馬鹿の一つ覚えシリーズ。青・白・紫系の穂状の花の紹介。
涼しげな花が長く咲く多年草の「サルビア・サリーファン」である。
園芸店で開花している苗を見つけて、あまりの美しさに感動。すぐにその場で検索し、育てやすそうだと分かるや衝動買い(笑)。
ブランド苗なので手間もほとんどかからず育てやすく、初心者向き。
しかも宿根草なので毎年綺麗な花を見せてくれる。
これは稲毛の「ファームユニバーサル千葉」で購入。
行ったことがある人はご存じだと思うが、ここは苗売り場のほかにも観葉植物・多肉植物や園芸グッズなどが多数売られている(レストランもある)。
そして苗売り場は大型ホームセンターなどに比べると広くはないが、厳選されたちょっとおしゃれな植物がたくさん並んでいる。
全体的に「センスがいい!」と感じてしまう園芸店である。
千葉の他にも、東京や大阪にもあるらしいので、ぜひ訪れてみてください。
サルビア・サリーファンの特徴と育て方
花期
5月〜10月くらい。(ちょろちょろとした花であれば、昨年は1月くらいにも残っていた)
花とその種類
サルビアらしい15㎝くらいの穂状の花。色のバリエーションは、薄い青、濃い青、白と青のバイカラーなど、夏らしい涼しげな感じのもの。
大きさ
高さも幅も、40〜50㎝くらい。
肥料
植え付け時にマグァンプ。その後は他の花のついでに、思い出したように液肥をやった程度。
水やり
庭植えならほとんど不要。夏の暑い時期に、他の花のついでにときどき水やりをした程度。鉢植えなら土が乾いたらたっぷりと。
植え付け&成長記録
6月中旬
苗を購入して植え付け。既に結構花が咲いていた。
もう少し早く植えて、徐々に開花する様子を楽しみたかったが…(笑)。
7月下旬
元気に生育して、多くの花を見せてくれた(写真に写っている、花の先が尖っているのはベロニカ・フェアリーテイルです)。
明るい色の砂利に、涼しげな花穂が映える。
8月上旬
最も元気に咲いていたときの綺麗な写真がなくて失礼…。こんなピンボケしたような写真しかなかった。最盛期はもっと素敵な感じです。
10月後半~11月くらい
このくらいの時期になると元気な花は少なくなって、小さい花が細々と咲いているだけになる。
それでもこの時期は他の花も少なくなって寂しくなるので、この花があるのとないのとでは賑わいに大きな差がある。
1月下旬
もう本当にチョロチョロとしか花はないが、冬の寂しい花壇を飾ってくれていたので惜しくて切りそびれてしまった。
株を元気に保つためには、もう少し早く切り戻してもいいと思う。
2月中旬
残しておく意味があるのか、というレベルの状態(笑)。
さすがに下葉もなくなってきたので、この後切り戻した。
最後にちょっと花のアップを。
左のバイカラーのものは、白い花穂の周りに薄紫色の花が縁取りをつくり、見ているだけで涼しさを感じる素敵な色合い。
右の一色の方も、深い青紫の花色に吸い込まれそうになる。
おわりに
多年草は花期が短いものが多いが、この植物は涼しげな花を長く咲かせて楽しませてくれた。
普通のブルーサルビアは少し飽きたな…と思うなら、ぜひおススメである。
ブランド苗のため普通のサルビアよりは少々お高いが、コスパという面ではかなりの優秀さを見せてくれたように思う。
ズボラなガーデニング的には、(そんな湯水のようにはお金を使えないが)少々高くても手間がかからなかったり、一度植えたら長く花を楽しませてくれるような植物は貴重である。そのあたりの手間と金額のバランスが大事。
また初夏に涼しげな花を見られるのが楽しみである。