昨シーズンも育てたガーデンプリムラ・アラカルトシュシュ。
昨年はイエローの品種を育てたが、今年は花壇の前面を鮮やかに飾ってもらうべく、ピンクの品種を植えてみた。
冬の花の少ない時期から春になるまで地植えでも咲き続けてくれて、実に貴重な植物である。
ほとんど手間もかからず鮮やかな花を見せてくれる、ガーデニング初心者向けの一年草である。
ガーデンプリムラ・アラカルトシュシュの特徴と育て方
サカタのタネから販売されている園芸品種名。
一般的なプリムラジュリアンなどは高さ10 cmくらいだが、こちらは20~30 cmくらいの高さに茎を立てて花を咲かせる。
花壇の前面、縁のあたりに植えても、隠れることなく花を楽しむことができる。
一年草扱いが気楽だが、上手く夏越しできれば翌年も花を楽しむことができる。
今回育てた「ピンク」の他、「イエロー」「ホワイト」のカラーバリエーションがある。
ガーデンプリムラの花言葉は見つからなかったが、プリムラ(サクラソウ)全体の花言葉は「初恋」「青春の恋」「青春の始まりと悲しみ」など。
花期
11月~4月くらい。寒さに負けずよく咲く。
大きさ
高さ30 cmくらい、幅20 cmくらい。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは定期的に液肥をやると花が増えるらしい。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高い。特に何も気を付けなくても普通に冬を越す。
耐暑性はそれほど高くないので、鉢植えなら夏は風通しの良い涼しいところに置くと夏越しできるらしい。地植えだと難しいかな……?
植え付け、成長記録
昨年(2020)12月下旬
園芸店で苗を購入して植え付け。
既に少し花が咲いている。まだ株は小さめ。
今年(2021)2月中旬
少し葉が増えて大きくなったかな……という程度で、ほとんど変わらない姿で少しずつ花が咲き続ける。
3月中旬
株全体がかなり大きくなり、花も増えてきた。
画像の縮尺が違うのでわかりにくいが、2月中旬の画像とはラベルの大きさとの比較で比べて頂きたい。
3月下旬
旺盛につぼみを上げてきて、次から次へと咲こうとする。
一般的なプリムラジュリアンもそうだが、株の真ん中あたりからも葉が出てこようとするので、それらは適度にカットして周囲に葉、中心に花、という感じにした方が見栄えが良くなる気がする。
4月上旬
後からのつぼみも咲いてきて、今シーズン、一番花が多い時期かな?
光の当たり具合によっては、何だか花が輝いているようにも見える。
4月下旬
春が本格化してくると、徐々に花が減ってくる。
鉢植えならこの後涼しい場所に移したりして夏越しするとよいのだろうが、地植えだと動かせないので夏越しは難しいかな? 夏越しすると大きくボリュームアップするらしいのだが……。
昨年(イエロー)は、地植えで放置していたら徐々に弱って消えてしまった。
一年草扱いと考えた方が気楽かも。
おわりに
昨年のイエローに続き、今年も植えてみたガーデンプリムラ・アラカルトシュシュ。
冬に花が少なくなって寂しい時期に、元気に花壇の一角で咲き続けてくれた。
シリーズにはホワイトもあるらしいので、今年の年末にはそれを植えてコンプリートしてみようか(笑)?
( ↓ 昨年育てた「イエロー」の記事はこちら!)
( ↓ 初心者でも育てやすい、一年草のまとめ記事はこちら!)