ズボラな週末ガーデニング

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【アイロンビーズ】ファミコン版・ドラクエ3の勇者を作ってみた!


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お題「#おうち時間


普段書いているガーデニングの話とは全く関係ないのだが、「お題に沿った内容の記事を書いてみようかな?」と唐突に思い立ち、アイロンビーズファミコンのドット絵をつくった話を書いてみることにした。

 

アイロンビーズとは?

皆さんはアイロンビーズをご存じだろうか?

赤や黄色、青などの色とりどりのビーズ(5mmほどの大きさのプラスチックの円筒)をプレートの上に並べて、あとはアイロンで加熱するだけで、犬とか猫とか、キティとか、ドラえもんとか、好きなモチーフをつくれるというものである。

 

基本的には子どもの玩具であるが、これがまたファミコンスーパーファミコンなどでドット絵に魅せられた世代には、時間を忘れて夢中になってしまう、大人も楽しめる代物なのである。

ひとまずファミコン版のドラクエ3の勇者を作ってみた完成形をお見せする。

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アイロンビーズで作った勇者

これが1時間もかからず作成できる。慣れれば30分くらいである。

これが机の上にそっと立っていたりする姿を想像してみてほしい…。

ファミコン世代にはたまらないのではないだろうか?

仕事の疲れも何だか癒される気がする(笑)。

 

 

必要なもの

※ ここでは、カワダのパーラービーズで作成する。他のメーカーからも同様の商品が出ているようだが、これが一番メジャーではないかな?扱いやすくて初心者向けという感じ。

・ビーズを置くプレート

 大きさはいろいろある。つくりたい絵の大きさに合わせて買うとよいだろう。

パーラービーズ(のビーズ)

色がミックスされてたっぷり入っているものや、色別のものがある。作りたいものが初めから決まっているなら色別のものを買えばいいだろう。

作るものが特に決まっておらず、その場で考えながら作るなら、「ミックスのものから目的の色を探す作業」もそこそこ楽しい。ミックスのものは一つ買っておくと、特定の色が足りなくなったときなどにも少し補充できて便利。

・アイロン

普通の家庭用のアイロンでよい。温度設定は中温。

・アイロンシート(アイロンペーパー)

 アイロンをかけるときに、ビーズの上にかぶせておくシート。メーカー純正のものを使用。

・ピンセット

 専用のプラスチックピンセットも買っておくと便利。慣れると2個同時に置けて作業効率もアップ!

 

写真右側が様々な色のミックスのビーズセット。左側がビーズを置くプレート(とピンセット)である。

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ミックスのビーズセット、プレート、ピンセット

 

そして下の写真は、アイロンシート(アイロンペーパー)である。

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アイロンシート

 

こんなふうに、円筒形のビーズをピンセットで置いていく。

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ビーズを置く様子

プレートには無数の「突起」が付いており、ビーズを置いたらその場で固定される(アイロンをかけるまでは自由に取り外しできる)。

 

色別のビーズはこんな感じで売っている。色はかなり種類があるので、ファミコンだけでなくスーパーファミコンくらいなら十分に対応できる。

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色別のビーズ

 

作成手順

1.設計図を手に入れる

設計図は自分で書く必要はほとんどなく、例えばドラクエ3 勇者 ドット絵」とかで検索すればすぐに出てくる。

便利な時代である。

 

もちろんオリジナルで考えてもいいし、既存のドット絵を少しアレンジするのも楽しい。例えば、勇者に剣でなく斧を持たせるとか、年賀状用にマリオに紋付袴を着せるとか。

 

2.ビーズを置く

設計図に沿ってビーズを並べていく。かなり時間を忘れて没頭する作業である。徐々にキャラクターが出来上がっていくとどんどんワクワクしてくる。

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3.足場も作る

設計図のとおりにビーズを置いたら、足元付近に「後で立てるためのでっぱり(モチーフの足)」を作っておく。

下の画像、勇者の頭の上に鮮やかな色のビーズが並べてあるが、ここに後で挿し込んで立てるので、それに対応した穴を空けておく(画像は作成途中なので、穴の位置や大きさが少しズレてます)。

アイロンの加熱でつぶれるので、穴の幅は少し大きめ(ビーズ1つ分とか)にしておいた方がよい。あと、立てたときに倒れにくいよう、前後にも少しビーズを追加。

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足場も作る

立てる場所のビーズは、自分は他であまり使わない蛍光色とかを消費しようとしてこんな派手な色ばかり使っている(笑)。

足場もこだわって、「草原や土の上に立っている姿」とかにしたければ、緑や茶色とかで作ってもいいと思う。

 

4.アイロンシートをかぶせる

並べたビーズがずれないように丁寧に…。

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アイロンシートをかぶせる

 

5.アイロンがけ

シートの上からアイロンをかける。

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6.シートを外して確認する

シートを取り外すと、プラスチックが溶けて隣とつながっている。

アイロンをかける時間が少なめだと、ビーズの丸い形が残っている状態になる。このくらいのつぶれ具合がお好みならばここでアイロンがけを止める。

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アイロンがけ 少なめ

 

7.長めにアイロンを当てると…

よりドット絵っぽくしたければ、長めに、入念にアイロンを当てると、ビーズがしっかりつぶれて四角いドットの形になる。

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アイロンがけ 長め

 

8.裏側にもアイロンをかける

裏返してシートをかぶせ、再びアイロンをかける。このモチーフはリバーシブルである。右利きの勇者にも左利きの勇者にもできる(笑)。

アイロンがけが終わった直後はちょっと熱いので注意! 熱いうちに重い本などを載せておくと、反り返ったりするのが防げる。

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裏返したところ

 

9.アリーナも作った!

ついでにドラクエ4のアリーナも作ってみた。キャラのチョイスは何となくである。

キャラを作っているだけで、当時夢中で遊んだ思い出が蘇る!

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10.足場に挿して立てる

足場に挿し込んで立てるとこんな感じ。両方合わせても、1時間もかかっていないと思う。

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立てたところ

 

おわりに

ドット絵世代にはたまらない魅力のあるアイロンビーズ

小一時間で一つの作品を完成させることができ、充実感と達成感も得られる。

気軽に出かけにくいこの時期、おうち時間を楽しく有意義に過ごすための趣味の一つとして、いかがでしょうか?

スーパーファミコンだと色数が増えるので、ビーズの選択などにもう少し時間がかかります)