夏に購入したセンニチコウ「ファイヤーワークス」。
センニチコウなのに一年草でなく宿根草、という変わった特徴が気に入り、早速購入して育ててみた!
宿根草を夏に植えると「その年は葉っぱを茂らせるだけ」ということも結構多いが、期待を良い意味で裏切って、夏から初冬までの間、花を咲かせてくれた!
ほとんど手間もかからず、冬越しして毎年咲いてくれる、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
センニチコウ・ファイヤーワークスの特徴と育て方
一般的なセンニチコウは初夏から晩秋まで楽しむ一年草だが、こちらは宿根草で、冬越しして複数年開花してくれる。
花の形も、普通のセンニチコウが茎の先に丸っこい花を咲かせるのに対し、「ファイヤーワークス(花火)」の名の通り、火花が弾けたような独特の花姿をしている。
花言葉は「変わらぬ愛情」「不滅」など。
花期
6月~11月くらい。
大きさ
高さ80 cmくらい、幅は50 cmくらい。支柱等で支えないとやや広がりやすい。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
0~ー5℃くらいの低温には耐えるとのこと。冬越ししてまた翌年には成長を始める。
夏の暑さには強いので、耐暑性は問題なし(わが家では半日陰の場所に植えています)。
植え付け、成長記録
7月下旬
苗を購入して植え付け。
夏に長野のおぎはら植物園を訪ねたときに購入。
花期は初夏~秋だが、今まで宿根草を夏に植えると「その年は葉っぱを茂らせるだけ」ということが多かったので、今年に咲いてくれることはあまり期待していなかった。
本来はもう花期が始まっている7月下旬に、まだこんな大きさだし……。
8月下旬
ところが、1ヶ月ほど経つと茎を伸ばして、花が咲き始めてくれた!
この写真は咲き始めたばかりの頃。
そして一週間ほど後、しっかり咲いてくれた!
ピンクの花の先に、少しだけ黄色い色がついているコントラストが素敵。
アップで見ると派手目の色合いだが花自体はそれほど大きくないので、庭の中で浮いたりすることはなく、アクセントになってくれる感じ。
9月下旬
さらにおよそ1ヶ月後、すっかり大きく成長して、たくさんの花が咲いてくれた!
10月下旬
ずっと花が続き、少し株姿が乱れてくるほどに。
ほどほどのところで切り戻したりして高さを調節するといいらしいのだが、自分はほったらかしなのでこんな感じになります(笑)。
12月中旬
11月も同じように花が続き、こちらは12月中旬の様子。
さすがに新しい花は出てこなくなり、以前から咲いていた花も、もう終わりをむかえる感じ。
この後、本格的に寒くなってきて霜が降りると、地上部が急に枯れる。
地上部が枯れたので、来年にまた芽吹いてくれることを祈りながら切り戻す。
すると、切り戻して初めて気づいたが、祈るまでもなく地際に新しい葉が出てきているのを発見(笑)!
無事に冬越しして、来シーズンにまた大きく成長してくれることを願う。
他の花とのコラボ
わりと大きく広がるので、隣に植えているような花たちと混ざって咲く。
こちらは右隣のアメジストセージとのコラボ。
花の形が違うので、動きが出ていい感じ。
さらに左隣のサルビア・サリーファンも加えて、3者のコラボも楽しむ。
おわりに
今シーズンの開花は期待していなかったが、予想に反してすぐに咲いてくれてありがたい限りであった。
ある程度の暖地や中間地なら冬越ししてまた咲いてくれるそうなので、何とか来シーズンも楽しませてもらいたいと期待している。
( ↓ 記事中でコラボしていたアメジストセージの成長記録はこちら!)
( ↓ 記事中でコラボしていたサルビア・サリーファンの成長記録はこちら!)