この何とも言えないオレンジ色である。
オレンジレッド、というのだろうか。今にも燃え盛りそうなオレンジ色に惹かれ、衝動買いした苗である。ブランド苗なので育てやすく、初心者向き。
実は夏の花を植えるにあたり、ニチニチソウとインパチェンスの違いが分からなくてかなり悩んだ(笑)。両方植えてみて、ようやく少し区別がつくようになってきた程度である。
自分で植えるとそれなりに区別がつくようになっていくのが不思議である。
サンパチェンスの特徴と育て方
サンパチェンスとは?
初夏〜秋の花であるインパチェンスの園芸品種名。花苗や種で有名な「サカタのタネ」の品種。
普通のインパチェンスが半日陰くらいを好むのに対し、比較的日差しに強い。
自分は「コロナオレンジ」という色を買ったが、他にもいろいろあります。
日差しに強いとはいえ…
あまりに暑いと枯れるらしいので多少何かの陰になるような場所がいいかも。我が家では、アルテミシア・ボイスキャッスルとシロタエギクで多少陰になっていました。
花が似ているニチニチソウは強い日当たりを好むので、植える場所によって使い分けるといいかも?
花期
6月〜11月くらい。絶え間なくよく咲く。
水やり
しっかり根付くまでは、地植えでも時々水やりした方がいいかも。昨年は放置してたら気付くとシナシナになっていて、慌てて水やりして復活、を何回か経験した。植え付けてからある程度時間が経つと、放置でも大丈夫だった。
肥料
植え付け時にマグァンプ。後は他の花のついでに思い出したように液肥をやった程度。
花がら摘み
勝手に花が落ちるのでしなくてもいい…が、落ちた花びらで見栄えが悪くなったり、病気になるかも、と気にするなら時々するといいかも。
昨年の様子
7月下旬
既に開花している株を植え付け。
もっと早く植えてもよかったのだが、花壇のこの位置、前の住人のマーガレットが初夏までそこそこ頑張ってくれていたので、タイミングが難しかった。春の花から夏の花への切り替えって難しいですよね。
8月中旬
暑さのためか、さすがに元気がないが、一応それなりに花を見せてくれている。ちなみに右側のヨモギみたいな葉っぱはアルテミシア・ボイスキャッスル。写真右側が南なので、夏の間いい日陰をつくってくれた。
9月中旬
少し涼しくなってきて、花数が増えてきた!
10月下旬
さらに花が増える。やはりこの花は、真夏よりも秋に入ってからが本領発揮なのかも? この頃が一番花が多かったか。
その後
ほぼ同じくらいの花数で11月まで続いた。ちょっと影になって写真が暗いですが…。
おわりに
12月になるとさすがに元気がなくなってきたので撤去。初夏〜晩秋の半年くらいの間、庭の一角を燃えるようなオレンジで彩ってくれた。
今シーズンも園芸店で見かけたら買ってしまうかも。次はラベンダー色や鮮やかな赤もいいかな…なんて考えている。
※公式サイトを見たら、コロナオレンジという品種がなくなっているようですね…。代わり?にパッションオレンジという品種が追加されている模様。
もしかすると、「コロナ」オレンジという名前が今のご時世に合わないので変更したのでしょうか…? それとも色が似ているだけで別の品種?
まあ、コロナオレンジでなくても、「サンパチェンス」自体が育てやすくて初心者向きなのでおススメです!