人気の植物、ベロニカ・オックスフォードブルーの薄紫色バージョン、という感じの植物、ベロニカ・ウォーターペリーブルー。
オックスフォードブルーのはっきりした青紫色に比べて、こちらはパステルカラーの微妙な色合いが美しい!
育て方もオックスフォードブルーとほとんど同じで、ほとんど植えっぱなしで毎年花を咲かせてくれて、花のない季節もグランドカバーとして雑草対策になってくれる。
ほとんど手間もかからず、グランドカバーとしても広がり過ぎて困る、ということもあまりない、ガーデニング初心者向けの宿根草・多年草である。
ベロニカ・ウォーターペリーブルーの特徴と育て方
序文にも書いたが、まさにベロニカ・オックスフォードブルーの薄紫色バージョン、という感じの宿根草・多年草。
ベロニカの仲間には大きな穂状の花を咲かせる品種などもあるが、こちらはグランドカバーとして広がって、無数の小花を咲かせるタイプ。
ほとんど放置で、毎年春には花を楽しませてくれる。
踏圧にはそれほど強くなさそうなので、花壇の中などの足を踏み入れない部分のグランドカバーとしておすすめ。
ウォーターペリーブルーの花言葉は見つからなかったが、ベロニカ全体の花言葉は「忠実」「名誉」など。
花期
3月~5月上旬くらい。
大きさ
高さ5cmくらい、横方向には徐々に広がるグランドカバー植物。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高い。霜が降りてもへっちゃら。
耐暑性も高い。特に何もしなくても夏を越す。
1〜2年目のダイジェスト
1年目、植え付けは既に花期が過ぎた8月。
この年は葉っぱを眺めるだけで終わる(笑)。
2年目の春には、そこそこたくさんの花を咲かせてくれた!
途中、やや元気がなくなって株元の葉が少なくなったりしたこともあったが、切り戻しておいたら再び元気に茂ってくれた。
2年目の秋には、なぜか少しだけ花が咲いた。
たまにこういうことがあると得した気分で嬉しい。
( ↓ 1~2年目の様子の詳細はこちらの記事で!)
今シーズン(3年目)の開花の記録
今年(2021)2月下旬
寒さがやや和らいできたころ、いよいよ今年のつぼみらしきものが見え始めてきた!
3月中旬
ついにつぼみの色が薄紫色になる!
開花直前!
3月下旬
3月下旬、といっても、上の中旬の写真からわずか3日後、今年の最初の開花!
今年もこのパステルカラーの小花に出会えた!
一度咲き始めると、他のつぼみも次々と咲き進む。
4月上旬
すっかり小花でいっぱいになる。
朝日に照らされる姿が美しい!
去年よりも、かなり花数が増えているように思える。
株が充実してきたかな?
4月中旬
まだまだ元気に咲き続けている!
わが家では、ベロニカ・オックスフォードブルーはもう少し早めから咲き始めて、花の終わりも少し早い。
同じ日(4月11日)の様子の比較。
同時期でこのような違いがみられる。
ちょうとオックスフォードブルーと花期のリレーをしているような感じ。
こういう花が好きなら、近くに植えたりすると長い期間花が楽しめるのではないだろうか。
4月末
そろそろ花の終わり。
花が終わったら、花がら摘みを兼ねてざっと切り戻す程度。
夏~冬は、地表近くで葉を茂らせて、雑草を抑制してくれる。
スーパーアリッサムとのコラボ
わが家の花壇では、スーパーアリッサム・フロスティーナイトと隣に植えている。
ちょうど背の低い小花どうしでコラボしていて、薄紫色と白花のコントラストがいい感じである。
おわりに
今年も薄紫色の小花をたくさん咲かせてくれたベロニカ・ウォーターペリーブルー。
オックスフォードブルーを植えている方はかなり多いと思うが、色違いという感じのこちらの植物も、手間いらずで毎年花を見せてくれるグランドカバーとして優秀である。
オックスフォードブルーが好きなら、こちらの品種もいかがでしょうか?
少し花期がずれているので、似たような花を長く楽しめてお得である。
また来年の春に、素敵な小花を見せてくれるのを楽しみにしている。
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( ↓ 1〜2年目の様子の詳細はこちら!)
( ↓ 他のグランドカバー植物のまとめ記事はこちら!)
( ↓ 翌年、4年目のウォーターペリーブルーの様子はこちら!)
( ↓ 「青い花」のまとめはこちら!)