2021年のゴールデンウィーク最終日、5月5日に京成バラ園を訪れた。
バラ園としての満開の時期は5月中旬以降なのだろうが、日々更新される開花状況で「3分咲き」と書かれていたので、混雑を避けてこの時期に行ってみた。
桜の花で「3分咲き」というと、全体的にちょろちょろと咲いている感じなので、全然物足りない様子をイメージすると思うが……。
結果としては、バラ園の「3分咲き」は「満開の株と、全く咲いていない株がある」「つるバラ等はかなり満開のものも多い」という状況だったので、咲いているエリアについては春の開花を存分に味わうことができた。
今年の開花がわりと早めだったこともあるだろうが、十分に楽しめたと言える。
満開の時期は本当に混雑するので(駐車場がいっぱいになってしまったり、入場制限などもある)、ある程度ゆっくりと散策したいならば少し時期を外して訪れてみるのもおすすめです!
(トップ画像は、コルデスの「カーディナル」)
京成バラ園・施設案内などの基本情報
所在地
千葉県 八千代市 大和田新田755
地図
施設
ローズガーデン(有料・季節によって異なり、500円~1500円、中学生以下は無料!)
※ 入園料は2021年4月時点のもの。
ガーデンセンター(園芸店)、レストランなども併設。
イベントスペースではバラ講座なども開催されている。
電車でのアクセス
京成線「八千代台駅」バス30分
駐車場
有り(有料、レストランやガーデンセンターなどの利用で無料措置あり)
営業日
火曜日や水曜日が休みのことが多いが、季節によって異なるので要確認。
春バラや秋バラのシーズンはわりと無休。
営業時間
9:00(10:00)〜16:00(17:00)
季節によって異なるので要確認。
公式ホームページ
営業時間や営業日、イベントなどの詳細はこちらの公式HPを参照。
https://www.keiseirose.co.jp/garden/
園内の様子
ローズガーデン入口にて。
あいにくの曇り空だが、前日の夏のような暑さよりはマシかも?
チケットを買って入場。
入ってすぐのところにディズニーエリアがある。
たくさんのペチュニアや「ディズニーランドローズ」がお出迎え。
このバラも、耐病性が高ければぜひとも育ててみたいのだが……。
「ベルサイユのバラ」エリアのテラスからバラ園全体を見渡す。
これが3部咲き? という感じ。
その後ローズガーデン下段に降りていき、たくさんのバラを堪能。
印象深かったものを順に載せていく。
メイアンの「サンライト・ロマンティカ」。
最近は黄色いバラに興味が出てきたので、ついつい見入ってしまう。
同じくメイアンの「ボレロ」。
隅々まで見尽くしたわけではないが、今回出会ったバラの中では最も香りがよく、魅了されてしばらくその場を動けなかった(笑)。
イングリッシュローズのコーナーもある。
昨年、購入しようかものすごく悩んだ「レディ・オブ・シャーロット」も綺麗に咲いていた。
昨年夏・秋には咲いている姿が見られなかったので、花に出会えて嬉しい!
イングリッシュローズの「アブラハム・ダービー」。
フェンスいっぱいの花が美しい。
やはり名花ですね!
メイアンの「アプリコット・キャンディ」。
耐病性が極めて高く、美しいアプリコットの花を咲かせる。
これも昨年、買おうかどうか散々迷ったんだよなあ……。
こちらは藤色(紫色)のバラの名花、京成バラ園の「しのぶれど」。
紫のバラもいいなあ……とか言い出すときりがないが(笑)。
そして今年の初め、迷った末に買ったメイアンの「ビブレバカンス!」。
わが家では現在、結構咲いているが、ここではまだ咲き始め。
結構大きくなるんだな……植えたスペースじゃ狭かったかもしれない。
ここまでは一色(またはグラデーション)のバラだったが、こんな風にはっきりと2色(以上)になっているバラもある。
京成バラ園の「栄光」。
同じく京成バラ園の「きらり」。
こんなバラがあるなんて、興味を持つまでは全く知らなかった。
こういうバラも魅力的だなあ……。
つるバラの方は、かなり開花が進んでいた。
アーチを埋め尽くすように満開になっていた箇所がたくさん!
まずは入り口近くの、タンタウ「サハラ ’98」。
オレンジ色の無数のバラが美しい!
メイアン「ツル.ゴールドバニー」の黄色いアーチも見事!
つるバラのアーチ、というかトンネルになっている箇所もあった。
内側を通ってみたが、中からだとびっしり繁茂していてよく見えないので、むしろ外側からの観賞用。
そして、京成バラ園の人気品種「ローズうらら」のつるバラバージョン、「ツル.ローズうらら」。
鮮やかすぎるピンクと、いくらなんでも花つきが良すぎでしょう、と言いたくなるような無数の花!
このつるバラ(またはつるバラではない方のローズうらら)もそのうち育ててみたいが……個人の庭ではスペースの限界が……(笑)。
おしゃれな小屋のあるスペースもあった。
ここも周囲が無数のバラで覆われている!
宿根草のエリアも、春の花で賑やか!
おまけ……
バラのシーズンには、園内にアイスクリーム屋も出店している。
バラの香りがするアイスクリームを楽しめる。
これは、「ローズソルト」。
バラの香りと、塩味が美味しい!
アイスクリーム屋の近く、バラが満開のエリア。
美しい……としか言えない。
ガーデンセンター
やはりバラ園なので、ガーデンセンター(園芸店のエリア)には多数のバラ苗も販売されている!
おそらくこの時期が、最も品ぞろえが豊富だと思われる。
ここはデルバールのコーナー。
人気のため普段はわりと品切れがちのイングリッシュローズもたくさん!
今はまだあまり咲いていないが、開花が始まると、ここだけでもバラが十分楽しめるほど。
ガーデンセンターは入場無料なのでお得である(笑)。
これはガーデンセンターの入り口のつるバラアーチ。
園内に入らなくても、ガーデンセンターの周囲のバラだけでも十分楽しめるほど。
これは、メイアンのカクテルかな?
周囲のフェンスもこんな感じ。
おわりに
昨年夏、秋に続いて、今年は春にも訪れることができた。
昨年の5月は休園中で、春バラの開花を楽しめなかったので、春の訪問としては2年ぶりということになる。
冒頭にも書いたが、本来の満開の時期は5月中旬以降であるが、大混雑が苦手な方は、GWくらいに「3分咲き」となっていれば十分楽しめると思われる。
また夏や秋にも、たくさんのバラを楽しませてもらおうと思っている。
京成バラ園の皆様、いつもありがとうございます!
( ↓ 昨年の夏・秋の訪問記録はこちら!)