植え付けて4年目となるスノードロップ。
一度植えたら、ほとんど何も世話をすることなく、まだ花の少ない寂しい冬の庭に彩りを与えてくれるありがたい存在である。
今年も1月初め頃から芽を出し、1月下旬~2月にかけて、庭の片隅で可憐な白い小花をたくさん見せてくれている。
環境が合えばほぼ何もせずに植えっぱなしで毎年咲いてくれる、ガーデニング初心者向けの多年草・宿根草である。
スノードロップの特徴と育て方
植えっぱなしOKの球根植物で、夏~秋は地上から姿を消しており、12月~1月くらいに芽を出す。
地域にもよるが2月上旬くらいから白くて可憐な花を咲かせる。
植えっぱなしの状態で、冬で花が少なくて庭が寂しくなる時期に咲いてくれるので実にありがたい植物。
ホームセンターの園芸売り場等で、球根の状態で多く売られている。
花言葉は「希望」「慰め」など。
花期
地域によるが、わが家では1月末~2月いっぱいくらい。花期はそれほど長くないが、まだ花が少ない冬の終わりごろに咲いてくれるので、春の到来を感じさせてくれる。
大きさ
花茎まで含めて、高さ15 cmくらい。花が小さめなので、ある程度近くにまとめて植えた方が見栄えがいい。
水やり
地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
肥料
植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。
花がら摘み(剪定)
花が終わった後は、花茎の根元からカット。
夏までに地上部の葉も自然になくなるが、この時期に球根に栄養を蓄えているので、葉はカットせずに残す。
耐寒性・耐暑性
耐寒性は高い。雪が降っても平気。
真夏に乾燥しすぎると弱るので、半日陰くらいの場所がいいらしい。わが家では家の東側に植えています。
( ↓ 1年目~3年目の成長記録はこちら!)
今年の成長記録
昨年(2022)3月上旬
昨年の花が終わり、花がら摘みを終えた後の姿。
葉はそのままにしておき、光合成によって翌年の開花のための栄養を蓄えてもらう。
このまま放置していても、夏ごろまでには地上部は枯れてなくなる。
今年(2023)1月上旬
お正月のバタバタが終わった後、ふと庭に出てみると、片隅で芽を出しているのを発見!
毎年律儀なものである(笑)。
1月下旬
すっかり茎を伸ばしてきて、今にも咲く直前という感じ。
雫のような白い蕾も可憐である。
2月上旬
写真上の方の花が少し開き始めた!
そして4日後、全体的に咲き始めて満開!
花の中の様子
下向きに咲くので、ちょっと持ち上げて花の中を見てみると……こんな感じ。
昨年度までとの比較
1~4年目との比較。
1~2年目よりは圧倒的に花数が増えている。
3年目の昨年と比べると、あまり変わっていない感じかな?
少しだけ花数が増えたような気もするが。
おわりに
今年も庭の片隅で可憐な白い小花を咲かせてくれたスノードロップ。
本当に手間がかからず、環境さえ合えば毎年冬の庭が寂しい時期に彩りを与えてくれる。
このまま3月に入るくらいまで楽しみ、そしてまた来年この花姿に出会いたいと期待している。
( ↓ 1年目~3年目の成長記録はこちら!)