バラを育て始めて2年目、今シーズンのオリビア・ローズ・オースチンがついに開花!
昨年は5月下旬に開花苗を購入したので、4月の開花を見られるのは初めてである。無事に花を咲かせるところまで来られてホッとしている。
耐病性が極めて高く、初心者向けのバラという評判は本当だった!
オリビアローズオースチンの特徴と育て方
過去記事でも書いているので簡単に。
・イングリッシュローズ・デビッドオースチンのバラ。デビッドオースチンの孫娘の名が付けられており、相当の自信作であることがうかがえる。
・最大の特徴は耐病性の高さ。現在のところイングリッシュローズ最強らしい。黒星病、うどんこ病らしきものを見かけたことがない。病気に対しては実際、昨年はほぼ無農薬。
・耐病性が高くても害虫はつくので、アブラムシらしき虫を発見したときにちょっとスプレーをかけたことはあった。あと、株元にコガネムシを発見したときに、念のためオルトランDXをパラパラまいたことはあった。
・イングリッシュローズとしては花もちがよく、気温にもよるが4~5日くらい。
・強香というほどではないが、さわやかでフルーツのような香りがする。
・現在のところ、巨大化はせず、こんもりと茂ってくれている。剪定は、植えてから2〜3年は軽めでよい。
・春〜夏まで繰り返しよく咲く。秋は株が充実するまで咲きにくいらしい。
芽吹き〜開花までの成長記録
2月上旬
1年目なので枝の上1/3くらいを目安に剪定。
この枯れたような姿から…
2月中旬
芽吹き! やはり生きていたのですね!と声をかけたくなる(笑)。
枯れたような枝から芽が出ている様子は、まさに生命力に溢れてはち切れてきた、という感じがする。
4月〜5月 開花までの変化
ぐんぐん枝や葉を伸ばしながら成長し、4月中旬にはすっかりこのような姿に。
そして4月12日、蕾(つぼみ)が確認される!
蕾を確認、とか書いているが、毎日しっかり見ていれば、もっと小さい蕾のときに発見しているはずであるが……(笑)。
<ここから蕾の変化を定点観測!>
4月24日 、蕾にピンクの筋が!
これを見つけたときのテンションの上がり方、バラを育てている方には分かると思います…(笑)。
※ 写真では既に少しがくが開いてきていますが、正確にはテンションが上がったのはこの数日前、もう少しうっすらとピンクの筋が見えたときです。
4月27日、がく(萼)が開き始める!
翌4月28日、がくがほぼ完全に開く!
雨粒に濡れている姿も美しい。
さらに翌日、4月29日。
蕾がゆるんで、何だかふくよかな感じになってくる。
2日後、5月1日の朝6時。いよいよ開花が始まる!
このくらいの控えめに開いている姿もまた美しい。
同じ日の朝8時。2時間ほどでさらに開いている。
さらに同じ5月1日の夕方17時。花の形が整ってきている。
開き始めると1日でかなり姿が変わった。
バラが咲き始めたというだけで、この日の日中は仕事をしながらも一日中ウキウキしていた。
そして5月2日、ついに開花!
……と言っていいのかな?
どこからが「開花」と言うのかよくわからない。
皆さんはどこからを開花とみなしていますか?
周りにもまだこれから開く蕾がいくつも待機している。
次々に咲いてくれるのが楽しみ!
最後にもう少し、上から花のアップ。
内側から外側に向かって、徐々に色が薄くなってくるグラデーションが美しすぎる!
蕾のときは外から見て濃い目のピンクなのに、開花すると外側も含めて薄いピンクに変わるのは何故だろう?
蕾のときは花びらが密集して重なっているからかな?
おわりに
昨年は5月下旬、開花苗の購入だったので、春の一番花の開花を見られるのは初めてで興奮した。
地植えして1年、剪定や寒肥にも挑戦して、無事咲いてくれたことに喜びとともにホッとした気持ちである。
さすがは初心者向けのオリビアローズオースチン、バラ栽培2年目でも無事に開花させることができ、イングリッシュローズ最強の品種と言われるだけあると思う。
これから残りの蕾も開花し、株いっぱいに咲いた姿を見られるのを楽しみにしている。
今回の記事はここまで。また満開の様子や、咲き進んで変化した花の形は別の記事で書こうと思います(同じバラで何回記事を書くんだ…(笑))。
( ↓ ついに2年目の満開を迎えました!)