ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

2年目のルリマツリ(プルンバーゴ)が満開! 神秘的な青紫色に魅了される!


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1年目に神秘的な青い花をたくさん咲かせてくれたルリマツリ(プルンバーゴ)が、2年目を迎えてさらに充実した開花を見せてくれた!

この品種は、趣味の園芸で紹介されていたのを見て欲しくなり、その日のうちに園芸店へ走り、購入したものである。

その花色はまさに「神秘的」と言える色で、日常生活でこんな青紫色を見られる機会はほとんどないだろう。

丈夫で育てやすく、宿根草なので毎年花を咲かせてくれ、ガーデニング初心者向け。ブルーガーデンにはぜひおすすめである。

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2年目のルリマツリが満開!



 

ルリマツリ(プルンバーゴ)の特徴と育て方

爽やかな青い花を春~秋の長い期間楽しめる。宿根草多年草には花期が短いものも多いが、これは花期が長くてありがたい。

花言葉「いつも明るい」「ひそかな情熱」など。

 

花期

7月~10月。多年草としてはかなり花期が長い。

大きさ

枝が長く伸び、1m以上になる。

伸びてくると自立しにくく倒れてくるので支柱があるといい。わが家ではアサガオなどに用いる行灯支柱(3連のリングがついているもの)を使用。

水やり

地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。

肥料

植え付け時にマグァンプ。あとは開花期には次々と花を咲かせるので、ときどき液肥をやると花が続く。

耐寒性・耐暑性

冬には地上部がなくなる宿根草で、昨年は暖冬だったものの問題なく冬を越した。

真夏にも花がたくさん咲き、耐暑性は問題なし。

ふやし方

挿し木が簡単。切った枝をそのまま土に挿して、しばらくの間乾燥しないように水やりをしているだけで簡単に根付く。

 

植え付け、成長記録

1年目(2019)のダイジェスト

詳細は1年目の記事、

神秘的な青紫の花に吸い込まれる! ルリマツリ(プルンバーゴ)

で詳しく書いたのでそちらを参照。

ここでは簡単に…。

 

6月初旬

苗を購入して植え付け。既にわりと大きめに育っていて、花も咲いていた。

ルリマツリ 植え付け 昨年(2019) 6月2日

ルリマツリ 植え付け 昨年(2019) 6月2日


 

7月下旬

この年の花の最盛期。

このまま9月頃まで花が続いた。10月~11月は花はほとんど咲かなかったものの、株自体の成長は続いた。

ルリマツリ 昨年(2019) 7月21日


 

2年目(2020)の成長

2月中旬

昨年の枝がだいぶ茶色くなってきた。株元に新しい芽が出てきていたので、そこを残してバッサリと切り戻した。

ルリマツリ 2年目(2020) 2月16日 切り戻し前

ルリマツリ 2年目(2020) 2月16日 切り戻し前

 

ルリマツリ 2年目(2020) 2月24日 切り戻し後

ルリマツリ 2年目(2020) 2月24日 切り戻し後

 

5月上旬

3~4月には株元のわずかな葉を除いてほとんど何もない感じだったが、暖かくなってきて急激に成長してきた!

「枯れちゃったかな……?」なんて心配していたが、杞憂に終わって良かった。

ルリマツリ(2年目) 5月1日

ルリマツリ(2年目) 5月1日



5月中旬

わずか2週間ほどでここまで成長!

ルリマツリ(2年目) 5月14日

ルリマツリ(2年目) 5月14日

やはり太陽の光と、温度(あと水)が揃うと、植物はぐんぐん大きくなってくる。

学校の生物の授業で習ったものの、実際にそれを目の当たりにすると感心というか感動する。

 

6月下旬

そのまま成長を続け、ついに蕾ができ始める!

ワクワクが止まらない!

ルリマツリ(2年目) 6月24日 蕾ができ始める!

ルリマツリ(2年目) 6月24日 蕾ができ始める!


1週間後、蕾が色づき始める!

ルリマツリ(2年目) 6月30日 蕾が色づく!

ルリマツリ(2年目) 6月30日 蕾が色づく!


 

7月上旬

最初の花が開花!

この青紫色に今年も出会えたことに感謝!

