今年も楽しみな季節がやってきた。
春に一面のピンクのじゅうたんのような花を咲かせてくれるグランドカバー、タイム・ロンギカウリスの花期である。
グランドカバー、芝生の代わりの雑草対策として実に優秀で、花のない季節でもほぼ常緑で庭を彩ってくれる。
やや夏の暑さ・蒸れに弱い面もあるが、基本的には花がら摘みと初夏の刈り込み程度でよく育ってくれる、ガーデニング初心者向けの宿根草・多年草である。
2021年のゴールデンウィーク最終日、5月5日に京成バラ園を訪れた。
バラ園としての満開の時期は5月中旬以降なのだろうが、日々更新される開花状況で「3分咲き」と書かれていたので、混雑を避けてこの時期に行ってみた。
桜の花で「3分咲き」というと、全体的にちょろちょろと咲いている感じなので、全然物足りない様子をイメージすると思うが……。
結果としては、バラ園の「3分咲き」は「満開の株と、全く咲いていない株がある」「つるバラ等はかなり満開のものも多い」という状況だったので、咲いているエリアについては春の開花を存分に味わうことができた。
今年の開花がわりと早めだったこともあるだろうが、十分に楽しめたと言える。
満開の時期は本当に混雑するので(駐車場がいっぱいになってしまったり、入場制限などもある)、ある程度ゆっくりと散策したいならば少し時期を外して訪れてみるのもおすすめです!
(トップ画像は、コルデスの「カーディナル」)