展開が始まってきた!
3月中旬
いよいよつぼみが色づいてきた!
3月下旬
ついに開花が始まる!
だいぶ開花が進んできた。
顔を近づけると、甘い爽やかな香りが感じられる。
2年目以降のヒヤシンスは、なかなか苗を買ったときのような豪華な花姿にはならないらしい。
とはいえ、購入時のような姿はやや人工的な咲き方のような感じもするので、こういう自然な雰囲気での開花も美しいものである。
4月中旬
そのまましばらく咲き続けたが、4月になってかなり暖かくなってきたころ、さすがに枯れてきた。
花茎の根元からカット。
再び周囲の葉っぱは残し、来年の開花に向けて光合成で栄養を蓄えてもらうことにする。
また来年無事に開花してもらいたいものである。
おわりに
植えっぱなしで2年目の開花を迎えることができたヒヤシンス。
夏越しできるか不安だったが、少し高めに土を盛った水はけのよいところに植えたためか、無事に翌年の開花を楽しむことができた。
このまま植えっぱなしで3年目を迎えることができるかどうか……?
答え合わせは今年の年末である。
( ↓ この花を含む「青い花」のまとめはこちら!)