ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

ようやく咲いたユリオプスデージーが満開!


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秋から春に咲く花として期待して植えたユリオプスデージー

近所では寒い時期から元気に咲いている姿をよく見かけた。

しかしわが家のユリオプスデージーは植え替えの影響か、冬には全然咲いてくれず、春になってようやく株いっぱいの花を咲かせてくれた!

やや寒さに弱い面もあるが、関東南部以南では常緑で元気に生育する、ガーデニング初心者〜中級者向けの多年草(常緑低木)である。

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ユリオプスデージーが満開!



 

ユリオプスデージーの特徴と育て方

秋~春に5cmくらいのいかにも「お花」という感じの黄色い花を多数咲かせる多年草(常緑低木)。

環境にもよるが、葉は常緑のシルバーリーフなので、花のない時期にも庭を賑わしてくれる。

花は、葉っぱから少し長めの細い茎を伸ばして「ひょろん」という感じで咲く。

耐寒性はそれほど高くないようだが、わが家では普通に冬を越して、年々大株になっている。このブログでは多年草のカテゴリに入れているが、実際は徐々に木質化していく常緑低木。

ある程度剪定に耐えるので、程々に切り戻して整えるとよい。

花言葉「円満な関係」「明るい愛」など。

 

花期

11月~4月(らしいが、わが家では春にならないと咲かない)

大きさ

年々成長して大株になる。わが家では、高さ20 cmくらいから始まり、3年目の現在では高さも幅も50 cmくらいになっている。

水やり

地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。

肥料

植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はそれほど高くないらしいが、わが家では普通に冬を越した。

(寒い地域では霜よけ等をした方がいいかも)

夏は特に何もせずに元気に育っている。

 

植え付け、成長記録

2019年10月上旬

園芸店で購入して植え付け。

初めのサイズは、高さ20 cmくらい、幅15 cmくらい。

ユリオプスデージー(1年目) 植え付け 10月2日

ユリオプスデージー(1年目) 植え付け 10月2日


初めからいくらか花やつぼみがついていたが、これらが咲いた後はあまり開花しなかった。

株は少しずつ大きくなっていった感じ。

 

2020年4月中旬

植え付けから半年が経過し、ほとんど花が咲かないまま株は結構大きくなった。

縦横30 cmくらいになり、つぼみがいくつも出てきた。

ユリオプスデージー(1年目) 4月19日

ユリオプスデージー(1年目) 4月19日


 

2020年4月下旬~5月上旬

前年秋の購入時についていたつぼみを除くと、最初の開花!

ユリオプスデージー(1年目) 4月24日

ユリオプスデージー(1年目) 4月24日


そして徐々に花数が増え、5月上旬にはこんな感じ。

ユリオプスデージー(1年目) 5月4日

ユリオプスデージー(1年目) 5月4日


つぼみはたくさんついているが、これらが一斉に咲くことはなく、前の花が終わりながら次のつぼみが咲いていく感じ。

このまま5月中旬くらいまで開花が続き、その後は葉を茂らせながら株が成長していった。

 

2020年10月中旬

秋になり、再び咲き出した!

秋から冬(〜春)に咲いてくれる花として期待して植えたので、嬉しくなる。

ユリオプスデージー(2年目) 10月18日

ユリオプスデージー(2年目) 10月18日


 

2020年11月中旬

……と思ったら、花が止まってしまった。

ただ葉が茂っているだけの状態に戻る(笑)。

ユリオプスデージー(2年目) 11月18日

ユリオプスデージー(2年目) 11月18日


ここで、どうせ花もなくなってしまったし、当初想定していたよりもだいぶ大きくなってきてしまったので、花壇の中での位置を変えることにする。

下の写真、右側が南側なのだが、ユリオプスデージーが茂っているためにそれよりも北側(左側)が影になってしまうので、花壇の中でも北側(写真左側)に移すことにする。

ユリオプスデージー(2年目) 植え替え前 11月18日

ユリオプスデージー(2年目) 植え替え前 11月18日

ユリオプスデージー(2年目) 植え替え後 11月18日

ユリオプスデージー(2年目) 植え替え後 11月18日


一般的に花が咲く時期に植え替えをすると、根が傷ついたりするので本当は良くないらしいのだが……。

これからの季節(冬)に、花壇の他の部分の日当たりが悪くなるのを懸念して、思い切って植え替える。

 

2021年3月中旬

植え替えた結果、無事に根付いてはくれたようだが、その後の冬に花が咲くことはなかった。

ユリオプスデージー(2年目) 3月14日

ユリオプスデージー(2年目) 3月14日


近所では、真冬でも結構たくさん咲いている様子をよく見かけたので、「なんでうちのは咲かないんだ……?」と残念に思う。

やはり花期の直前に植え替えたのが良くなかったのだろうか……?

 

しかしながら、春になってようやくつぼみが見えてきた!

ユリオプスデージー(2年目) 3月14日

ユリオプスデージー(2年目) 3月14日 蕾が見えてきた!


 

2021年4月上旬

ようやく開花!

株が何とか生き長らえている程度ではなく、それなりに根を張って元気に育っていることが分かってホッとする。

ユリオプスデージー(2年目) 4月4日

ユリオプスデージー(2年目) 4月4日


つぼみもたくさん出てきた!

「これでもか!」という感じで無数のつぼみが出てくるので楽しくなってくる。

ユリオプスデージー(2年目) 4月2日

ユリオプスデージー(2年目) 4月2日


 

2021年4月中旬

たくさんの花が開花!

おそらくこの時期が満開かな?

ユリオプスデージー(2年目) 4月18日

ユリオプスデージー(2年目) 4月18日

たくさん出てきたつぼみは一斉に咲くのではなく、少しずつ時間差で咲いていくので、かなり長い間楽しめる感じ。

4月上旬~中旬の、まだそれほど花壇に花が多くない時期にたくさん咲いてくれるので重宝する。
 

2021年5月中旬

花の数が少なくなってきた。

ユリオプスデージー(2年目) 5月9日

ユリオプスデージー(2年目) 5月9日


株の大きさが想定よりもかなり大きくなってきている。

葉が残っているくらいの高さまでなら剪定をしても大丈夫なようなので、思い切ってわりと切り戻して大きさを調整してみた。

ユリオプスデージー(2年目) 切り戻し 5月9日

ユリオプスデージー(2年目) 切り戻し 5月9日

 

サルビアネモローサとのコラボ

4月後半から咲き始めてきた宿根草サルビアネモローサ・カラドンとのコラボ。

あまり上手に撮れていないが……ユリオプスデージーの黄色い花と、サルビアネモローサの青紫色コントラスト(あと花形の対比)が美しい!

ユリオプスデージー(2年目) サルビアネモローサとのコラボ

ユリオプスデージー(2年目) サルビアネモローサとのコラボ


 

おわりに

秋から春までの長期間開花してくれるユリオプスデージー

今シーズンは花期の直前に植え替えたためか、秋~冬には期待したように咲いてはくれなかったが、春になってようやくたくさんの花に出会えた。

少し株の大きさを調節しつつ、このまま順調に育てば今年の秋にまた花を咲かせてくれることを期待する。

思い通りいかなかったり、試行錯誤するのもガーデニングの醍醐味である。