それから暖かくなってきた今まで、途切れることなく(むしろ繁茂し過ぎなほどに)花を咲かせてくれている。ほとんど手間もかからず、実にコスパがいい花なので、是非おすすめしたい。
( ↓ 1回枯らして、リベンジで植え付けたりする日々はこちら)z-gardening.hatenablog.com
スーパーアリッサムの特徴と育て方
過去記事で書いたので簡単に。
・夏越ししにくいので通常一年草扱いのアリッサムを、暑さに強く改良した品種。ほぼ一年中花を咲かせてくれる。
・耐寒性は公式サイトによるとー5℃とのこと。ただ、強い霜が降りたりすると枯れることがあるようなので、地植えの冬越しには園芸用の不織布シートをかけたりした方が安全と思われる。鉢植えなら夜間は軒下や室内に取り込むなど。
※わが家では、暖冬の年は何もしなくても冬越ししたが、寒さで枯れてしまった年もあります。
・水やりは地植えならほぼ不要。肥料は他の花のついでに思い出したように液肥をやった程度。
・斑入りでないスノープリンセスという品種もあるが、斑入りのフロスティーナイトの方が繁茂は控えめ。環境によってはやや茂り過ぎることを除けば、育てやすく初心者向き。
冬〜春の様子
過去記事と重なる部分もあるが、わかりやすいので植え付け時から順に書いていく。
初めに植えた3株は夏越しに失敗したため、秋にリベンジで植え付けた2株のところから。
9月、植え付け
植え付け時の様子はこんな感じ。これが…
11月中旬
わずか2カ月弱でこんな有様になる。
年内はこの頃が花の最盛期だったか。
2月上旬
さらに年を越して真冬…。
花は少なくなっても株自体の成長は続き、花壇からこぼれるほどに成長!
日当たりが良さそうな花壇の中ではなく、花壇からこぼれたあたりの花付きがいい。
伸びすぎたからカットしたかったのだが、そうすると花が咲いている大部分をカットすることに…悩ましい(笑)。
3月末
角度を変えて斜めから。花壇からこぼれている様子がわかりやすいだろうか?
1週間暖かい日が続いたためか、花壇の内側の部分にも少し花が増えてきたかな?
花壇の外のグランドカバーとして植えているクローバー(ティント・ヴェール)も、暖かくなって元気が良くなっている。というか葉が巨大化して繁茂しすぎである。
クローバーはよく踏んだ方が、背が低くて小さめの葉がみっしり茂る。踏まないでいると、葉が大きくなって背も高くなる。
ここは踏みにくい場所なので、切ったりしてちょっと整理した方がよさそうである。
4月中旬
花壇の内側にもすっかり花が増えてくる。巨大化&伸びすぎていたクローバーをカット。隣で咲いているビオラと、ベロニカ・ウォーターペリーブルーがいい感じでコラボ。
白花なので、どんな花とも喧嘩しないので貴重。
ここまで見てきてくれたらわかると思うが、1ポットから相当広がる。
そして、これから植えようと思っている人に、大きな声でひとこと言っておきたい…
「それほど広くない場所なら、1ポットでいい!!!」
1ポットで「花壇の直径50 cm(以上)が持っていかれる」ということは覚悟すべきである。
逆に直径30 cmくらいの植木鉢ならば、鉢の外に少し垂れる分も含めて、真ん中に1株植えておくだけで花束のようになるのではないだろうか。
おわりに
スーパーアリッサムはブランド苗なので品種改良されており、普通のアリッサムに比べて特に耐暑性が高いのが特徴(それでも梅雨前とかに少し刈り込んだ方が良さそうだが)。
耐寒性も-5℃とのことなので、霜が降りない地域であれば大丈夫そう。
今年は暖冬のせいもあるのか、花が衰える様子が全くなかった。
ただ、ときおり霜が降りる地方では、真冬の夜間は不織布などで防寒した方が安全だと思われる。鉢植えなら夜間は軒下や室内に取り込むなど。
※この年は暖冬で普通に冬越しできたが、寒さで枯れてしまった年もあります。
普通のアリッサムに比べて少し値が張るが、ほぼメンテナンスフリーで一年中花を咲かせてくれるのでコスパは大変よろしい(一年草と割り切っても十分元が取れる印象)。
昨年は植え付けで詰めすぎたためか夏に弱ってしまったので、今年は早めに切り戻して元気に生育させたい。
( ↓ 植え付けから1年目の記録はこちら)
( ↓ 菜の花のような黄色いアリッサムもあります!)
( ↓ アリッサムに似た形で、ピンク色の花が咲くタイム・ロンギカウリスはこちら)