ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

庭の片隅のグランドカバー、ダイカンドラ・シルバーフォールズが今年も復活!


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かなり地味な記事になると思うが(笑)、今年も庭の片隅のイカンドラ(ディコンドラ)・シルバーフォールズが広がってきたので、一応記録として記事にしてみる。

常緑を保ったイカンドラ・エメラルドフォールズと違い、こちらは冬にはしっかりと地上部がなくなり、「枯れちゃったのかな…?」なんて思っていたが、春の訪れとともにちゃんと芽吹き、みるみるうちに土を覆い隠してくれた!

宿根草は毎年ちゃんと芽吹いてくれて律儀なものである(笑)。

ダイカンドラ ディコンドラ シルバーフォールズ シルバーフォール 2年目 グランドカバー 冬 枯れる 発芽 ブログ

イカンドラ(ディコンドラ) シルバーフォールズ 2年目

 

イカンドラ・シルバーフォールズの特徴と育て方

エメラルドフォールズとの比較

エメラルドフォールズ

緑葉の品種。丸っこいハート形の葉を地を這うように茎を伸ばして茂らせる、優秀なグランドカバー。

・地植えなら降雨だけで十分育つが、比較的水を好むので、しっかり根付いて広がり始めるまではときどき水やりした方がいいかも。

・わが家では昨シーズンからこれまで常緑を保っている。

 

シルバーフォールズ

・葉の表面に細かな毛が生えており、シルバーリーフが美しい品種。

・エメラルドフォールズと比べると1本の茎を長く伸ばすので、鉢植えの寄せ植えに使うと鉢から垂れ下がる様子も楽しめる。

・やや乾燥を好むので、地植えなら水やりはほぼ必要ない。冬には地上部がなくなり、また春になると芽吹く。

ダイカンドラ ディコンドラ エメラルドフォールズ
ダイカンドラ ディコンドラ シルバーフォールズ
(左)エメラルドフォールズ (右)シルバーフォールズ

花期

春~夏に花が咲くらしいが、ほとんど目立たない。というか、見つけられたことがない(笑)。

大きさ

高さは5cmを超えない。地を這うように茎を伸ばし、地面を覆ってくれる。

水やり

上にも書いたが、やや乾燥気味を好むので、地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。

肥料

ほぼ不要。昨年は他の植物のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。

 

昨シーズン~今シーズン春の成長記録

昨シーズンの植え付けから、広がるまでの記録はこちらの過去記事参照。

目的のエリアを埋め尽くすだけでなく、背後のブロック塀を越えて向こう側にも垂らすことができた(ヘデラ(アイビー)などと違い、自ら吸着して乗り越えることはない)。

 

今年(2020)2月上旬

寒さにあたって、すっかり地上部は枯れてしまっている。

緑葉のエメラルドフォールズは、暖冬のためか一部が枯れた雰囲気になった程度で常緑を保ったが、こちらは宿根草らしくしっかりと地上部の葉がなくなった。

イカンドラ・シルバーフォールズ 2月5日

枯れた地上部はすぐに刈ってしまってもいいと思うが、何となく「土の保温になるかな?」と考えたのと、少しでも雑草抑制効果がないかと期待してそのまま放置しておいた。

実際、地上部がなくても地中に根がびっしり張っているためか、この場所にはほとんど雑草が生えなかった(庭の別の場所(土が露出している)には、冬でもそれなりに雑草が生えていた)。

 

4月下旬

だいぶ暖かくなってきて、気がつくと一部で芽吹いているのを発見!

イカンドラ・シルバーフォールズ 4月30日

とはいえ、昨シーズンにびっしりと面で覆っていたイメージが残っているので、この程度の葉の量だといかにも頼りなく、「ホントに去年みたいな状態になるのかな…? 寒さで弱ってしまってるんじゃないかな…?」などと感じていた。

 

5月中旬

少し葉の量が増えてきた!

春の訪れ・本格化とともに葉を茂らせてくれるので、自分が季節とともに暮らしているのを実感できる。

イカンドラ・シルバーフォールズ 5月13日

 

5月下旬

だいぶ旺盛に広がろうとする様子が見られる。

ランナー(長い茎)を伸ばして領域を広げようとしている。

イカンドラ・シルバーフォールズ 5月21日

ランナーをすこしつまんでみると、土と触れている部分は発根しているのが観察された。ある程度根が張ったら、元の株と切り離してしまった方がさらにそこから広がるのかもしれない。自分は放置でしたが。

 

6月中旬

かなり「面」で広がってきた!

土を覆い隠すまであと少し!

イカンドラ・シルバーフォールズ 6月14日

 

7月上旬

すっかり土のエリアを覆い隠してしまった!

イカンドラ・シルバーフォールズ 7月5日

写真の下の方には、エメラルドフォールズも広がってきているのが見えている。

自分はこんな風に境界線上で自然に混ざりあっている様子も好きなのだが、しっかりエリアを分けたければ境界線はときどき抜いたりして制御するといいと思う。

 

葉のアップ

上にも書いたが、シルバーフォールズは葉の表面に細かな毛が生えており、それがシルバーリーフを引き立たせてくれている。

イカンドラ・シルバーフォールズ 葉のアップ

手で触ると、ふわふわした質感が楽しい。

緑葉のエメラルドフォールズの方は、いかにも「葉っぱ」という感じでツルっとしているので、近縁種でもかなり違いがあるのだなあと感じる。

 

おわりに

シルバーリーフのグランドカバー、イカンドラ(ディコンドラ)・シルバーフォールズ。

冬に地上部がなくなって「枯れてしまったかな?」なんて心配になったが、無事に今シーズンの葉を茂らせてくれてほっとした。

 

冬にはほぼ土だけの状態になるので、広い範囲をシルバーフォールズで覆うと、寂しくなってしまうかもしれない。

春になると綺麗な葉を茂らせてくれる魅力があるので、庭の片隅や鉢植えなどでのグランドカバーとしていかがでしょうか?

 

最後に、綺麗な花が咲くわけでもなく、葉っぱが茂る様子を記録しただけのこんな記事を終わりまで読んで頂いてありがとうございました(笑)!

 

( ↓ グランドカバーのまとめ記事です。芝生などとの比較、踏みつけに強いもの弱いものなどいろいろ紹介しています!)