ウィンターコスモス。漢字で書くと「冬秋桜」となるのだろうか。
冬なのか秋なのか、また桜だから春なのか、はっきりしてほしい名前である(笑)。
そんなウィンターコスモスだが、冬のガーデニングには大変重宝する。
秋〜春の間(さすがに冬の最も寒い時期は少し休むが)、黄色の可愛らしい花を咲かせ続けてくれる。しかも宿根! ほとんど手間いらずで冬の庭を彩ってくれて初心者向き。
ウィンターコスモスの特徴と育て方
咲き方から「コスモス」と名がついているが、種類としてはコスモスとは関係ない。
3cmくらいの黄色い花がたくさん咲き、冬の花壇を明るくしてくれる。
黄色の「イエローキューピット」が一般に流通しているが、白花のホワイトキューピットなど、別の品種もある。
花期
10月〜3月くらい(品種や気候等によってもっと長いことも)。
本当に寒い時期は少し花が休み、また暖かくなると咲き始める。
大きさ
大きくなると80cmくらいになるようなので、大きくしたくなければ梅雨前などに20〜30cmくらいにバッサリ切り戻す。
水やり
庭植えなら不要。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは何もしていない。
2年目以降もよく育てたければ緩効性肥料を多少与える。与えすぎると葉や茎が繁り過ぎるので少なめで良い。
耐寒性
比較的高い。真冬に花は多少休んでも、本体は枯れない。
昨年の様子
9月下旬
購入して植え付け。既に花がそこそこ咲いている。
10月~11月
少し背が高くなり、花も元気に咲かせている。
12月中旬
冬でも元気! パンジーなどの冬の一年草はともかく、多年草でこの時期にこれだけ咲いてくれるのは、うちの庭では他にスーパーアリッサムくらいのものである。
( ↓ スーパーアリッサムの過去記事はこちら!)
2月上旬
寒さが厳しい時期でもこの姿!さすがにちょっと元気がなくなってきたが、まだ花が続いている(今年は暖冬なのが影響しているとは思うが…)。
2月中旬
寒波が来たためか、さすがに新しい花をつけなくなってきたので、花がら摘みを兼ねて少し切り戻した。
おわりに
3月現在、まだ花はつけていない。今月中にもう一度くらい花が見られるか?と期待しているが、今シーズンはもう終わりかもしれない。
そのときは、また秋に「冬秋桜」に出会えるのを楽しみに待っていよう。
ウィンターコスモス、ほとんど手もかからないので、冬のガーデニングにはおすすめである!