ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

真冬でも咲くスーパーアリッサム! 花壇からこぼれて咲き誇る冬〜春の様子


スポンサーリンク

過去記事スーパーアリッサムの2月上旬までの様子を書いた。

それから暖かくなってきた今まで、途切れることなく(むしろ繁茂し過ぎなほどに)花を咲かせてくれている。ほとんど手間もかからず、実にコスパがいい花なので、是非おすすめしたい。

f:id:an-ei:20200329210604j:plain

スーパーアリッサム

 ( ↓ 1回枯らして、リベンジで植え付けたりする日々はこちら)z-gardening.hatenablog.com

 

 

スーパーアリッサムの特徴と育て方

過去記事で書いたので簡単に。

・夏越ししにくいので通常一年草扱いのアリッサムを、暑さに強く改良した品種。ほぼ一年中花を咲かせてくれる。

・耐寒性は公式サイトによるとー5℃とのこと。ただ、強い霜が降りたりすると枯れることがあるようなので、地植えの冬越しには園芸用の不織布シートをかけたりした方が安全と思われる。鉢植えなら夜間は軒下や室内に取り込むなど。

※わが家では、暖冬の年は何もしなくても冬越ししたが、寒さで枯れてしまった年もあります。

・水やりは地植えならほぼ不要。肥料は他の花のついでに思い出したように液肥をやった程度。

・斑入りでないスノープリンセスという品種もあるが、斑入りのフロスティーナイトの方が繁茂は控えめ。環境によってはやや茂り過ぎることを除けば、育てやすく初心者向き。

 

冬〜春の様子

過去記事と重なる部分もあるが、わかりやすいので植え付け時から順に書いていく。

初めに植えた3株は夏越しに失敗したため、秋にリベンジで植え付けた2株のところから。

 

9月、植え付け

植え付け時の様子はこんな感じ。これが…

f:id:an-ei:20200329210607j:plain

スーパーアリッサム 植え付け 9月20日

 

11月中旬

わずか2カ月弱でこんな有様になる。

f:id:an-ei:20200329210611j:plain

スーパーアリッサム 11月13日

年内はこの頃が花の最盛期だったか。

 

2月上旬

さらに年を越して真冬…。

f:id:an-ei:20200329210617j:plain

スーパーアリッサム 2月5日

花は少なくなっても株自体の成長は続き、花壇からこぼれるほどに成長!
日当たりが良さそうな花壇の中ではなく、花壇からこぼれたあたりの花付きがいい。

 

伸びすぎたからカットしたかったのだが、そうすると花が咲いている大部分をカットすることに…悩ましい(笑)。

 

3月末

角度を変えて斜めから。花壇からこぼれている様子がわかりやすいだろうか?

1週間暖かい日が続いたためか、花壇の内側の部分にも少し花が増えてきたかな?

f:id:an-ei:20200329210620j:plain

スーパーアリッサム 3月28日

花壇の外のグランドカバーとして植えているクローバー(ティント・ヴェール)も、暖かくなって元気が良くなっている。というか葉が巨大化して繁茂しすぎである。

クローバーはよく踏んだ方が、背が低くて小さめの葉がみっしり茂る。踏まないでいると、葉が大きくなって背も高くなる。

ここは踏みにくい場所なので、切ったりしてちょっと整理した方がよさそうである。

 

4月中旬

花壇の内側にもすっかり花が増えてくる。巨大化&伸びすぎていたクローバーをカット。隣で咲いているビオラと、ベロニカ・ウォーターペリーブルーがいい感じでコラボ。

f:id:an-ei:20200412230629j:plain

スーパーアリッサム 4月12日

 白花なので、どんな花とも喧嘩しないので貴重。

 

ここまで見てきてくれたらわかると思うが、1ポットから相当広がる。

そして、これから植えようと思っている人に、大きな声でひとこと言っておきたい…

 

 「それほど広くない場所なら、1ポットでいい!!!」

 

1ポットで「花壇の直径50 cm(以上)が持っていかれる」ということは覚悟すべきである。

逆に直径30 cmくらいの植木鉢ならば、鉢の外に少し垂れる分も含めて、真ん中に1株植えておくだけで花束のようになるのではないだろうか。

 

おわりに

スーパーアリッサムブランド苗なので品種改良されており、普通のアリッサムに比べて特に耐暑性が高いのが特徴(それでも梅雨前とかに少し刈り込んだ方が良さそうだが)。

耐寒性も-5℃とのことなので、霜が降りない地域であれば大丈夫そう。

今年は暖冬のせいもあるのか、花が衰える様子が全くなかった。

ただ、ときおり霜が降りる地方では、真冬の夜間は不織布などで防寒した方が安全だと思われる。鉢植えなら夜間は軒下や室内に取り込むなど。

※この年は暖冬で普通に冬越しできたが、寒さで枯れてしまった年もあります。

 

普通のアリッサムに比べて少し値が張るが、ほぼメンテナンスフリーで一年中花を咲かせてくれるのでコスパは大変よろしい(一年草と割り切っても十分元が取れる印象)。

昨年は植え付けで詰めすぎたためか夏に弱ってしまったので、今年は早めに切り戻して元気に生育させたい。

 

 

( ↓ 植え付けから1年目の記録はこちら)

( ↓ 菜の花のような黄色いアリッサムもあります!)

( ↓ アリッサムに似た形で、ピンク色の花が咲くタイム・ロンギカウリスはこちら)