袋に入った根っこだけの状態で購入したアガパンサス。
1年目は咲かず、2年目(昨シーズン)はようやく花を拝むことができた。
そして3年目の今シーズンは、多少株も充実したのか、花数も増えて十分に楽しむことができた!
地植えならほぼ植えっぱなしで何もしなくても毎年花を咲かせてくれる、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
アガパンサスの特徴と育て方
基本的には、冬には地上部がなくなる宿根草。
春になると芽吹き、初夏~夏頃に花火のような花を咲かせてくれる。
花色は紫、青、白など。
花言葉は「知的な装い」「恋の訪れ」など。
花期
6月~8月頃。
大きさ
品種による。30 cmくらいの小型の品種から、1mを超える大きなものまである。
水やり
地植えならほぼ不要。地植えが基本だと思うが、鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
基本的には不要。地植えの場合、やり過ぎると大きくなりすぎるかも?
耐寒性・耐暑性
全く問題なし。宿根草のため、品種にもよるが冬には地上部がなくなる。
1〜2年目のダイジェスト
1年目(2019)3月中旬
ホームセンターで球根だけの状態で売っているものを見つけて購入。
「植えっぱなしで毎年開花!」というラベルに魅力を感じて衝動買い(笑)。
3ヶ所に見えているネギのような葉っぱが植えた場所である。
1年目(2019)6月下旬
花期が初夏~夏とのことだったので、そのまま成長してすぐ花が咲くかと思ったが、この年は結局「ぴょこん」と雑草のような葉を茂らせるだけで終わった。
冬になると地上部は枯れる。
2年目(2020)4月上旬
「そのまま枯れてしまったかな……」と思っていたが、春になると芽を出してきてほっとする。
2年目(2020)6月下旬
茎も伸びてきて、ようやく開花!
左側にへそ曲がり気味に横に伸びた茎もあったが、これは風で倒れて折れてしまったので、結局咲いたのはこの一つだけ。
この咲いたひとつも、あとで風で倒れてしまい、あわてて支柱を立てたりした。
そのあたりの詳細は過去記事参照。
( ↓ 過去記事では、一つの花が徐々に咲いていく定点観測の記録もあります!)
2年目(2020)12月上旬
花が咲いた後も葉はずっと残っていたが、12月になるとさすがに枯れてきたので、株元からカット。
3年目の記録
3年目(2021)3月下旬
冬の間は地上部がなくなっていたが、春になって芽を出してきた!
5月中旬
周囲のグランドカバー、タイム・ロンギカウリスの花が終わった頃。
すっかり葉がふさふさになる。
5月下旬
気がつくと、急に花茎を伸ばしてくる。
気温等を感じて、自然に花期を判断しているのだろうか。
アガパンサスに限らず、宿根草のこういう様子はいつ見ても不思議である。
6月上旬
昨年は咲かなかったつぼみも含めて2つしか花茎が上がらなかったが、今年は5本も伸びてきた!(あとからもう1本追加)
6月下旬
次々に開花が始まる!
写真右側の2つが、やや斜めに伸びて倒れそうだったので、今年は早めに支柱を導入。
麻ひもを軽く周りにぐるっと回して支えにする。
7月中旬
先に咲いた4つの花がそろそろ終わり。
後から出てきた2つほどの花はまだ元気に咲いている。
昨年は一つしか咲かなかったが、今年は複数の花が咲いたので、時間差で長く楽しめてお得な気分。
後から出てきた花は背が低めだったので、初めの4つの花の終わりとともに支柱も撤去。
7月末
後から咲いた2つもそろそろ終わりになってきたので、花茎の根元からカット。
葉はこのまま残し、来年の開花に向けて光合成させ、栄養を蓄えてもらう。
ゼラニウムとのコラボ
自宅の窓からは、奥に植えられているスーパーゼラニウム・ネオンスポットが背景になって、いい感じのコラボが楽しめる。
ピンクと青紫のコントラストが美しい!
( ↓ スーパーゼラニウム・ネオンスポットの記事はこちら!)
おわりに
3年目を迎えて花数も増えたアガパンサス。
何となく購入して植えたが、今ではわが家の庭で夏の訪れを告げてくれる大事な一員になっている。
しかし、3株植えたものの、昨年も今年も、結局真ん中の1株しか咲いていない。
葉だけは茂らせているので、来年はそちらも咲いてくれることを願っている。
( ↓ 1〜2年目の様子の詳細はこちら!)
( ↓ 「青い花」のまとめはこちら!)