毎年、年末に植えているチューリップ。
今年も同じようにホームセンターで買おうと思ったが、12月後半にもなると球根がほとんど売られていないことが判明。
そういえば昨年までは、植えるのは年末でも、球根の購入自体は12月初旬までには済ませていたなぁ……(笑)。
仕方がないので、ネットで50球のまとめ買いセットを購入。
結果的に、花が咲くまでどんな形の何色の花が咲くかもわからないドキドキを味わえた(笑)!
地植えだと球根を買って植え付けるだけで、あとはほとんど手間もかからずに春に花を楽しませてくれる、ガーデニング初心者向けの一年草(一部は多年草)である。
チューリップの特徴と育て方
秋ごろから園芸店に出回る球根を植え付け、春に花を楽しむ。
初夏ごろに球根を掘り上げて、また秋に涼しくなってから植えると複数年楽しめる。
園芸用に品種改良された普通のチューリップに対し、原種系と呼ばれるチューリップは花の豪華さでは負けるが、植えっぱなしで複数年楽しめたりもする。
花言葉は「博愛」「思いやり」など。あとは色によって異なり、例えば赤は「愛の告白」など。
花期
4月~5月。前の年の終わりに植え付け、2月頃に芽が出るまでかなり時間がかかる。
大きさ
品種によって様々。一般的には、高さ50 cmくらいの花を咲かせるものが多いが、原種系のチューリップは高さ20 cmくらいの小さめのものが多い。
水やり
地植えでは、植え付け時に水をたっぷりやった後は、自然の雨だけで十分。
鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
球根は過湿に弱いので、水やりのし過ぎに注意。乾燥気味を心がける。
肥料
球根に栄養を蓄えており、基本的には不要。
生育期には液肥をやったりしてもいいらしい(が、自分は放置)。
耐寒性・耐暑性
寒いうちは地下で球根として過ごすので、特に寒さ対策は不要。むしろ寒さに当てないと花が咲かない。
初夏頃まで葉が地上部に残って光合成して、翌年の栄養を蓄えた後は地上部がなくなる。
植え付け、成長記録
12月下旬
序文にも書いた通り、今年は購入が遅くなったため球根を店頭で選びながら買えなかったので、「おまかせ50球ミックス」と書かれていたものをネットで買っている。
どんな形の、何色の花が咲くか全くわからないのも楽しみ。
穴を掘って、植え付ける。
植え付けの深さは、球根の3倍くらい。
穴を掘っていたら、植えっぱなしにしていた昨年の球根からも芽が出ていた!
傷つけないように気をつけながら、それ以外の場所に新しい球根を植える。
50球も買ってしまったので、春夏には野菜を育てていた場所にも大量に植える。
埋め戻して、たっぷり水やりをして植え付け完了!
2月下旬
そのまま2か月ほどは全く変化がないままだが、2月後半になって気が付くと芽が出てきていた!
3月上旬
ほかの場所からもどんどん芽が出てくる!
写真左側、陽がよく当たる場所は芽がたくさん出ているが、右側の日陰がちなところはほとんど出ていない。
日当たりというか、地温が上がりやすいところの方が発芽しやすいのだろうか?
3月中旬
全体的にだいぶ葉が展開されてきた!
一度勢いがつくとあっという間である。
3月下旬
球根によって成長の速度が違い、白花のものがいち早くつぼみを膨らませてきた!
それから3日後、開花!
そして赤花も、それに合わせるように開花!
4月上旬
黄色や紫、ピンクの花も追いつくようにどんどん開花!
たくさん植えたところは、チューリップがひしめき合っていて実に美しい。
4月中旬
様々な角度から。
チューリップはどの角度から見ても絵になると思う。
奥のハナニラとの共演も美しい!
ほぼ同時期に、昨年植えた原種系のチューリップ・リトルプリンセスも開花!
原種系は植えっぱなしでも毎年咲いてくれると聞いていたが、本当だった!
大きさは小さいものの、ひっそりと咲く姿が可憐である。
4月下旬
時間差でまだ咲いている色の花もあるが、全体的にはそろそろ花の終わりが近づいてきた。
春夏に野菜を植えるスペースのところは抜いてしまうが、そうでないところは葉だけ残してしばらくそのままにする。
うまくいくと、植えっぱなしでもまた来年咲いてくれたりする。
おわりに
毎年植えて春に花を楽しんでいるチューリップ。
今年は購入の適期に買いそびれたこともあり、闇鍋のように球根の詳細がわからない状態での栽培となった。
結果としては、春に咲くまでどんな花が咲くかわからず、ちょっとギャンブルのような楽しみも増えたような気がする。
来シーズンは球根が売っている時期に忘れずに購入しようと思う。
(または今年のように、あえて中身がわからない買い方をしてみるか(笑)?)
( ↓ チューリップの過去記事はこちらから!)