ガーデニングを始めて以来、生産者の方々の熱意には脱帽しきりである。
どうやったらこんな形の花が生まれてくるのだろうか? 本当にウサギのようである(ラベルからするとガゼルなのだろうが、自分にはウサギにしか見えない(笑))。ブランド苗なので育てやすく、ガーデニング初心者向き。
ビオラ「ガゼルのかけっこ」の特徴と育て方
高知県の見元園芸さんの作出品種。このほかにも様々な個性的なパンジー・ビオラ等を販売している。
花期
10月〜5月
大きさ
3号ポットから、4月には直径50cmくらいまで育つ。
花数
すごく多い。次から次へと花が出てくる。
肥料
植え付け時にマグァンプを混ぜただけ。時々液肥をやるといいらしいが自分はやってない。
水やり
土が乾いたらたっぷりと。自分は他の花のついでに思い出したようにやる程度。
摘芯・切り戻し
不要。
あまり手をかけなくても簡単に株が花いっぱいになる。ブランド苗すごい。
植え付け、成長記録
11月上旬
植え付け。この時点で既にかなり花が咲いているが、花を除いた株は縦横10cmくらい。
11月にもなると、17時にはすっかり暗くなってしまう。暗い中ゴソゴソと庭で作業している変な人に映っていないか心配になる(笑)。
12月中旬
株は少し大きくなった程度かな、という感じだが、花は寒さに負けずにずっと続いている。
2月中旬
暖冬であたたかい日が続いたためか、花数も増えて株も大きくなってきた。
ビオラが紫と黄色なので、隣のパンジーは黄色にした。同じ色が含まれていればまとまって見えたりしないかな、という安直な狙い。
ファッションで、トップスの柄の一部にボトムスと同じ色が含まれているとまとまりがよくなる、というような話と同じではないかな…? ファッションセンスには自信がないが(笑)。
3月中旬
本格的に暖かくなってきて、本気を出してきた感じ。
20〜25cmくらいのドーム状に勝手にまとまり、花いっぱい。勝手にこんな風に育ってくれる品種を選抜するのは大変だっただろうなあ…。
隣のパンジーも圧倒する勢い。何となくビオラよりパンジーの方が大きくなるイメージだったのだが…。
花壇の中での様子(4月末)
株はどんどん大きくなり、最終的には50 cmくらいのドーム状になっている。
はっきり言って計算外、といえるほどに成長している。
直径30 cmくらいの植木鉢ならば、真ん中に1株植えておくだけでも、鉢の外側にこぼれる感じになるのではないだろうか?
おわりに
冬は宿根草がお休みになるので、どうしてもパンジー・ビオラなどの一年草が頼りである。
植える場所の面積が広いならば安めのパンジーやビオラをたくさん買って一面に植えるのもいいが、スペースが限られている場合はこういうブランド苗を植えて、生産者の熱意に思いを馳せてみるのもいいのではないだろうか。
「ブランド」と言っても、100円200円高いだけだし。
( ↓ 初心者でも育てやすい、一年草のまとめ記事はこちら!)