毎年苗を植えて花を楽しんでいるネモフィラ。
今年は園芸店で、少し変わり種の「ネモフィラ・マクラータ(マキュラータ)」という品種を見つけたので、さっそく購入して植えてみた!
いわゆる普通の青色の品種と異なり、白っぽい花びらに紫色の斑点が入る品種である。
通常種と同様、3月から5月下旬くらいまでの間、さわやかな花姿を楽しませてくれた!
株姿が乱れてきたら多少切り戻す程度で、ほとんど放置で春を楽しませてくれる、ガーデニング初心者向けの一年草である。
ネモフィラ・マクラータの特徴と育て方
いわゆる普通の青いネモフィラは、「インシグニスブルー(またはメンジェシー)」とよばれる品種だが、こちらの「マクラータ(マキュラータ)」は白い花びらに紫色の斑点が5つ入る品種。
別名「ファイブスポット」ともよばれる。
育て方は普通のネモフィラと同様で、秋~冬に植えて5月くらいまで楽しむ一年草。
こぼれ種で翌年に思わぬところから芽を出したりすることもある。
花言葉は「どこでも成功」「可憐」など。
(「どこでも成功」……って何(笑)? 変わった花言葉である。)
花期
3月~5月くらい。
大きさ
秋や冬に植えるときは縦横10~15 cmくらいだが、春になると急に大きくなり、高さ20 cmくらい、幅50 cmくらいまで成長する。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いてから。乾燥ぎみに管理するとよい。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとはほかの花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高く、特に何もしなくても冬を越した。
初夏までには姿を消す一年草なので、耐暑性は特に問題なし。
植え付け、成長記録
2月中旬
苗を購入して植え付け。
植え付けた時には、これが後に大きく成長することがなかなか想像できない。
本当は秋ごろに植えた方がじっくりと根を張って春によく成長するらしいが、自分はたいてい年を越してから「忘れてた!」という感じで植えている(笑)。
3月上旬
半月ほど後、最初の開花!
上に「白い花びら」と書いたが、咲き始めのころは全体的に少し青みがかっている。
3月下旬
暖かくなると急激に株が大きくなってきて、花数も増えてくる。
こういう姿を確認すると、これからぐんと成長するのが楽しみになる。
4月上旬
花数が一気に増える!
白い花びらと斑点が美しい!
4月下旬
すっかり満開!
苗を植えた時の姿が思い出せないほどの成長ぶりである。
5月上旬
強い雨と風があったため、だいぶ株姿が乱れて花数も減ってしまった。
成長して大きく育ってから大雨や強風があると、茎が絡まったり倒れこんだりするような感じで姿が乱れてしまう。
ネモフィラは茎がわりと弱いので、乱れたものを直そうとしてもパキパキ折れてしまうので戻すのが難しい。
植え付け時、肥料をやりすぎて徒長してしまっているのかもしれない。
「これで今季は終わりかな……?」と思っていたが、3~4日放置していたら普通に復活して、また花もたくさん咲いてくれた。
6月上旬
まだ多少咲いているが、さすがに6月に入ると元気がなくなってくる。
それらをしばらく楽しんだ後、感謝しつつ撤去。
わが家では例年、ネモフィラの後釜という感じで、花姿が似ているロベリアやアズーロコンパクトなどを植えて楽しんでいる。
花のアップ
最後に花のアップを。
白い花びらに5つの紫色の斑点がアクセントになっていて素敵である。
おわりに
初めて植えてみたネモフィラ・マクラータ。
通常のネモフィラ同様、素敵な花姿で春の訪れを知らせてくれた。
ネモフィラには他にも「スノーストーム」や「ペニーブラック」などの品種もあるので、来シーズンは何を植えようか、今から楽しみにしている。
( ↓ 以前植えたシルバーリーフのネモフィラ「プラチナスカイ」の記録はこちら!)