ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

こぼれ種も加わった今年のノースポール! 手間いらずで冬の花壇が賑わう!


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昨年の冬にも植えて大満足だった一年草ノースポール。

今年も花壇の全く同じ位置に植えてみた。

1株だけ植えたつもりが、どうも昨年のこぼれ種からの発芽もあったようで、それらも加わってなかなか豪華になってくれた。

一年草は基本的に1シーズンだけ楽しむつもりで購入しているので、こぼれ種から咲いたりするとなかなかお得な気分である(笑)。

冬の花壇が寂しい時期に、マーガレットの白花のような花を元気に咲かせてくれて、さらに春になると本格化して花数もたくさんになってくれて頼もしい植物である(苗も安いし)。

ほとんど手間もかからず、簡単に株いっぱいの花を咲かせてくれる、ガーデニング初心者向けの一年草である。

ノースポール 花 苗 花言葉 特徴 育て方 こぼれ種 クリサンセマム 花壇

こぼれ種も加わったノースポールが満開!

 

ノースポールの特徴と育て方

花だけ見るとマーガレットとほとんど見分けがつかないような白花(真ん中は黄色)。

マーガレットが主に春に咲くのに対して、こちらのノースポールは冬の寒さにも負けずに咲いてくれる。

苗も園芸店で比較的安く売られていることが多く、パンジービオラなどとともにたくさん購入して植え付ければ、簡単に冬の花壇を賑やかにすることができる。

冬のガーデニングの強い味方、という感じ!

花言葉「誠実」「愛情」など。

 

花期

12月~5月くらい。

寒い時期から花が途切れずに続くが、暖かくなってくると株を覆い尽くすくらい花いっぱいになる。

大きさ

苗で売られているのは縦横15 cmくらい。

冬のうちはそれほど大きくならないが、やはり春になると急に成長を始め、1株で縦横40~50 cmくらいになる。

水やり

地植えならほぼ不要。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。

肥料

植え付け時にマグァンプ。あとは他の花のついでに発酵油かすをまいたことがあった程度。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は高い。地植えでも特に何もしなくても開花しながら冬を越す。

耐暑性は高くないので、春まで楽しんで終わりの一年草

ただし、こぼれ種で秋~冬に芽を出してきたりする。

 

( ↓ 花が非常によく似ている、マーガレットの白花との比較はこちら!)

 

 

植え付け・成長記録

昨年(2020)12月下旬

春~秋に宿根草アラリアサンキングが陣取っている場所が、冬になると空いて寂しくなってしまうので、今年もこの場所にノースポールを植える。

初めは縦横15 cmくらい。

ノースポール 植え付け 12月20日

ノースポール 植え付け 12月20日


昨年も今年も、完全に「年末」という時期に植えているが、もう少し早めの11月くらいに植えてもよさそう。

その方が根がよく張ったり、株が少しでも成長して大きくなったりしそうである(が、たいてい忘れている(笑))。

 

今年(2021)1月下旬

株の大きさはほとんど変わらないが、少しずつ花数が増えてきた。

ノースポール 1月31日

ノースポール 1月31日


こんな程度でも、真冬の花壇は寂しくなっているので、かなり救われた感じになる。

 

2月上旬

寒いうちはそれほど花数が増えないが、一度咲いた花はかなり花もちがよく、長期間咲いてくれる。

……とここで、苗を植えた場所の左側に、明らかに同じノースポールの葉と思われるものが出てきているのを発見!

ノースポール 2月3日

ノースポール 2月3日


昨年も植えた場所なので、もしかして去年のノースポールのこぼれ種から発芽したかな? と嬉しくなる。

 

3月中旬

植えた苗に遅れて、こぼれ種の方も咲き出す!

「ただの雑草かもしれない……」と少し疑っていたが、やはりノースポールであったことが証明された(笑)。

ノースポール 3月17日

ノースポール 3月17日


 苗はおそらく温室等で花期が早められているために晩秋~冬から咲いているが、種から発芽した場合の本来の花期はこのくらい(3月)がスタートなのだろう。

植えた苗の方も、だいぶ大きくなって花数も増えてきた。

 

4月中旬

暖かくなってくると、急激に株が大きくなり、花数も増えてくる!

こぼれ種の方も大きくなってきて、植えた苗の株と一体化したような感じになってきた。

ノースポール 4月15日

ノースポール 4月15日


隣に植えているクリサンセマム・ムルチコーレとは、黄色でコラボしていていい感じである。

ノースポール 4月15日 ムルチコーレとのコラボ

ノースポール 4月15日 ムルチコーレとのコラボ


 

5月中旬

このくらいの時期になってくると、さすがに元気がなくなってくる。

ノースポール 5月16日

ノースポール 5月16日


苗を植えたときから数えれば、ほとんど半年くらいの間楽しませてくれていて、実にお得である。

冬の間花壇を守ってくれた一年草から、春~秋の宿根草へバトンタッチである。

 

隣に植えているアラリアサンキングが大きく成長してきているので、このあたりで撤去するか大幅にカットするか……。

今年はこぼれ種の分もかなり楽しませてもらったので、アラリアサンキングの邪魔にならない程度に残し、来シーズンへのこぼれ種を期待して少し残しておこうか?

 

おわりに

今年も冬~春の花壇を賑わせてくれたノースポール。

本当に初心者向けで、地植えならほとんど何もしなくても冬に花を咲かせ続けてくれて貴重である。

何年かガーデニングをしていると、徐々に「この場所のこの季節にはこの植物」のような担当が決まってくるのも面白い。

わが家の庭はあまり広くない関係で1株だけ植えているが、スペースに余裕があるなら、何株か購入してパンジービオラなどとともに植えれば、冬でも花壇が賑やかになると思う(苗も安いし)。

今年の年末には、少し早めの晩秋くらいに購入して植え付けてみようか(たぶん忘れるけど(笑))。

 

( ↓ 種からも育てられます。たくさん育てたければ、種からの方がお得かも?)

 

( ↓ 1年目の成長記録、マーガレットとの比較などについてはこちら!)

 ( ↓ 記事中に出てきたカラーリーフ、アラリアサンキングの記事はこちら!)

( ↓ 初心者でも育てやすい、1年草のまとめ記事はこちら!)