昨シーズンに購入して春の花を楽しんだローダンセマム・リルピンク。
その後なんとなく植えっぱなしにしていたら、他の植物の陰になっていたことが幸いしたか、無事に夏越ししてくれた!
リルピンクを植えたのは今回が2回目で、1回目は夏越しできずに枯れてしまったため、実に嬉しい結果であった。
鉢植えなら夏は日陰に移動させたりできるが、地植えだと夏越しは場所や運もあると思う。
とはいえ、一年草と割り切れば十分に楽しめる、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
ローダンセマム・リルピンクの特徴と育て方
冬から春にかけて、園芸店でたくさん並ぶローダンセマムの品種の1つ。
リルピンクは、比較的花色が褪せにくいという特徴があるらしい。
また、葉はシルバーリーフで、花のない時期もそこそこ楽しめる。
本来は多年草だが、夏の暑さに弱いので、春の花を楽しむ一年草扱いが気楽かも。
鉢植えなら夏は日陰や涼しいところに移動させたり、地植えでもほかの植物の陰になったりする場所なら夏越しして翌年も咲かせることができる。
花言葉は「誠実」「永遠の愛」など。
花期
3月~5月くらい。
大きさ
縦横30 cmくらい。あまり巨大化はせず、ほどよく切り戻せば、変わらない大きさで咲いてくれる。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高い。特に何もしなくても冬を越した。
耐暑性はあまり高くない。地植えで日当たりのいい場所だと、夏ごろには枯れることが多い。
鉢植えなら夏は涼しい日陰に移す。地植えなら、夏はほかの植物の陰になるようなところだと夏越しできたりする。
植え付け、成長記録
<1年目>
1月下旬
苗を購入して植え付け。
今にも咲きそうなつぼみがたくさんついている。
2月下旬
だいぶ花が増えてきた。
シルバーリーフにピンクの花がよく映える。
3月中旬
すっかり満開になる!
3月下旬
そのまま元気に咲き続けたが、花びらがやや白っぽくなってきたのと、少し反り返った感じになってきたので、少し切り戻して液肥を与えた。
5月中旬
再び花に包まれる!
3月ごろに比べると、やや花が小さめになった気がする。
5月下旬
今シーズンの花ももう終わりという感じ。
花がら摘みをして、そのまま放置。
7月下旬
この場所は、隣に植えているアラリアサンキング(黄緑色の葉)の陰になるので、完全に日陰というわけではないが、ちょうど半日陰のような感じになっていた。
12月下旬
日陰になっていたのがよかったのか、そのまま無事に夏を越し、年末を迎えた。
やや徒長気味というか、株の根元付近の葉が寂しい感じになってはいるが。
<2年目>
3月下旬
暖かくなってきて、葉に元気が出てきた。
そして、つぼみも見えてきた!
4月中旬
無事に春の開花!
以前の株は夏越し・冬越しできなかったので嬉しい。
4月下旬
元気に咲き続ける!
風に揺れる姿も美しい。
5月中旬
そのまま5月になっても次々につぼみが上がり、咲き続けている。
5月下旬
さすがに今シーズンの花も終わりが見えてきたので、再びの夏越しを夢見て、バッサリとカット。
昨シーズン、根元が寂しくなってしまった反省から、今回は強めに切り戻してみた。
こんなに強めに切って大丈夫か少し心配だが、無事に夏越し・冬越しして、また来年の春に元気に咲いてくれることを願う。
おわりに
2回目の購入となったローダンセマム・リルピンク。
運よく(?)夏越し・冬越しをすることができ、再び美しいピンクの花を楽しませてくれた。
今シーズンも昨シーズン同様、夏越し・冬越しして、また翌春には花を楽しませてもらえることを楽しみにしている。
( ↓ ローダンセマムの記事一覧はこちら!)