この間剪定したばかりのバラ「オリビア・ローズ・オースチン」の枝から早くも芽が出てきている。剪定で刺激を受けたのか? それともこのところ暖かかったので春を感じて伸びてきたのか?
昨年の春に開花苗を買ったので、標準的な2月頃のバラの様子を知らない。こんなものなのかな…と思う一方、今年の暖冬で「もう春が来た」と勘違いしてしまっているのではないかと心配になる。
このまま暖かくなって春になってしまうならばいいのだが、来週もまた最低気温2℃くらいになる日もあるようだ。せっかく出てきた芽が寒さでダメになってしまったりはしないのだろうか…?
一番上の芽が伸びているのは昨年一年も育てたから何となく理解できる(頂芽優勢の法則、ですよね?)。
ただ、一番上以外の節からもいくらか芽が伸びてきているようだ。もしこれらからも花芽が伸びるとしたら、春には花数がすごいことになってしまう…(嬉しいことだが)。
雨に濡れながら春を待つ姿も美しい。
こうして花芽に季節の移り変わりを感じたり、街中の花や花壇の変化に注目したり、週間天気予報を見て雨の頻度と水やりの必要性を考えたり、気温から植物への影響を考えたりするようになったのも、すべてガーデニングを始めてからである。
もうじきバラを地植えしてから初めての春を迎えることになる。どのような結果になるにせよ、知らなかったことを知ったり経験するのは心が躍るし、気持ちが前向きになる。
歳を取ってきてからいろいろなことがマンネリ化、ルーチンワーク化してきて若いときのように新しいことにどんどんチャレンジしなくなってきているように思う。
脳の思考が同じ回路しか使わなくなっている(その回路に限れば高速)感覚である。それがガーデニングを始めてから少し変わってきたような…?
やはり人間「新しいことにチャレンジして、脳のいろいろな回路を使わなきゃダメなんだな」と、最近痛切に感じる(ブログを始めたのもいい影響になることを願う)。