ズボラな週末ガーデニング

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新時代の洗剤革命!? 「洗たくマグちゃん」が凄い!(化学的な原理の考察も…)


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ガーデニングと関係ない話題で恐縮なのだが(最後にちょっとだけカスリます(笑))、全く新しい衣料用洗剤「洗たくマグちゃん」が凄いのでちょっと紹介してみる。

知っている人にはもう有名な商品かもしれないが、オリジナリティのためちょっと化学的な原理の考察も加えてみた。

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洗たくマグちゃん これが洗剤!?

 

 洗たくマグちゃんとは?

実際に使ってみて、新時代の洗剤「洗たくマグちゃん」に感動したので、その特徴を列挙してみる!

普通の洗剤との違い

・いわゆる普通の洗剤と違い、界面活性剤が入っていない

・直径15cmくらいのメッシュの袋に細かなマグネシウムの粒が多数入っている。

使い方 

洗濯の時にマグちゃんを一緒に入れるだけ! 洗濯の後は他の洗濯物と一緒に干しておくだけ!

必要な個数

・マグちゃんだけで洗濯する場合、(洗濯物の量にもよるが)2個入れる。

洗剤と併用の場合、1個でいい。この場合、マグちゃんは洗浄効果を増加させる効果になる。

部屋干しにも効果的!

普通の洗剤より部屋干しの嫌な匂いが少ない。

衣服以外も綺麗になる!

使用後の水が流れることで、洗濯槽や排水管まで綺麗になる(これが凄いと思う…)。

コスト

ひとつ約2000円と少し高いように感じるが、1年間使えるので洗濯1回あたり約6円、2個投入時も12円程度。

柔軟剤も不要!

柔軟剤を入れなくてもふんわり!

 

その他いろいろ特徴はあるが、これ以上書くとただのステマ記事になりそうなので、詳しくは公式サイト等を見てください(笑)。

ただ、実際に我が家で使っている感想としては、上記のことはだいたい当てはまっているという印象(我が家では洗剤無しでマグちゃん2つの使用)。

…排水管とかは確認してないけど。

 

洗たくマグちゃん、おススメである。

ひとまず何人もの友人におススメした結果、不満の声は全く聞こえてこない。

 

原理を考えてみる…

※ 小難しいことを長々と書いているので、興味がない人はこの項を読み飛ばしてください(笑)。

化学反応式と反応の進行

商品の袋などの説明にはマグネシウムが水と反応して水素を生じ、アルカリ性になる、と書いてある。

ということは化学反応式は

 Mg + 2H2O → Mg(OH)2 + H2

となるだろう。

ただし、マグネシウムは常温の水とはほとんど反応しないはずである(沸騰水や高温の水蒸気とは反応する)。

ただ「常温の水と反応しない」といっても、「高温なら」反応するのだから、20℃程度の温度で多少反応が進んでもおかしくはない。

目に見えて水素等が生じる反応速度ではないということで、化学平衡を考えれば、常温でもちょっとは上記の反応が進んでアルカリ性になっているのだろう。

よく考えれば「金属のナトリウムと水との反応」のように、目に見えてブクブクと水素が発生するように反応がどんどん進んでいたら、300回以上使用することはできないと思われる(笑)。

 

洗浄作用の原理

次に洗浄作用だが、生じるアルカリが油分を分解して石鹸に変えて洗浄作用を示す、と書いてある。

油を分解して石鹸にする、ということは加水分解作用(けん化)が起こっていることになるが、通常のけん化では強塩基(強アルカリ)の水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどで行う。

しかし水酸化マグネシウムの水溶液程度のアルカリ性加水分解できるのか、が問題となる。

水酸化マグネシウムは高校の教科書では弱塩基(弱いアルカリ)に分類されることが多いが、実はそれは「溶解度が小さいために、水溶液が『弱いアルカリ性を示しやすい』」ということであり、電離定数などを考えると、実は物質としては強塩基なのである。なのである程度は油の分解が進んでもおかしくはなさそうである。

油の分解に水酸化ナトリウム等を使うというのは、あくまでも「油を分解して石鹸の大きな塊をつくる」ときの話である。

洗濯機内で直接洗浄する程度なら、いくらか分解されて生じた石鹸成分で十分なのかもしれない(油が分解して生じた脂肪酸マグネシウムと沈殿をつくってしまいそうでもあるが…難溶性の塩でも溶解度積に沿った程度の溶解度が多少あるから、洗濯機の多量の水の中では少量なら何とか溶けていられるということか?)。

 

※ 上記の長々とした説明は公式のものではなく、自分が商品の記述などから勝手に考えたものです。自分は高校で化学が好きで、大学でもそこそこ学んだもので、ついつい偉そうに長々と書いてしまいました。興味ない人すみません。

 

実際の袋と洗濯後の様子

洗濯マグちゃんの袋。不器用なので袋から出すときに斜めに切れてしまった(笑)。そして袋から出す前に写真を撮っておけばよかったと後悔。

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洗たくマグちゃん 袋から出したところ

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洗たくマグちゃん 袋の裏面

 

洗濯後、マグちゃんを一緒に干しているところ。他の洗濯物が写らないように撮るのが難しかった(笑)。

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洗たくマグちゃん 使用後に干しているところ

 

上にも書いたが、結論としては「(普通の)洗剤いらないじゃん!」ということである。

普通の洗剤と比べて、汚れが落ちてなくて困る、ということも今までのところ全く感じない。

これを入れて洗濯して、後は一緒に干しておくだけでいいので便利というしかない。

 

終わりに

洗剤の話と小難しい化学の話しかしていないので、ガーデニングブログらしいことをひとつ。

このマグちゃんは、約1年ほどの使用後、庭に撒いて肥料にすることができるのです!

マグネシウムといえば、園芸では「窒素、リン酸、カリ」の次に重要な成分ですよね! いわゆる苦土石灰の「苦土」である。

洗濯後の水を花壇に撒いてもいいらしいですよ(やり過ぎには注意)!

…こうしてガーデニングと無理やりつなげたところで、今回の記事を終わります(笑)。

おまけ

商品のネーミングも秀逸だと思う。

「マグちゃん」または「洗たくマグちゃん」と何回か口に出してみて下さい。

…なんか気持ちよくないですか?

思わず口に出してしまう感じ。凄い。

( ↓ 洗たくマグちゃん)


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