春に青い花が咲くグランドカバーとして大人気の「ベロニカ・オックスフォードブルー」。
濃い青紫色の小花が素敵な花だが、「育てている人が多すぎて少し新鮮味に欠けるかも…?」というお悩みをお持ちであれば、少し変化をつけたこちらの「ベロニカ・ウォーターペリーブルー」はいかがだろうか?
オックスフォードブルーと同じく、育てやすくガーデニング初心者向け。
オックスフォードブルーの薄紫色バージョン、と聞くと興味をそそられる方もいるのではないか(自分もその一人)? 実際に購入し、育ててみた様子を報告する。
ご近所の庭に一歩差が付けられるかも…?(別にガーデニングは競争じゃないですが)
ベロニカ・ウォーターペリーブルーの特徴と育て方
花期
4~5月。薄紫色の小花が無数に咲く。
オックスフォードブルーとの比較
オックスフォードブルーは目の覚めるような濃い青紫色だが、こちらは爽やかな薄紫色。
葉の雰囲気も似ているが、こちらの方が少し葉が大きい感じ。
大きさ
高さは出ず、這うように広がる。グランドカバーとして優秀。
耐寒性・耐暑性
高い。耐寒性に比べると耐暑性はやや落ちるらしいので、半日陰くらいがいいかも。わが家では家の東側に植えています。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
昨年~今年の成長記録
8月上旬
苗を購入して2株植え付け。
これも確かおぎはら植物園で衝動買いしたもの。わりと近所のホームセンターとかでも売っているが。
既に花期を過ぎていたので、花は翌春までお預け。
9月〜11月
葉っぱが茂っているだけなので、全然写真を撮ってなかった(笑)。
かろうじて10月に全景を撮っていたので、その一部をトリミング…。
よく広がってきているが、無計画な植栽ゆえ、左右でも茂った植物に挟まれて狭そうである。
12月中旬
すっかり目的のエリア(以上)を埋め尽くしている。
葉が密に茂り、グランドカバーとしても優秀か。ひとまずこの部分には雑草は生えてこない。
霜が降りても平気!
写真のように霜が降りてもへっちゃら。耐寒性はとても高い。というか、全然気にしなくてよさそう。
3月下旬
いよいよ待望のつぼみが!
つぼみも花と同じ薄紫色なので、開花前でも、とても上品な感じ。
3月末
そしてついに一部が開花!
8月に植えて、翌年の3月末まで葉っぱを見守るだけとは……ガーデニングとは実に気の長い趣味ですね(笑)。
とはいえ、「どんな花が咲くのかな?」と楽しみに待ち続ける数ヶ月も醍醐味なのだが。
4月上旬
暖かくなり、どんどん開花が進む。次々に蕾が待機する感じになるので、「お、今日はこっちが咲いているな!」とか毎日眺める楽しみがある。
もう少し一面に咲くことを期待したが、今年はあっちが咲いて、こっちが咲いて…みたいに順に咲く感じだった。
肥料を全然やってないので、やっていればもう少し花が増えたかも?
来シーズンは少し肥料をやってみよう。
おわりに
タイトル通り、オックスフォードブルーの薄紫色バージョン、という感じの花。
手間もほとんどかからず初心者向けだと思うので、オックスフォードブルーとともに青〜紫色の花が咲くグランドカバーとして植えてみてはいかがだろうか。
( ↓ ボタンが3つありますが、楽天にしか見つかりませんでした)