ガーデニング1年目、何も分からずラベルで衝動買いしたアスター・ロイヤルルビー。
ほとんど何もしていないのに、2年目の葉や茎を元気に茂らせて、再びルビーレッドの花をたくさん咲かせてくれた!
ガーデニングを始めるまで「宿根草」という分類すら知らなかったが、毎年律儀に花を咲かせてくれてありがたい限りである。
苗のときからは想像できない大きさ(縦横50~80 cmくらい)に育ち、無数の花を楽しませてくれる。
ほとんど手間もかからず毎年花を楽しむことができ、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
アスター・ロイヤルルビーの特徴と育て方
冬には地上部が枯れて、また春になると芽吹く宿根草(冬でも、地際に少し葉が出ているが)。
花言葉は色によって違い、赤は「変化」、ピンクは「甘い夢」「淡い恋心」など。
花期
8月末〜10月くらい
大きさ
高さ・幅 共に50cmくらい。
花の様子
花はミステリーレディのような八重咲きでなく、いわゆる普通のアスターの形。
水やり
地植えならほとんど不要。鉢植えならば土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。それ以外は他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性
強い。宿根なので冬には地上部の大部分がなくなる。
昨シーズンは冬に枯れ込んできてから、地際の新しい葉を残して地上部の大部分を切り戻した。
切り戻し
本当は6月くらいに半分ほど切り戻す(摘芯する)と脇芽が出て花数が増えるらしい。昨年はすっかり忘れていて、今年こそ……と思っていたが、また今年も忘れた(笑)。
1年目の植え付け・開花までのダイジェスト
昨年(2019)5月、苗を購入して植え付け。
かなり大きくなると分かっておらず、ちょっと狭いところに植えてしまった。
約5ヶ月後、9月末~10月にはすっかり大きく育って、そこそこたくさんの花を咲かせてくれた!
12月頃には、地上部が枯れた感じになってきたので、地際の小さな葉を残して切り戻した。
( ↓ 1年目の成長記録の詳細はこちら!)
2年目の成長記録
今年(2020)1月上旬
冬越し中の姿。
冬の間は地際の細々とした小さな葉の姿で過ごす。
完全に地上部がなくなるホスタ(ギボウシ)等だと
「どこに植えたっけ!?」
とか植えた場所を見失ったり、そもそも植えたことすら忘れてしまって別の苗を植えようとしたりしてしまうが、こうやって葉を残してくれるとズボラガーデナー的には目印になって助かる(笑)。
5月下旬
暖かくなってきて、だいぶ葉が茂ってきた。
とはいえ、花期が夏の終わり~秋なので、花が咲くのはまだまだ先(笑)。
6月下旬
1ヶ月ほどで、さらに大きく成長してきた!
本当はこのあたりのタイミングで一度半分ほどに切り戻すと脇芽が出て花数も増えるらしいが……今年もすっかり摘心を忘れていた(笑)。
8月下旬
ついに今シーズン最初の花が開く!
真夏に他の花が休んだ感じになって少し寂しくなってきた頃合いなので、庭に出る楽しみが増えてありがたく感じる。
9月下旬
そこから1ヶ月ほどでどんどん開花が進み、9月下旬にはこんな姿。
まだまだ花が増えそうな姿で、見ているとワクワクする。
10月上旬
すっかり満開!
株いっぱいの花が美しい!
昨年は株いっぱいの花にはならなかったが、今年はだいぶイメージ通りの姿になってくれて嬉しい。
10月末
本当に満開の時期は2週間くらいかな?
ポツポツと咲き始めてからは2ヶ月くらい楽しませてくれた後、この年の花は終わりを迎える。
ひとまず花がら摘み(というか株の外側をザクっと5 cmくらい大雑把に切り戻すだけだが)をする。
もうしばらくの間は地上部が緑の状態を保つので、庭の景観のためにこのまま残す。
本格的に寒くなってきたら枯れてくると思うので、その時にはまた地際の葉を残して切り戻そう。
おわりに
昨年に続いてルビーレッドの花を見せてくれたアスター・ロイヤルルビー。
宿根草・多年草は花期が短めのものが多いが、いくつかの宿根草を植えていると、まるでリレーのように順番に咲いてくれて、季節の移り変わりを感じられて楽しい。
パラパラと肥料をまいておいた程度で毎年花を見せてくれる……いや~、宿根草って本当にいいものですね~(笑)。
また来年の晩夏~秋にも花を咲かせてくれるのを楽しみにしている。
( ↓ 1年目の成長記録の詳細はこちら!)
( ↓ もう少しコンパクトに育つアスター・ミステリーレディはこちら!)