また世代がバレてしまうが、snow dropといえばラルクの曲名ですよね。
当時は花の実物を知らず、またネットも未発達だったので調べようともしなかったが、あれから20年余り、まさか自分がスノードロップの花を育てることになるとは…。
曖昧な記憶だが、曲の発表時に歌番組に出演したときのコメントで、タイトルの由来について「スノードロップという、白くて小さいかわいらしい花がありまして…」のように語っていたのが印象に残っている。
当時音楽と園芸は興味を持つ人のタイプが違うように思っていたが、「美しいメロディや詩をつくるような人は、ジャンルは違っても同じく『美しい』対象である花とかにも惹かれる感性を持っていたりするのかなあ」とか思った記憶がある。
そしてそれからずっと経った昨年、実物を園芸店で見つけ、来シーズンにはぜひ育ててみようと決意したものである。
というわけで今シーズンの購入、植え付けに至ったのである。
通常の球根と芽出し球根
ムスカリやチューリップと同じく球根植物なので植え付け時には地上部はない。
だが年末の忙しさにかまけて買いそびれていたので、結局1月になってからの購入となった。
既に芽出し球根の苗ばかりが売られていたので5球セットのものを植え付ける。何も見えないところから発芽する楽しみは無くなってしまうが、まあ初年度なのでいいとしよう。
たくさん植えて群生させたければ、普通の球根の方がコスパがいいと思われる。
正月に芽出し球根を植え付け
普通の球根ならば上に土が2cmくらい被さるように植えるようだが、今回は芽出し球根なので購入時に植わっていた高さと同じになるように植え付けた。
花が小さく、あまり離して植えると寂しい感じになるらしいのでそこそこ寄せて植える。株間は5cmくらいか。
1ヶ月後…開花!
2月2日、気づいたら花らしきものが2つついている!
さらに3日後、花が開いた!
芽出し球根はプロが芽出しまで低温処理とかを含めてしっかり管理してくれているので、初心者でも簡単に開花までいけるのが嬉しいところである。
なおかつ、咲き出しが早いので、長めに花を楽しめるらしい。
さらに1〜2週間後、満開(しっとりと咲くので「満開」というのも変な感じだが…何と言えばいいのでしょう?)
花の中は…?
下を向いているので花の中がどうなっているのかよく見えない。
ちょっと失礼して…中はこんな感じ。緑色の模様がアクセントになっていてオシャレである。
これで雪でも降ってくれたら雪の間から顔を出すスノードロップが見られて最高なのだが…さすがに今年の暖冬でそれを望むのは贅沢だろう。
花が終わったらこのまま植えっぱなしにしておけば、うまくいけば来年も咲いてくれるらしい(鉢植えの場合は乾かないように時々水やりをしたほうがいいそうです)。ズボラガーデニングにふさわしい花といえるだろう。
これからも何度もこの場所で咲いてくれるのが楽しみである。