ルリマツリ(2年目) 7月1日 開花!

ルリマツリ(2年目) 7月1日 開花!


2日後の同じ蕾。花がどんどん増えていく!

ルリマツリ(2年目) 7月3日 開花が進む!

ルリマツリ(2年目) 7月3日 開花が進む!


 

7月中旬

株全体もだいぶ開花が進んでくる。

長引く梅雨の間も成長や開花が続き、とても頼もしい!

ルリマツリ(2年目) 7月12日 株全体も開花が進む!

ルリマツリ(2年目) 7月12日 株全体も開花が進む!


 

8月上旬

すっかり満開!

と言っても、一つの花が終わったら次の花、という感じで咲いていくので、どこが正確に「満開」なのかは分からないのだが(笑)。

猛暑の中、この涼し気な花色を見ていると、少しは暑さが和らぐような気がする。

ルリマツリ 2年目 8月18日

ルリマツリ(2年目) 満開! 8月18日


 

フェンスからもはみ出して……

元気よく成長し、フェンスからもだいぶはみ出して咲いている。

通りすがりの人も、「きれいね~」とか「写真を撮っていいですか?」とか言いながら花を楽しんでくれていて嬉しい。

ルリマツリ(2年目) 8月3日 フェンスからはみ出して成長!

ルリマツリ(2年目) 8月3日 フェンスからはみ出して成長!

ルリマツリ フェンスからはみ出す様子 8月18日

ルリマツリ(2年目) フェンスからはみ出して成長! 8月18日


 

晴れと雨の花の様子

こちらは晴れの日の花の様子。

明るい日に照らされて、輝くような花色を見せている姿も美しいが……

晴れの日 ルリマツリ

晴れの日のルリマツリ

 

こちらは雨の日の様子。

個人的には、少し暗めの光の中、雨粒を弾いている様子がとても美しく感じる。

雨の日 ルリマツリ

雨の日のルリマツリ


 

昨年の挿し木の様子

昨年、切った枝を適当に土に挿しておいたら……

ルリマツリ 挿し木の様子 昨年(2019) 6月5日

ルリマツリ 挿し木の様子 昨年(2019) 6月5日


すっかり根付き、今年はこんな感じの茂みになっていて、メインの株と一体化した感じになっている。

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ルリマツリ 挿し木も元気に成長!

写真右側の大きな茂みは、購入した元の株。

挿し木部分はそれには及ばないものの、こちらも元気に成長してフェンスからはみ出したりしている。

※写真を撮ったときには花が一休みしている時期でしたが、ここも最盛期には青い花で覆われていました。

 

このまま年を越して来年になれば、さらに大きくなった株が見られそうで楽しみ!

 

花がら摘みの注意点!(ルリマツリの蕾と花がらの区別)

ルリマツリは、花が終わったらこまめに花がらを摘んでやった方が、次々と開花が進む。

しかし注意すべきは、咲き終わった「花がら」と、これから咲く「蕾」の区別がつきづらいということである。

1年目はそれを分かっておらず、だいぶ多くの蕾を花がらと間違えて摘んでしまったように思う(笑)。

 

蕾のアップはこんな感じ。

いくつもの房状の突起があり、その先には点々というか粒々というか……そういう感じのものがくっついている。

ルリマツリ 蕾のアップ 蕾と花がらの違い

ルリマツリ 蕾のアップ


これに対し、花がらのアップはこんな感じ。

蕾と比較すると、房の先に点々のようなものが付いていないのが分かるだろうか?

ルリマツリ 蕾のアップ 蕾と花がらの違い

ルリマツリ 蕾のアップ

この点々というか粒々というか、それを手がかりにして花がらを摘んでいくとよい。

 

おわりに

2年目を迎えて、さらに充実した株・花姿を見せてくれたルリマツリ

これも実際に自分で植えてみると、意外と多くのお宅で庭先に植えているのが目に付くようになった。

だいぶ人気の植物らしく、街中で見かけると嬉しくなってしまう。

 

このまま秋まで元気に咲き、青紫色の素敵な花色で庭を飾ってくれるのを楽しみにしている。

 

 

( ↓ 1年目の植え付けから秋まで成長していく様子の詳細はこちら!)