昨シーズンの冬には、庭にカレンジュラ「寒さ知らず」という品種を植えたが、今年は園芸店で「レモンパンナコッタ」という美味しそうな名前の品種を見かけたので、何となく植え付けてみた!
冬の間もポツポツと咲き、春になると名前通りレモンイエローの花を次々に咲かせてくれる。
ほとんど手間もかからず、冬~春の庭を明るく彩ってくれる、ガーデニング初心者向けの一年草である。
カレンジュラ「レモンパンナコッタ」の特徴と育て方
冬から春にかけて黄色い花を咲かせる一年草。
寒いうちはポツポツと咲く程度だが、暖かくなってくると花数が増えてきて、次から次へと咲いてくれる。
基本的に丈夫な植物なので、地植えなら花がら摘み程度でほとんど手がかからない。
カレンジュラの仲間には、特に冬に強く、小さめの花を多く咲かせる「冬知らず」という品種もあるが、こちらはそれよりは花が大きめで、花の本格化は早春~初夏というところ。
花色は品種によって様々で、黄色、オレンジ色、クリーム色など、黄色系で多彩。
花言葉は「慈愛」「別れの悲しみ」など。明るい花姿からはあまり想像できない花言葉がついている。
花期
12月~5月くらい。
ただしこれは、販売のために花期が早められていると思われ、本来の花期は3月~5月くらいだろう。
3月くらいからは、本格化して次から次へとつぼみを上げてくる。
大きさ
初め縦横15 cmくらいの苗が、春には縦横30 cmくらいまで成長する。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高い。特に何もしなくても冬を越した。
夏には徐々に姿を消す一年草なので、耐暑性は特に問題ない。
植え付け、成長記録
昨年(2020)11月下旬
苗を購入して植え付け。
この季節になると、園芸店から帰るとすっかり暗くなっているので、玄関の明かりを頼りにゴソゴソと植え付けることになる。
近所から怪しい人だと思われていないか心配(笑)。
今年(2021)2月中旬
植え付け時からついていたようなつぼみが少しずつ咲き続ける。
常時、2つぐらいの花が咲いている感じ。
正直言って、もう少し真冬に咲くかと思ったが、まあ本来の花期は春なので仕方ない。
この程度でも、冬の寂しい庭の中ではありがたい存在。
3月下旬
だいぶ花の勢いが出てきた。
花数も増え、つぼみも増えてきている。
(他の花との都合で、少し植え場所を移動しています)
4月上旬
どんどん咲き始めたムスカリとのコラボ。
黄色と青紫のコントラストが美しい!
4月中旬
かなり花数も増えてきて、株も大きくなってきた!
後ろに植えているシルバーレースの葉と絡み合うようにして咲いている。
シルバーリーフの白と、黄色い花のコントラストも美しい。
5月上旬
ずっと元気に咲き続けている。
冬にちょびちょびとだけ咲いていた姿を見てきているので、気温の違いでこんなに変わるのかと驚かされる。
5月下旬
そろそろ花の終わりかな?
植え付けから約半年、だいぶ長いこと楽しませてもらった。
おわりに
今年も植えてみたカレンジュラ「レモンパンナコッタ」。
思ったほど真冬には咲かなかったが、春に本格化してからは次々とつぼみを上げてきて、庭の一角を賑わしてくれた。
カレンジュラの仲間はたくさん園芸品種の種類があるので、来シーズンは何を植えようかと、今から楽しみにしている。
( ↓ 昨年育てたカレンジュラ「寒さ知らず」の記事はこちら!)
( ↓ 初心者でも育てやすい、一年草のまとめ記事はこちら!)