オリビアローズオースチンに続き、ローズポンパドゥールもつぼみをつけてきた!
半つるバラ(シュラブ)に分類されるバラは多いが、その性質は様々である。
ローズポンパドゥールはかなり長めに枝が伸びるので、大きなアーチは無理でもフェンスに誘引するくらいは十分楽しめる品種である。
初心者が剪定・誘引をしてみた後、葉が茂ってくるまでの様子を紹介しようと思う。
ローズ・ポンパドゥールの特徴
過去記事にも書いたので簡単に。
フランス・デルバールの品種。上にも書いたが、かなり枝が長く伸びるので小型のつるバラとしても利用可。
耐病性はオリビアほどではないが高く、昨年はほぼ無農薬。
四季咲き性が高く、昨年は正月にも花をつけていた。
花もちはとてもよく、気温にもよるが6~7日くらい。香りが強い。花びらはパサっとは落ちずに、枝についたまま徐々に朽ちていく感じ。
( ↓ 植え付け〜1年目の様子はこちら)
昨年〜現在までの様子
購入時(8月)
夏の暑い最中、埼玉県の「バラの家」まで赴いて購入した。
温室内の暑さの中、複数売られていた本種を汗だくで選んだのもいい思い出(笑)。
すでに8月なので、もちろんこの年の春のピークは過ぎている。
夏でも新しい芽を伸ばして、元気に咲き続ける!
12月
途中は過去記事で書いたので省略。正月でも咲く四季咲き性の高さ!
シュートを長く伸ばしたいなら、支柱があった方がいい(自分は強風で1回折れました(泣))。
1月
剪定&寒肥。やり方等は過去記事参照。
オリビアと違い、放っておいても枝の色や葉の量などがはっきり「休眠」という感じにならないので、剪定1週間くらい前にすべて葉をむしって落とす。
さらに、よく伸びた2本のシュートを誘引。
初心者の誘引にはローズフックが実に便利である。
片手で枝を押さえながら、もう一方の手で結ぶ、という超絶技術(自分にとっては(笑))を駆使する必要がない。
取り外しも容易。寒風の中の作業は限りなく少なくしたいので実に重宝する!
フェンス等への誘引だけでなく、細めの枝が長く伸びて垂れ下がってしまいそうなときなど、長めのローズフックを使えば簡単に支えることができて便利。
誘引後の姿。この時点ではなんか枝がフェンスに固定されているな、というだけの感じ(笑)。
4月中旬
現在の様子。剪定&誘引時には寒々しい姿だったのが、すっかり葉を増やしている。上の写真と比べていただきたい!
剪定時の枯れたような姿から、春を迎えて緑あふれる姿に変わる様子を見ていると、「復活!」という印象を強く受ける。
まるで翼を広げて飛び立とうとしている不死鳥のように見える……のは自分だけだろうか(笑)?
おわりに
オリビアに続き、開花直前までという寸止め的な記事を書いてしまった。
これも春の訪れを喜ぶ心ゆえである(笑)。
またしっかり開花したら記事で紹介していきたい。
( ↓ ついに開花しました!)