「毎年春にお世話になっています」と書き出したくなる宿根草(常緑低木)、イベリス・ブライダルブーケ。
花のない時期も常緑で、花壇の一角を彩ってくれる。
そして本領発揮の春、葉が見えなくなるくらいの無数のブーケのような白花で覆われて、目を楽しませてくれる。
ガーデニング初心者の頃、何となく見つけて花壇の一角に植えてみた自分に「ファインプレー!」と褒めてあげたい気分である(笑)。
ほとんど手間もかからず、春になると毎年花を咲かせてくれる、ガーデニング初心者向けの宿根草・多年草(常緑低木)である。
イベリス・ブライダルブーケの特徴と育て方
イベリスには一年草のものと宿根草(多年草)のものがあり、こちらは宿根草のイベリス。
園芸店などでは「宿根イベリス」「イベリス・センパーヴィレンス」などとラベルに書かれている。
または、本記事と同じものが欲しければ、「ブライダルブーケ」と書かれているものを購入するのが簡単である。
他に、少し花の色が違う「ピンクアイス」や「スノーサーファー」などもある模様。
花言葉は「初恋の思い出」「甘い誘惑」など。
花期
3月~6月(らしいが、わが家では2月~4月いっぱいというところ)
大きさ
1株の大きさは幅20~30 cmくらい。花も合わせると高さは30 cmくらいか。花壇の一角のグランドカバーとしても使える。それほど巨大化もしないので、寄せ植えなどにも使えそうである。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高い。特に何もしなくても常緑で冬を越す。
夏も特に暑さ対策はしていない(わが家では家の東側(半日陰)の場所に植えています)。
1〜2年目の様子
植え付け時の様子。花壇の端に3株植え付けた。
1年目と2年目の開花の様子。
1年目に比べて、2年目は株も大きくなり、花数も圧倒的に増えた!
( ↓ 1年目と2年目の詳しい成長記録はこちらの記事で!)
今シーズン(3年目)の様子
2月中旬
まだ寒さも残る2月の中旬の様子。
冬でも常緑で、花壇の一角に緑を見せ続けてくれた。
そして、片隅につぼみが膨らんできているのを発見!
今年もこの季節が来たか……とワクワクする。
3月中旬
開花が進み、だいぶ花数が増えてきた!
4月上旬
ほぼ満開、かな?
ほとんど何も手入れしていないのに、毎年花を拝ませてくれてありがたい限りである。
株の大きさは、去年よりやや大きくなったような気がする。
4月中旬
少し花数が減ってきたような気がするが、まだまだ元気!
4月末
さすがにそろそろ花の終わりかな?
花がら摘みだけしておき、葉はこのまま一年中残る。
花のアップ
陽に照らされるイベリス・ブライダルブーケ。
日に当たっているところと、陰になっているところのコントラストが美しい!
おわりに
今年も花壇の一角で春を告げてくれたイベリス・ブライダルブーケ。
毎年手間いらずで、花束のような姿を見せてくれてありがたい限りである。
3年目に入り、やや株が大きくなってきた(とはいえ、2年目とはそれほど違いはないが)ので、少し刈り込んで、ほどほどの大きさに調整しようか?
また来年の春に、素敵な白い花を見せてくれるのを楽しみにしている。
( ↓ 植え付けから、1〜2年目の成長記録の詳細はこちら!)