ズボラな週末ガーデニング

多年草、宿根草を中心に、少し一年草とバラ。主に初心者向けのガーデニング情報!

ホントに植えっぱなしOK! 無数の星を咲かせるハナニラ(イフェイオン)


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植えっぱなしOK、しかも肥料も何もいらず、初心者でも勝手に増えて春には白い星のような花(白以外もあるが)を一面に咲かせる…。

野原の自然なお花畑のような風景をつくりたければ、このハナニラはうってつけだろう。

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ハナニラ(イエイオン)

 

 

ハナニラの特徴と育て方

白い花のものがよく売られているが、白、青、ピンクなどのバリエーションがある。イフェイオンイエイオンという名前でも売られている。

黄色いキバナハナニラは少し種類が違う。ともに育てるのは簡単で、初心者向き。

花期

3月〜4月

大きさ

1株は縦横15 cmくらい(今のところ)。地下の球根で増えるので、そのうちどこまでが1株か分からなくなるだろうが。

増やし方

放置でも分球して勝手に増える。何年も放置すると一面がお花畑に。

水やり、肥料

昨年はまったくやらず。鉢植えならばときどき水やりをした方がいいらしい。

耐寒性・耐暑性

高い。夏には休眠して地上部がなくなる。

 

昨年~今年の記録

昨年3月上旬

3月上旬、植え付け。この年は開花している株を購入し、初めから咲いていた花と後から少し出てきたつぼみが咲いて終わりという感じだった。

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ハナニラ 植え付け 3月3日

開花株の場合、温室などで花期が早められているためか、本来の花期よりも早めに花が終わってしまうことが多い気がする。

植え付けたのは白、ピンク、青の3種類(記事冒頭の写真)。

 

初夏くらい

休眠して地上部がなくなる。当時はブログを書くことなんて考えてなかったので、さすがに休眠して土だけになっている様子の写真なんて撮ってません。

「適当に別の場所で『土だけの様子の写真』を撮ってしまおうか…?」なんていう邪悪な考えが頭をよぎったのは秘密である(笑)。

 

翌年3月下旬

そして翌年春、最初の花を確認! ピンクの花が一番乗り。

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ハナニラ ピンクの花が開花 3月20日

昨年購入したときには、3月上旬には既にたくさんの花が咲いていたので、やはり販売時は温室で開花が早められていたと思われる。

購入した園芸店では、ポット苗は屋外のガラス張りの区画(横から風は入る程度だが)に置かれていた。

暖房の効いたガラス張りの温室、というほどでなくても、陽当たりがよくて寒風が当たりにくい場所ならば花期が早くなるかもしれない。

 

3月末

次々につぼみが上がってくる。葉も増えてきて、株自体が大きくなってきている。

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ハナニラ 3月31日

写真の左側の方に見えているのは、休眠時にハナニラの場所を忘れて、考えなしに植えてしまったスーパーアリッサム

少しハナニラの領域を圧迫してしまっている…。

休眠する植物は植えた場所を忘れないようにしましょう(笑)。

 

4月上旬

暖かくなってきて、かなり咲き揃ってきた!

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ハナニラ 4月8日

白とピンクの花が元気に咲いているが、青い花も咲き始めている。

花の高さといい、葉を含めた株の大きさといい、白やピンクのものと比べて全体的に小さい……なぜだろう?

同じ「ハナニラ」といっても、色の違いで多少種類が違うのかもしれない。

購入時のラベルには、白は「アルベルト・カルティーリョ」、ピンクは「ピンクスター」、青はジェシーという何だかカッコいい名前も書いてあった。

ジェシーと聞くとすぐフルハウスのおいたんが思い出される自分の脳…(笑))

 

朝日に照らされる白花。さわやかな気持ちにさせてくれる。

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朝日に照らされるハナニラ

自分は花や植物が朝の光に包まれているときが一番好きである。

斜めから陽がさすことによって影ができ、真っ昼間では見られない表情が見られる気がする。(昼間にたくさんの光を浴びている姿も好きですが…)

 

一年前と現在の比較

白花で成長具合を比較。夏に一旦地上部がなくなって、次に出てきたときにはもとより大きくなって出てくる。

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ハナニラ (左)1年前 (右)現在

肥料も水やりも何もしないでこの成長ぶりである!

花自体の背丈も、一年前は10 cmくらいだったのが、今年は20 cmくらいになっていて、見応えが増している。

 

おわりに

この場所は南側ではあるが、隣家の北側の塀によって日陰になる場所なので、あまり陽当たりがよくない。陽当たりがいい場所ならばもっと早く増えるのだろうが、日陰でもそこそこ増えてくれるらしいので、長い目で見守ることにする。

2年後、3年後にはこの50 cm四方くらいのスペースを埋め尽くしてくれることを期待する。

ホントに何にもしなくていいので、手間いらずのズボラガーデニング的にはおススメである。

※ 地植えだと週末の水やりすらいらないので、手がかからなさ過ぎてつまらないかもしれないが…(笑)。

 

 

 

( ↓ さらに株が成長した、翌年の様子はこちら!)