オレンジ色から紫色へのグラデーションが素敵なオステオスペルマム「パープルサン」。
雑誌の特集で見かけたときからずっと育ててみたいと思っていたが、ようやく園芸店で見かけて購入することができた！
期待通り、眺めているだけで時間を忘れるような美しい花色を楽しませてくれた。
手間は花がら摘み程度で、春の花壇を明るく彩ってくれる、ガーデニング初心者向けの一年草（本来は多年草）である。
オステオスペルマム「パープルサン」の特徴と育て方
定番のガーデニング植物「オステオスペルマム」の人気品種の一つ。
オステオスペルマムには、一重咲きのものや八重咲きのものまで多彩な種類がある。
この品種は一重咲きの品種で、周囲のオレンジ色から中心部分の紫色へのグラデーションが美しい品種。
本来は多年草で、秋～冬に植えて春まで花を楽しみ、上手に夏越しすればまた秋にも咲くらしい。
が、地植えだと夏越しが難しかったりもするので、ガーデニング初心者向けのこのブログでは一年草のカテゴリに入れている。
花言葉は「元気」「無邪気」「変わらぬ愛」など。
花期
２月～５月くらい。
まだ寒いうちはチョロチョロ咲いている感じだが、暖かくなってくると花数もぐっと増える。
大きさ
縦横20 cmくらい。暖かくなると株が大きくなるが、巨大化まではせず、コンパクトにまとまる。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
耐寒性・耐暑性
耐寒性はそこそこ高いが、霜に当たると枯れる。今回は３月上旬に植え付け、その後強い霜が降りなかったので平気だった。冬越ししたければ、鉢植えなら軒下や室内に取り込んだり、地植えなら不織布等で霜よけをするといい。
春の花が終わったら切り戻して風通しを良くすると、夏越ししてまた次のシーズンに咲かせたりもできるらしい。が、春が終わったら枯れる一年草扱いが気楽かも。
植え付け、成長記録
３月上旬
苗を購入して植え付け。
今にも咲きそうなつぼみがたくさんついている。
３月中旬
さっそく２輪が開花！
３月下旬
暖かくなってきて、花がだいぶ増えてきた！
中心部の紫から周辺部のオレンジ色へのグラデーションが美しさは、時を忘れて眺め続けてしまうほどである。
４月下旬
４月いっぱい咲き続けたが、少し一休みという感じで花数が減ってきた。
５月中旬
再び花数が増えてきて、満開！
このあたりが最後のピークだったようで、その後少しずつ花が減ってきた。
６月上旬
すっかり花がなくなったので、花がら摘みをしておく。
６月中旬
残っていたつぼみが１輪だけ咲いた！
季節外れだからか、満開の頃と花色が違うように見える。
この後は、さすがに花が咲かなくなった。
何とか夏越し・冬越しして、また咲いてくれるといいのだが……。
おわりに
深めのオレンジ色から紫色へのグラデーションが美しいオステオスペルマム「パープルサン」。
雑誌で見かけてからずっと育ててみたいと思っていたが、ようやく園芸店で出会って育てることができた。
期待通り、時を忘れて眺め続けてしまうような美しい花を楽しませてくれた。
地植えだと難しいかもしれないが、うまく夏越し・冬越しできればまた咲いてくれることを願っている（一年草と割り切っても十分満足できるが……）。
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