店頭で開花している苗を見つけたスーパーベナ・アイストゥインクル。
昨シーズンも見つけていて、買おうかどうか迷っているうちに、販売期間が終了してしまった。
今シーズンはその反省から、見かけてすぐに購入し、植え付け。
6月~10月の比較的長い期間、独特なパラソルのような形の花で彩ってくれた。
ほとんど手もかからず、庭を涼しげな色で賑わせてくれる、ガーデニング初心者向けの一年草である。
スーパーベナ・アイストゥインクルの特徴と育て方
花苗で有名なPROVEN WINNERS(PW)の苗。
自分は長い間、PWというのは会社の名前だと思っていたが、どうも世界のいくつかの企業が共同で使っているブランド名のようですね。ある程度の基準をクリアした品種がこちらのブランドで提供されているようで……。
こちらのスーパーベナは、基本的にはバーベナの園芸品種名。
本記事のアイストゥインクルは、青紫と白の二色で、パラソルのような模様の花をたくさん咲かせてくれる。
このほか、赤や白、ピンクなど種類も豊富。
本来は上手に夏越し・冬越しできれば複数年育てることもできる多年草のようだが、一年草扱いと考えて1シーズンだけ楽しんだ方が気楽と考え、このブログでは一年草のカテゴリに入れている。
花言葉は「魅力」「魔力」など。
花期
5月~9月くらい。公式サイトでは晩秋まで咲き続けるとのことなので、管理が良ければ11月くらいまで咲くのかも。
大きさ
高さは20 cmくらい。横に枝を伸ばして広がり、わが家では幅50 cmくらいになった。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
「半耐寒性」ということで、それほど寒さには強くなさそう。鉢植えなら寒くなってきたら屋内に入れた方がいいかも。
暑さには強いらしい……が、わが家では地植えにしていて、夏の暑さでやや弱ってしまったかもしれない。
植え付け、成長記録
6月上旬
苗を購入して植え付け。
購入時、既にいくらか花が咲いていたが、株の成長を優先して、つぼみ一つを残して一旦すべての花をカット(摘心)する。
4日後、残していたつぼみが早速開花!
6月下旬
株が一回り大きくなり、花もたくさん咲いてきた!
7月中旬
花がら摘みを続けながら見守っていたが、少し枯れた感じの花が多くなってきたかな?
いったん花をカットして様子を見る。
8月下旬
再び花に包まれる。
植え付けたときよりもだいぶ横に広がって、花数も増えている!
このころがおそらく最盛期だったと思う。
9月下旬
9月に入ってからも、しばらくの間花を咲かせてくれていたが、徐々に花数が減って9月下旬にはちらほらと咲いている程度になってしまった。
※ 写真では本当にちょっとしか咲いていないが、この数日前まではもう少し咲いていた。
10月上旬
すっかり枯れてしまったので撤去。
「うまく育てば、地植えで冬越しして、複数年咲いてくれたりするかな……?」とか考えていたので少し残念。夏の猛暑にやられたか、ズボラすぎる管理がいけなかったのかは不明。
鉢植えなら暑さ寒さの状況に応じて移動させたりできるが、地植えだと限界があるので仕方ない。
とはいえ、植え付けから4ヶ月程度は楽しませてもらえたので満足である。
ミニヒマワリ・サンビリーバブルとのコラボ
隣に植えているミニヒマワリ・サンビリーバブルとの共演も素敵である。
サンビリーバブルの足元を、涼しげなスーパーベナ・アイストゥインクルで飾ろうと思っていたので、わりと思い通りになって満足な感じ。
花のアップ
最後に花のアップを。
青紫と白のバイカラーでパラソルのように咲く花姿……。
夏の暑い日でも、眺めているだけで何だか涼しげな気分にさせてくれる。
おわりに
昨年買い逃し、ようやく今年育てることができたスーパーベナ・アイストゥインクル。
予想通り、涼しげな花色・花姿で庭を彩ってくれた。
他にも花色のバリエーションがあるので、来シーズンは別の色を植えてみようか……?
しかし、ラインナップを見ても、どうにもこのアイストゥインクルが自分好みなので、やはりまた同じ品種を買ってしまうかもしれない。
限られた庭のスペースに何を植えるか……この悩みもガーデニングの楽しみの一つである。
( ↓ 同じバーベナの仲間の「タピアン」の成長記録はこちら!)
( ↓ 「青い花」のまとめはこちら!)