2年目のデルバールのバラ、ローズ・ポンパドゥールが、長い梅雨や猛暑にも負けず、元気に咲き続けてくれている!
もう一つ植えている耐病性最強のバラ「オリビア・ローズ・オースチン」ほどではないが、黒星病やうどん粉病などへの耐病性も高く、育てやすいバラである。
四季咲き性も高く、昨年は年を越して正月にも咲いてくれた!
「『四季咲き』と言っても、春~秋に4回ほど咲いて、真冬には花が休むものだろう……」と思っていたが、冬にもバラが楽しめて得した気分であった。
梅雨や秋の長雨の時期には多少黒星病が見られるものの、ほとんど無農薬で元気に育ってくれるので、ガーデニング初心者におすすめのバラだと思う。
ローズ・ポンパドゥールの特徴と育て方
過去記事にも書いたので簡単に。
・フランス、デルバールのバラ。
・耐病性が高く、昨年はほぼ無農薬。わが家では地植えにしているが、うどん粉病らしきものは見られない。梅雨や秋の長雨の時期などには無農薬だと黒星病は出るので、安全のためには多少薬剤散布をした方がいいかもしれない。
・花もちがよく、気温にもよるが5~6日くらいは鑑賞に堪える。イングリッシュローズ等と違い、「まだ見ごろかな?」とか思っているうちにパサリと散ることはなく、そのまま朽ちていく感じ。本当に長く放置するとさすがに散るが(笑)。
・花もちがいいのに香りも強いという、素晴らしい特性を持つ。ブドウのような爽やかな香りがあたりに立ち込める。
・強剪定にも耐えるので、鉢植えでも育てやすい。
・シュートがわりと長く伸びるので、小型のつるバラとしても使える。わが家ではフェンスに誘引しています。
過去記事のまとめ
1年目の植え付け、剪定と寒肥、フェンスへの誘引、2年目の春~初夏までの成長や開花の様子はこちらからどうぞ。
特に春の満開の様子は必見です!
開花直前のローズ・ポンパドゥール! 小型のつるバラとしての本領発揮が近い!
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ローズ・ポンパドゥール、初夏の2番花!春後のお礼肥から再開花まで。シュート三兄弟が元気いっぱい!
初夏~秋の開花の様子
7月中旬
初夏の2番花が終わり、長い梅雨が始まる。
一旦、花はほとんどなくなる時期。
一日、強い雨と風の日があり、せっかく伸びてきたサイドシュートがポキリと倒れてしまっていた!
これからたくさんの花を期待していた枝だっただけに悲しい……。
折れてほしくないシュートは、早めに支柱を立てておいた方がいいですね。
7月下旬
例年にない長梅雨で、結局7月中は梅雨が明けなかった。
そんな中でも、ポツポツと開花を続けてくれている。
ほとんど陽が出ていないのに、よくこれだけ咲いてくれるものである。
別の場所では、雨粒に濡れながら懸命に房咲きで咲いてくれた!
雨の中で咲く姿も美しい!
8月上旬
8月に入ってようやく梅雨明け。記録的な長梅雨だった。
雨の中で咲く姿もいいが、やはりこのバラは陽に照らされて輝くように咲く姿が一番様になる気がする!
![2年目のローズ・ポンパドゥール 8月2日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/an-ei/20201010/20201010015511.jpg)
![2年目のローズ・ポンパドゥール 8月2日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/an-ei/20201010/20201010015516.jpg)
8月中旬
またシュートが長く伸びてきた!
1ヶ月前の失敗を教訓に、今度は早めに支柱を導入。
長く伸びて、冬に誘引できるのが楽しみ!
![2年目のローズ・ポンパドゥール サイドシュートに支柱を 8月15日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/an-ei/20201010/20201010015610.jpg)
![2年目のローズ・ポンパドゥール サイドシュートに支柱を 8月15日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/an-ei/20201010/20201010015606.jpg)
例によって、支柱やフェンスへの固定はローズフックを使用している。
麻ひもで結わえたりするよりも楽で、取り外したり少し調整し直したりするのも容易で重宝している。
他の場所でも、枝がニョキニョキ伸びてきている。
やはり夏の明るい日差しの下だと、植物も嬉しそうである。
フェンス際ではかなり綺麗めな形で一輪咲いてくれた!
春とはだいぶ花姿が違うが、それがこのバラの面白いところでもある。
8月中、一番同時に咲いたのはこの時期か?
これだけ暑い盛りに、バラをこんなに楽しめて嬉しい限りである。
9月中旬
秋になっても引き続き開花が続く。
一斉に開花はしないものの、本当に途切れずにポツポツとは咲いてくれるので、何だか一年中楽しませてもらっている感じ。
とはいえ、7月の長梅雨の頃から少し気になっていた黒星病が、やや株全体に広がってきて、だいぶ葉の数が少なくなってきた。
去年は8月に購入(それまでは雨の当たらない温室内)して植えたので全く気にならなかったが……。
もう一つ植えている耐病性最強のオリビア・ローズ・オースチンに比べると、さすがに長雨による黒星病は多少出てくるかな?
ほとんど無農薬なので多少は覚悟しないといけないとはわかっているが……。
おわりに
初夏の2番花に続き、夏~秋にかけても引き続き花を楽しませてくれたローズ・ポンパドゥール。
記事中でも書いた通り、現在黒星病が少し広がってきて、回復を待っている状態。
あまり広がるようなら、多少スプレーしておくかな……?
ただ既存の枝葉が元気をなくしても、新しくどんどんシュートが出てくるので、丸坊主のような状態にはなっていない。
あまり手をかけ過ぎないガーデニングを目指しているので、ひとまず様子を見てみることにする。
昨年は晩秋~冬にかけても咲き続けてくれたので、今年も長く楽しませてくれることを期待している!
( ↓ ローズ・ポンパドゥールの過去記事はこちらから!)
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