早春に園芸店に出かけてみたら、サントリーの花苗がまとめられたコーナーがつくられていた。
そこで目を引いたのがこの「ビーダンス」である。
調べたところ、以前育てたウィンターコスモス(ビデンス)の園芸品種らしい。
早速購入して育ててみたところ、どんどん成長して、何倍も大きな株になって春の庭を賑わしてくれた。
ほとんど手間もかからず、簡単にふんわりとたくさんの花を咲かせてくれる、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
ビーダンスの特徴と育て方
サントリーから販売されているウィンターコスモス(ビデンス)の園芸品種。
苗の時よりも何倍も大きく育ち、春から初夏までの比較的長い期間、黄色い小花をたくさん咲かせてくれる。
自分はほどほどに花がら摘みをしたが、公式サイトによると花がら摘みは不要とのこと。
夏越し・冬越しできればまた翌年も咲くが、一年草扱いが気楽かも。
花言葉は「淡い恋」 「調和」 「真心」など。
花期
3月~7月くらい。
まだ寒いうちはチョロチョロ咲いている感じだが、暖かくなってくると株も大きくなり、花数もぐっと増える。
大きさ
高さ30 cm、幅50 cmくらい。暖かくなると株が大きくなる。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性はそこそこ高いようだが、霜や雪はなるべく避けた方がいいらしい。鉢植えなら軒下などに取り込んだり、地植えなら不織布などをかけたりするとよさそう。
耐暑性はそれほど高くないようなので、鉢植えならば夏は日陰で風通しのよいところに置いたり、地植えならば半日陰の場所に植えたりするとよいようだ。
植え付け、成長記録
3月中旬
苗を購入して植え付け。
初めからヒョロヒョロとした花が2~3個咲いていたが、これから咲きそうなつぼみもあったので、株の成長を優先してカットした。
3月下旬
2週間ほどしたら、初めからあったつぼみが開花してきた!
4月中旬
それほど株は大きくなっていないが、植え付け時に比べると一回り育ったか?
花数も増えてきた!
5月上旬
4月下旬~5月上旬にかけて、本格的に暖かくなってきたためか、株が急激に大きくなってきた!
5月下旬
見るたびに大きくなっており、それに伴って花数も増えていく。
週末に庭に出たときには何となく花がら摘みをしていたが、公式サイトによると花がら摘みはしなくてもいいらしい。
でも花がら摘み、楽しいんですよね……(笑)。
6月下旬
そのまま成長しながら咲き続け、6月下旬にはこんな感じに!
7月上旬
まだまだ咲いているものの、さすがに花数が少なくなってきた。
7月中旬
大雨の影響もあり、大きく育っていた部分が倒れこむような感じになってしまった。
株元を見ると、新しい葉が出てきていたので思い切って切り戻してみた。
夏越し・冬越しして、また来年も咲いてくれることを願う。
おわりに
園芸店で見かけて衝動買いしたサントリーの花苗「ビーダンス」。
植え付け時の何倍にも大きく育ち、春から初夏までの長い期間、庭を賑わしてくれた。
何とか夏越し・冬越ししてまた来シーズンも咲いてほしいものだが、一年草と割り切っても十分満足できると思う。
( ↓ 以前育てた普通のウィンターコスモスの成長記録はこちら!)